親が壊れていく… | ピーちゃんとケンタ

ピーちゃんとケンタ

旧『柴犬のケンタ』から名前変えました♪
昨年9月にマメルリハを飼ってしまい1羽と1匹のお世話係です

人生後半になって
親が認知症になり
壊れていく姿を見るのは
本当に辛いものがあります

昨日母の誕生日で
久しぶりに色々話しましたが
同じことを何度も繰り返すことは
慣れっこになったので
聞き流すことができるようになりましたが

この何週間は昔のことも
間違って話すようになって来て
↑short termの記憶は胸張って
   「 ない⁉️」と言い切れますが…
最近は昨年亡くなった
直ぐ上の姉(私の伯母)の
日記を読んでいるらしく
兄が昔の彼女の事まで
伯母に手紙を書いていたとか…
あり得ない話をします

前回私が母から聞いた話は
義姉がみかんを送ってもらったお礼の手紙に
近況やら所感やらを書いていた手紙を
伯母が捨てずにとってあったので
巡り巡って母の手元に来て
義姉(兄嫁)がこんなこと考えてたのかと
驚いてましたが
その話と自分の中でゴッチャにして
誤った情報として話をちゃうようで…

兄は手紙など書く人ではなく
高知に行っても30分で行ける伯母の元に
気遣って行くような人ではなかったけど…
兄がなくなってしまった今
すべて美化して良い思い出として
留めていたいと思っているのかなぁ

先日父が入院したときは
とうとう私のことを看護婦さんに
「姉貴」と言ったのは
ほんとにショックで←あたしゃ100歳か⁉️
まぁ、水中毒のなせる技だとしても
悲しいなぁ…

母は本当に良妻賢母を
絵に描いたような人で
私は絶対こうはならない←なれない
と、思っていましたが
子供達にとっては
とても厳しく頭の固い親でした
↑ま、私の頭が柔らか過ぎという声もチラホラ

それだけに晩年にはこんなに壊れていくとは
誰が想像したでしょうか
母のようになれないと思っていても
なんでも出来る自慢の母が
段々狂っていくのを止める術がない…

誰か助けて⁉️って思っている
世の子供は私だけではないはず

母は兄の病気が分かった時から
ショックで認知症を発症したようですが
私達兄妹は父の認知症が先行していたので
母の変化には気づいてあげられず
↑気づいていても何もできなかったかなぁ❓
父に手を挙げるようになったと
母から告白されてから
もう老老介護には限界があったと知り
愕然としました

昨日のランチの間は兄の話ばかり
悲しいんだろうなぁと思います
実際私も
まだひとりで兄の墓参りには行けません

どうしたら
良い人生だったと
旅立たせてあげられるか
悩みますが

冷たく聞こえるかもしれないけど
自分の人生は
その人しか決められない

母の話ではなく
私も悔いなき人生の選択をしていかないと、と
切に感じる母の誕生日でした🎂