アブダビ~ドーハ間のカタール航空は約40分のフライトでした。 | 風になって ~世界の街から~

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↑アブダビを離陸後、わずかな水平飛行の時間に撮影しました。青い空と雲のコントラストが美しいですね。


私がアブダビで搭乗したカタール航空QR127便ドーハ行きは、やはり行きと同じA319というそれほど大きくない機体でした。座席は12A。ちょうど翼の上の非常口の横の座席でした。実は私、非常口の真横の座席はこれが初めてでした。



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↑私の座席は非常口座席。ドアの部分と私の座席の目の前には非常時のドアの開け方が図入りでわかりやすく説明されています。



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↑窓から見たアブダビ空港ターミナル(サテライト)。アラブらしい造りです。隣はエジプト航空。


客席は見たところ5~6割程度が埋まっており、ほとんどがアラブの方々でした。16時45分ごろ、定刻よりかなり早く動きだしました。



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↑チャイナ・エアラインのA330-200が見えます。この時間のアブダビ空港はガラガラで、他にはエティハド航空が1機と、シンガポール航空がいただけでした。



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↑滑走路に移動します。一面が砂に覆われた空港ですね。


16時55分ごろ、定刻よりも早く離陸しました。眼下には一面の砂が広がっていました。


しばらくすると、飛行機は海上に出て、うすい雲の層の上へと出ました。離陸後すぐ、まだ上昇中にもかかわらず機内食のサービスが開始されます。客室乗務員の方々が手際よくミールを手渡していきます。



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↑これがこのフライトの機内食。アラブ風のツナのようなペーストの入ったサンドウィッチとチョコ入りの甘いクッキーのようなお菓子、そしてチョコレートバーと水(カタール航空のロゴ入り)です。行きと同じような構成ですね。おそらくドーハで往復分積んでいるのでしょう。


今回も時間がないので急いで食べます。でも、相変わらず4、5分後に強制的に回収に来ました。結局チョコレートバーは食べられず、持ち帰りました(笑)


ところで、ヨーロッパ内のフライトやアメリカの国内線などに乗られたことのある方なら、おそらく「機内食が有料」という経験をされた方も多いのではないかと思います。アメリカのそこそこ長い国内線(エコノミー)では5ドルくらいでお菓子の詰め合わせなどを販売している場合もありますね。ヨーロッパ内の路線については、会社にもよりますが、最近は2時間くらいの国際線のフライトでも機内食が有料というところが増えてきているように感じます。

最近はどうか分かりませんが、イギリスのブリティッシュ、ロシアのアエロフロートなどでは機内食は無料で提供されたと思います。


機内食の回収が終わると、機体はもうドーハ国際空港に向けて降下を始めていました。うすい雲の層を抜けると、アラビア海が見えました。


ほどなくして、砂漠の大地と石油精製施設らしきものが見えてきました。次第に白っぽい家が増え、だんだん高度も下がってきました。現地時間の17時30分ごろ、ドーハ国際空港に着陸しました。相変わらず一面が砂に覆われた空港です。



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↑砂の中のドーハ空港に着陸!



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↑ほんとに砂の中に空港があるという感じですね。


私をのせた飛行機はターミナルとは反対に進んでいき、カタール航空の巨大な格納庫の前の駐機場に入りました。約40分のフライトの終わりです。



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↑ドーハに到着です。


飛行機から滑走路をはさんで反対側にあるターミナルまでは、相変わらずバスで10分以上かけて移動します。急に拡張したせいか、不便極まりない造りになっています。昔はドーハの空港と言えば、ガルフエアーがいる程度で湾岸の地方空港に過ぎなかったのですが、カタール航空ができて以来はどんどん路線も増え、発着も多くなっています。しかしその結果、空港の拡張がそれに間に合っていないという状況を生んでいるのかもしれませんね。


ドーハでは約6時間のトランジットです。