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Windows 10 KB5037768 において、「インストールに失敗する」という情報
および、
Windows 11 KB5037771 において、「インストールが進まない・終わらない・遅いといった不具合報告」について、末尾に追記しました。
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5月のセキュリティ更新プログラムが、5月15日(現地時間5月14日)に配信された。同時にたくさんのプログラムが配信された。
順に
① 悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 - v5.124 (KB890860)
② 2024-05 x64 (KB5035285) 向け Windows 10 Version 22H2 用 .NET Framework 3.5、4.8 および 4.8.1 の累積的な更新プログラム
③ 2024-05 x64 ベースシステム用 Windows 10 Version 22H2 更新プログラム (KB5001716)
④ 2024-05 x64 ベースシステム用 Windows 10 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5037768)
の4種類。
Windows Update を見に行った時は、①～③のダウンロードは既に自動的に
(勝手に
)ダウンロードが終了していて、④ KB5037768 のダウンロードも 100% 終了の表示がされていた。
ダウンロードの開始から付き合えたわけではないので、はっきりしたことは言えないが、前回のプレビューリリースの時に比べ、ダウンロードは格段に速くなったような感じがする。
直ちに「インストール」開始。
インストール中
(途中省略)
①および③は、再起動を必要としない。
②、④の為の再起動開始
②、③、④は、「品質更新プログラム」に正しくインストールされたことが記録される。
「インストールされた更新プログラム」に記録された、②と④。② KB5038285 (V3.5、4.8、4.8.1 用) は、KB5037587 (V3.5、V4.8.1 用) として記録される。
③ KB5001716 バージョン 8.94.0.0 は、「プログラムと機能」に記録される。
① 悪意のある・・・ KB890830 v5.124 は、「その他の更新プログラム」に記録される。
更新後のＯＳビルドは、19045.4412。
④ KB5037768 のサイズは、前回(649.1MB) から 0.3MB 増えただけの 649.4MB 。
② KB5038285 のサイズは、140.7MB 。前回(KB5037036=140.8MB) から 0.1MB 減っている。
① KB890830 v5.124 のサイズは、68.1MB 。
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2024 年 5 月 14 日—KB5037768 (OS ビルド 19044.4412 および 19045.4412)
Windows 10 Enterprise および Education バージョン 21H2
Windows 10 IoT Enterprise バージョン 21H2
Windows 10 Enterprise マルチセッション、バージョン 21H2
Windows 10 バージョン 22H2、すべてのエディション
Windows 10 Enterprise LTSC 2021
Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2021
リリース日:2024年5月14日
バージョン：OS ビルド 19044.4412 および 19045.4412
2024年3月12日
重要 Windows 10 バージョン 21H2 の次のエディションは、2024 年 6 月 11 日にサービスが終了します。
- Windows 10 Enterprise および Education
- Windows 10 IoT エンタープライズ
- Windows 10 Enterprise マルチセッション
その日以降、これらのデバイスは毎月のセキュリティと品質の更新プログラムを受取れなくなります。これらの更新プログラムには、最新のセキュリティ脅威からの保護が含まれています。セキュリティ更新プログラムと品質更新プログラムを引き続き受取るには、最新バージョンの Windows に更新することをお勧めします。
Windows 10 Enterprise LTSC 2021 と Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2021 は引き続きサポートされます。
2020年11月17日
Windows 更新プログラムの用語については、Windows 更新プログラムの種類と毎月の品質更新プログラムの種類に関する記事を参照してください。Windows 10 バージョン 22H2 の概要については、その更新履歴ページを参照してください。
注記 @WindowsUpdate をフォローして、新しいコンテンツが Windows リリース正常性ダッシュボードに発行されるタイミングを確認して下さい。
ハイライト
・ このアップデートでは、VPN 接続の失敗の原因となる既知の問題が解消されています。これは、2024 年4月9日以降の更新プログラムをインストールした後に発生します。
改善点
Windows 10 バージョン 22H2
このセキュリティ更新プログラムには、更新プログラム KB5036979 (2024 年 4 月 23 日リリース) の一部であった品質の向上が含まれています。この KB をインストールすると、次のようになります。
・ この更新プログラムは、ドメイン コントローラー (DC) に影響を与える可能性がある問題に対処します。NTLM 認証トラフィックが増加する可能性があります。
・ この更新プログラムは、仮想セキュア モード (VSM) のシナリオに影響を与える可能性がある問題に対処します。失敗するかもしれません。これらのシナリオには、VPN、Windows Hello、Credential Guard、Key Guard が含まれます。
以前の更新プログラムをインストールした場合は、このパッケージに含まれる新しい更新プログラムのみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。
セキュリティの脆弱性の詳細については、新しいセキュリティ更新プログラム ガイドの Web サイトと 2024 年 5 月のセキュリティ更新プログラムを参照してください。
Windows 10 サービス スタック更新プログラム - 19044.4351 および 19045.4351
この更新プログラムを適用すると、Windows 更新プログラムをインストールするコンポーネントであるサービス スタックの品質が向上します。サービス スタック更新プログラム (SSU) を使用すると、デバイスが Microsoft の更新プログラムを受信してインストールできるように、堅牢で信頼性の高いサービス スタックが確保されます。
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［［ 追記 ］］
KB5037768 について、インストールに失敗するという情報が寄せられています。
(コメント欄参照 →
)
４月のプレビュー配信(4/23 : KB5036979) 以降の、LCU(累積的更新プログラム)には、逆差分が存在しなくなりました。そのため、これに対応するＳＳＵ(サービススタック更新プログラム)と同時に配信されたのですが、ＳＳＵは、4/23 日のLCUに含まれるため、データーのダウンロード時にこのＳＳＵはまだインストールされていません。何らかの方法で、ダウンロード時に逆差分を作り出したのでしょうが、それでダウンロードに時間がかかったのかもしれません。
プレビューリリースは、配信されたとき、インストールしなくても次の定例配信に含まれるので、インストールの必要はないと Microsoft は言っています。しかし、この場合も、逆差分作成に対応したＳＳＵがまだインストールされていない状態で、逆差分のないLCUのデーターをダウンロードすることが必要になり、このことがこの不具合にかかわっているような気がします。（あくまで推測の域を出ませんが）
4/23 のプレビューリリースをまだインストールしていなくて、KB5037768 のインストールが失敗する場合、このプレビューリリース KB5036979 をまずダウンロード、インストールしてから試すのもありかと。。。。→ Microsoft Update カタログ
KB5037771のインストールが中々進まない・終わらない不具合
Windows 11 でも、2024/05 のセキュリティ更新プログラム KB5037771 において、「インストールが進まない・終わらない・遅いといった不具合報告」が出ています。
→ KB5037771のインストールが中々進まない・終わらない不具合 | ニッチなPCゲーマーの環境構築Z (nichepcgamer.com)
４月の Windows 10 22H2 のプレビューリリース KB5036979で経験したことによく似ています。