昨日は10月度の経営会議でした。
9月度の業績は8月と比べると売上、利益ともに若干減少しましたが、経常利益率は28.2%と好調をキープしています。
今年の4月にOPENした奈良県橿原市の住宅型有料老人ホーム 寿福の郷 橿原 も8月から漸く営業利益では黒字となりましたが、9月度は経常利益ベースでも10%以上を残せるようになりました。
事業を行い赤字になるって通常は考えられない事ですし、普通に考えれば事業の継続ができなくなります。
そうならない為に経営者は色んな施策を講じ、収益力を高める努力を行います。
簡単に言えば、
如何にして経費を削減するのか?
と同時に、
いかにして売り上げを最大化するのか?
って事に尽きると思います。
実際に赤字になってから慌ててみてもどうしようもなく。。。
やはり事前に数字の予想を読み解く力が必要なんでしょうね。
でないと抜本的な対策を講じたり、事業構造の改革を推進する動機が弱くなってしまいます。
見えているのに見えていないフリをするが如くに…
もしも社長がそうなれば、その会社って先が見えていますよね?
リーダーには予見能力、予知能力も大切な資質だと思っています。
まぁ見たくないモノがあるのも分かりますが…
でも、目を塞いでいて現実が好転する訳もなく、事実は事実として受け止めるべきですよね。
って、これは自分自身に言い聞かせている言葉ですが…
毎月の各事業所の業績を見ていても、どこの事業所も概ね素晴らしい業績を残してくれていますが、そこには人知れず努力されている結果だと思います。
概ねすべての事業所が同じ様な結果が出ていると言うのは、社内に構築した仕組みがうまく機能しているからなんだと思いますが、それを継続していくには仕組みだけではなく、現場では垂らしてくれている従業員さんのモチベーション、士気を高める取り組みも必要になりますよね?
そこが未だに構築できていない事が、自分自身にとって先程書いた「見たくないモノ」に当たるんでしょうね。
また、現実から目を背けている訳でもないと思っているのですが、実際には同じ事が繰り返されている事実を真摯に受け止めなければいけないのでしょうね。
確かに、会社の経営数値は素晴らしいと自分でも感じていますが、不思議にそれを心から素直に喜べない自分がいるのも事実です。
何の為に会社を経営しているのか?
業務の効率化を進め、客単価をあげる施策を行い、地域一番店になれる様にドミナント式に事業領域を拡げていく
それで高収益企業にはなれましたが、ウチの会社で働く従業員に負荷をかけ、会社を辞めていく人が続出している現状
こんな思いをする為に会社を経営している訳じゃない筈なんですが…
多分、自分自身のステージを一段上げれなくて超えられない壁なんでしょうね。
この壁は
しっかりと考えます。