「なぜ企業は高収益でなければならないのか」 | 大阪の社長 kentのブログ

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関西で介護事業と不動産オーナー業をしている社長の
日常感じた事や出来事を綴っています。

昨日は旧盛和塾大阪の集まりがあり参加していました。

 

次回の委員会の勉強会で視聴するDVDを選ぶ為に集まっていたのですが、こんなご時世なので当然zoomでの開催です。

 

僕はこの委員会でDVDを担当しているのですが、毎月1回次回の勉強会っで稲盛塾長の講話DVDをどれにするのか?って事を決めるだけでも結構な時間を費やしています。

 

前に僕が世話人をしていた時など、DVDの選定に時間をかける事もなく、ある意味どれを見ても良いと思っていたくらいです。

 

でも、塾長講話は聞けば聞くほど、毎回自分に刺さる部分が違っています。

 

前回聞いた時にはこの部分が「グサ」って刺さったのに、今回はこの部分が突き刺さったって感じで毎回新しい発見があります。

 

それだけ講話の内容が奥深いって事なんでしょうし、自分がまだまだ気付けていない事や見えていない事が一杯ある事を教えていただけます。

 

そんな中で昨日選ばれたDVDのテーマは、「なぜ企業は高収益でなければならないのか」と言うものです。

 

コロナ禍で多くの塾生企業も苦しんでいると思いますし、まだまだコロナが収束する兆しも見てきません。

 

そんな状況でも会社を守る、雇用を守る為に日々戦っている経営者は多いと思います。

 

今日を乗り越えるだけでも必死なのに、今、「高収益でなければならない」と言われても…って感じる方もいるかも知れませんが、苦境に喘いでいる今こそ、高収益企業を目指すと心に誓わねばダメだと思っています。

 

経営者が覚悟を決めて「高収益企業を目指す」と決めない限り、決して高収益企業になる事はないですよね?

 

「知らぬ間に利益率が10%を超えていた」なんて話は聞いた事がありませんし、ある意思のもとに色んな施策を打って初めて利益率が高まるのだと考えています。

 

塾長は高収益企業にならなければいけない第一の理由は「財務体質の強化」と言われています。

 

会社の財務体質を強化する為には、まず企業は高収益でなければならないと教えていただいています。

 

高収益を続ける事で税引き後利益の額も増え、内部留保も高まり、結果として自己資本も充実していきます。

 

そして自己資本比率が高まれば、今回のコロナの様な想定外の事態に遭遇しようとも会社を守っていけるのでしょうしね。

 

ここはとても大切な事だと思います。

 

立派な経営理念を掲げている会社の中には、利益率が低く、自己資本比率も1ケタ台って会社があります。

 

そんな会社が果たして自分の会社の従業を守っていく事ができるのか???

 

経営理念だけは立派だけども会社の内容は???って会社もあります。

 

ただ、ウチの会社も財務的には全くダメな数字となっています。

 

前期も経常利益を2億5000万ほど出しましたが、自己資本比率はたったの2%程度しか伸びませんでした。。。

 

まぁ積極的な投資を続けているから資産も借入も増えてしまっているからですが。。。

 

塾長や先輩塾生からの教えでは、あくまで投資は自己資金の範囲内で行うべきって言われているんですが、実際には全く守れていません。

 

財務のダムを作れるように、今期も精一杯頑張って参ります!

 

オフバランスを実行した方が良いのか?

 

それとも高収益を目指していくのか?

 

う~ん。。。

 

きっとそれら相矛盾する事を矛盾なく、同時に行っていくのが正解なんでしょうね。。。

 

まだまだです。