成功する不動産屋と成功しない不動産屋の違いって??? | 大阪の社長 kentのブログ

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関西で介護事業と不動産オーナー業をしている社長の
日常感じた事や出来事を綴っています。

世の中には成功する経営者と、成功できない経営者がいますよね?

 

僕自身は長年不動産業界にいましたし、独立したのも不動産業でしたので、多くの不動産業界の社長さんを多少なりとも存じ上げています。

 

その中で一時は成功したけれど、今では経営がうまくいっていない方もおられますし、どんどん大きく成長させ続けている方もおられます。

 

また、当初から事業が軌道に乗らずに終わってしまわれた方もおられます。

 

その違いってどこにあるのでしょうね???

 

成功する経営者と成功できな経営者の差って、極めて簡単に言えば成功するやり方をされているか、そうではないやり方をされているかの違いだと思っています。

 

僕が不動産業界に入ったのはもう37年も前になりますが、その当時はバブルの少し前でした。

 

バブル期は誰でも彼でも儲ける事ができましたので、成功するやり方ってなんでも成功していたと思います。

 

ただ、儲けたお金の使い方でその後は随分変わっていましたね。

 

ミナミや新地では一晩で信じられない様なお金が動いていましたし、贅沢する事がカッコ良いと思われていた時代でしたよね?

 

それは不動産業者だけではなく日本の多くがその様な感覚に陥ってしまっていたように思います。

 

「不動産神話」と呼ばれるものがあり、日本の不動産価格が下がる事はないと多くの人が信じ、日経平均は40,000円を超える勢いで上がり続けていました。

 

一般の人たちも早く家を買わなければ、どんどん値上がりして手が出なくなってしまうと言う恐怖心から、物件や価格、返済などを考慮しないで購入されていました。

 

もう時効なので話しますが、僕自身も個人で中古マンションを転売して随分儲ける事ができました。

 

当時の給与が確か40から50万円程度だったと思いますが、若干23歳、24歳にしては貰っていた方だと思いますが、1物件転売するとサラリーの数年分の儲けが出ました。

 

あのバブル期には会社からの給与(歩合)を増やすよりも、自分で売買した方が遙かに儲かると言う事が体感できました。

 

僕は中古マンションでしたが、1棟マンションや土地を扱われていた方たちは儲けの額は、一桁も二桁も違う規模でしたね。

 

その当時からどうやったら儲ける事ができるのか?

 

リスクとリターンのバランスは考えていたように思います。

 

事業を成功させる人は「儲かる」嗅覚が優れているので、少しだけ時代を先読みする能力があるのかも知れませんね。

 

真面目に一生懸命に働くことがmustではなく、市場の隠れたニーズやほんの少し先を読む力が大切だと思います。

 

また、自分だけではなく事業に協力してくれる周りの力を如何に集結できるのか?って事も重要ですよね?

 

結局、人に嫌われる人格の人って中々成功できないと思います。

 

でも、例え周りの人からどう思われようと、自分の意思を貫く勇気も必要だとは思いますし、人の良さだけでは事業って成功しない事もありますよね。

 

儲ける事が目的なのか?

 

儲けた先に目的があるのか?

 

本来は儲ける事は手段であって、目的ではないと思います。

 

そこを自分の中で理解している人って案外少ないって事も見てきました。

 

事業経営をしていると知らぬ間に儲ける事が目的化してしまう事がありますが、それでは成功する事や成功を持続させる事って難しいですよね。

 

儲けた先にどの様な景色を見ているのか???

 

そこがとても大切なんだと思っています。