宅地建物取引士 更新 | 大阪の社長 kentのブログ

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関西で介護事業と不動産オーナー業をしている社長の
日常感じた事や出来事を綴っています。

以前は宅地建物取引主任者と呼ばれていた資格が、「者」から「士」に格上げされました。

 

だから何って事でもないんですが、業界的にはコンプライアンス順守や業務外の行動にも注意をもって臨んで欲しいと言う事らしいです。

 

医師、教師、牧師さんは 「師」

 

弁護士、税理士、司法書士、行政書士、弁理士などは 「士」

 

電気主任技術者、電気通信主任技術者、管理業務主任者、危険物取扱者などは 「者」

 

宅建も元々は「者」だったんですが、社会的なステータスがあがったのかは知りませんが「士」になれました。

 

昨日は5年毎の更新の講習を受けに行っていましたが、この5年で随分法令の改正が行われているようで、結構勉強にはなりました。

 

ただ、不動産の仲介業って、契約するたびに重要事項説明を顧客にする必要があるんですが、ここまで調べる必要があるのか?って思う事が多々あるようです。

 

また、調査不足や説明内容に誤りがあれば損害賠償請求されるリスクもあり、不動産仲介業ってこれからは事業としては大手の寡占が続いていくと思っています。

 

広告に関しても、以前は営業マンや事務員さんが手入力していたんですが、最近は大手の不動産会社ではRPA(ロボットプロセスオートメーション)技術が発達してきて、自動で物件情報を入手して勝手に広告を掲載する様になってきています。

 

つまり、不動産会社独自の広告ができ難くなってきていて、どこの会社の情報もほぼ同じ情報が掲載されている状況になると思います。

 

まぁ消費者にとっては当たり前の事でしょうが、おとり広告、誇大広告に悩まされる事も少なくなっていくと思います。

 

しかし、この不動産業界だけはまだまだ中小の会社が多く、中にはおとり広告や誇大広告で集客している会社もあります。

 

業界や行政もこの様な業者の摘発には力を入れておられますが、実際にはなかなかなくならないのが実情です。。。

 

広告の予算も少なく、店舗の立地も悪い場所で、ネームバリューもない会社がいかに集客するのか???

 

大手に負けない集客など当たり前の事をしていてもできる訳がないんですが…

 

でも、ウチも大手FCに加盟して勝負していましたが、最近では大手だからと言って勝てるとは限らなくなりましたし、SNSなどを駆使して極限られた層の集客に長けている業者さんもあります。

 

ホント難しい業界だと改めて感じた次第です。

 

尤も、ウチの会社では不動産事業と言っても仲介や売買を積極的にしているわけでもなく、保有不動産の家主業をメインにやっているのであまり関係ないんですが…

 

宅建業法、税務、建築基準法、民法、商法など色んな知識を有する必要がある不動産業

 

現役不動産業者の皆さん

 

頑張ってください!