冷房と暖房の両方をかける国の施策って… | 大阪の社長 kentのブログ

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日常感じた事や出来事を綴っています。

昨日の小池知事の発言を聞き思わず上手いって感じました。

 

菅官房長官のコロナ感染は「圧倒的に東京問題」との発言を受け、それに反発するかの如く、政府が進めるGoToキャンペーンを取り上げて

 

「体調不良の方は都外へ出ないよう呼びかけているが、無症状の方が出ている中で、これをどのように仕切りをつけていくのか、むしろ国の問題だ」と発言されました。

 

その後、

 

「冷房と暖房の両方をかけることについて、どう対応していけばいいのか」

 

と大いに政府の施策を皮肉った形となっています。

 

個人的にも今回の『GoToキャンペーン』を今行う事には非常に懐疑的ですし憂慮しています。

 

こんなにも東京での新規感染者が増加傾向にあり、近隣自治体や関西でも増加している中でコロナを全国に拡散させる恐れのある県をまたいでの移動を推奨する必要性がいまあるのか???

 

GoToキャンペーンは国交省の主導とは聞いていますが、青森県のむつ市長は「キャンペーンによって感染拡大に歯止めがかからなくなれば、これこそ政府による人災だ」と仰られています。

 

また、このGoToキャンペーン期間に合わせて市内の観光施設を閉鎖すると言われています。

 

「感染は、人がウイルスを運んで拡大する。リスクの高い地域から人が来ることを推進すれば、確実に(感染者が)発生する。今までの我慢が全部水泡に帰す」と危機感を示した。加えて「命があって健康であれば、経済を回す方法はいくらでもある。国や県がどういうキャンペーンをやろうが、むつ市は市民を守る責務がある」

 

これって尤もな主張だと思うんですが…

 

では、何故今なんでしょうか???

 

元々は新型コロナウィルス感染症の流行収束後の一定期間に限定すると決まっていたと思うんですが…

 

東京では毎日200人を超える感染が出ていて、埼玉、神奈川、千葉、大阪、兵庫、京都、奈良でも毎日の様に新規感染者が出ています。

 

沖縄では在日米軍の関係者が1週間で100名以上の感染者が出ていると言います。

 

それなのに強行するにはきっと何か意味がある筈です。

 

癒着???

 

陳情???

 

政治的な背景がそこにはあるように感じてしまいますよね?

 

経済を廻す事も大切ですし、必要以上の自粛要請は不要だと思っています。

 

でも、この時期に旅行を推奨する事はないですよね?

 

まぁ旅行に行く、行かないは個人の判断でしょうが、1兆7000億円もの国家予算を使ってまでGoToキャンペーンを実施する必要性が理解できないと思うのは僕だけでしょうか???

 

我々医療・介護業界の者は、大人数での会食、会議、会合さえも自粛していると言うのに、なんかちぐはぐな感じがしますよね。。。