昨日はある建設会社さんが主催している勉強会に参加させてもらいに行ってきました。
内容は
米国の「予防的利下げ」後のグローバル市場を解く
というテーマの資産運用のお話です。
セミナー講師はUBS証券の 日本地域CIO(最高投資責任者)兼 日本経済担当チーフエコノミスト と言う肩書をお持ちの方でした。
いよいよ明日中にはアメリカのFRBが米国金利の利下げを決定されます。
しかも市場予想を超える利下げをトランプ大統領がプレッシャーをかけ続けておられますね。。。
この米国金利の利下げによって世界経済がどの様な変化を起こすのか???
流石にUBSのチーフエコノミストさんです!
アメリカ大統領選の再選に向けた取り組み、その影響、その後の対応、市場、為替の変化などについての予想を聞かせてもらいました。
世界経済の弱含みは理解していても、それがどこからの影響なのか???
誰のどんな思惑で市場が動いていくのか???
今回のFRBが決定するであろう予防的利下げ後のグローバル経済はリセッションに向かうと言う意見が多いですね。
アルゴリズム取引の拡大、中国経済の失速、EUの混乱等々
確かに、世界を取り巻く環境って非常に混沌としてきていて、アメリカと中国の覇権争いに基づく貿易戦争、サイバー攻撃、中東地域の不安定、イギリスのEU離脱、難民問題 etc
投資の世界でよく言われている事は
分散投資
の重要性です。
以前、ピクティと言うプライベートバンキングの方とお話をさせていただいた際も投資をするのなら分散投資を薦められましたし、時間軸を長くとるようにとも助言いただきました。
長い目で見てもドルの強さは際立っていると思います。
円でも元でもユーロでもなく、やはり世界の基軸通貨はドル以外には考えにくいです。
仮想通貨などが拡がればドルの優位性も多少は脅かされるのかも知れませんが、やはりドルを持つようにする事が資産防衛上非常に有益だと考えます。
1ドル105円なら買い、112円になれば売る
資産の大部分を円で持たれている方は多いと思いますが、果たして円は強くなるんでしょうか???
これからは円安に向かうかも知れませんが、今までの様に円安=景気拡大って図式にはならないでしょうしね。。。
できるだけ分散投資を行うと言う観点で言えば、やはり海外の金融機関に口座を開く事も重要でしょうし、ドルの現物資産を持つ事もいいと思います。
僕は不動産業が長く、金融商品よりも現物資産が性に合っているのでハワイで不動産を購入しています。
仮に円の価値が極端に減ったとしてもドル資産があるので安心ですしね。
一時言われていた預金封鎖、デノミ
近く新札を発行すると言いますが、これからデジタル通貨が発達すると言うタイミングで何故新札発行が必要なのか???
預金封鎖、デノミが現実的に検討されている座哨では???って思ってしまうのは穿った見方なんでしょうか???
2020年の春にアメリカ経済がどの様な姿になっていくのか???
注視していきます!