残業規制 | 大阪の社長 kentのブログ

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関西で介護事業と不動産オーナー業をしている社長の
日常感じた事や出来事を綴っています。

今朝の日経に興味深い記事が掲載されていました。

 

「残業規制、働き方変わるか3 休みは増えたが日当は…」と言う見出しで、公共事業の入札に応札がない状況が増えていると言う事が書かれていました。

 

建設業の多くは週休1日制であったのが、この度の働き方改革で週休2日制に移行しており、今までよりも工期が伸びたり、建築コストが上昇する事が予想され低予算の案件には誰も応札しない事が増えていると言う事です。

 

また、記事には一人親方と言われる働く方をしている人が、今までの収入よりも月間10万円ほど収入が減ると紹介されていましたが、この働き方改革って一体誰の為のモノなんでしょうね?

 

本人が希望していても一律に残業を規制するのはどうかなって思ってしまいますが、こう言った規制が厳しく適用されなければ無理やり残業を強制する事案があるって事なんでしょうか???

 

でも、正直、生活費を増やしたいが為に残業を喜んでする人もいますし、最近はダブルワークをする人も増えてきていますよね?

 

ダブルワークをするくらいなら慣れている職場で働く方が良いと思う人も多いのではないでしょうか???

 

建設業、サービス業、運送業、病院などはこの働き方改革で大きな影響が出るのは必至でしょうし、かと言ってこれらの業界に何も手を打たずにいると言うのもどうかなって思うので難しいですよね。

 

ウチの会社では基本的には残業は禁止していますし、有休も積極的に取得してもらっていますが、職員の急な退職や休みなどでどうしても人手が足りない時には残業もお願いしています。

 

急な退職や休暇にも対応できるように余剰人員を各施設に配置するのが正しいのか???

 

でも、今まで多くの介護事業者を見てきましたが、不採算の会社って余剰人員の抱え過ぎって所が多いようにも思いますし、かと言って常に人員が足りていない事業所も直ぐに人が辞めてしまい、結局は事業がうまく行かなくなるように思います。

 

う~ん。。。

 

これって難しいですよね?

 

働く方改革が働く人の権利や人間らしい生活を守る為にあるのなら、ある程度の本人の選択も許されるのではないかと思います。

 

でも、そう言った考え方自体が経営者側のエゴなんでしょうか???