「好きなことで生きていく」
この言葉がバズったのは、もう数年前のこと。
YouTubeのCMだったり、インフルエンサーの言葉だったり。
誰もが一度は、夢を見たんじゃないだろうか。
でも、現実はそう甘くない。
やりたいことで飯を食えている人なんて、ほんの一握り。
俺はやりたいことで何とか生きられてるけど、休みなく毎日朝から晩までずっとパソコンの前。そんな甘くはない。
それが"現実"だということも、SNSを見ているとなんとなく分かってくるよね。あの人もフリーランス辞めた。あの人も情報発信辞めた。
だけど、だからといって諦めるのはまだ早い。
「届かない」のは、才能じゃなく“届け方”の問題
たとえばこんな人たちがいる。
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イラストが得意で、毎日SNSにアップしている
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本を読むのが好きで、感想を丁寧にnoteに書いている
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心理学を学んでいて、発信を通じて誰かの役に立ちたいと思っている
なのに、反応がない。フォロワーが増えない。売上もゼロ。
気がつけば、Xとかの数字ばかり気にして一喜一憂してる。
「もう向いてないのかな」と落ち込んで、更新が止まる。
これは、本当によくある話。
でもこの「届かない」状態の原因は、才能がないからじゃない。
「届ける技術」が身についていないだけだ。
それだけ。
才能やスキルではなく、「届ける力」。
これが、今の時代における最大の武器。
ビジネスになるのは「届け方」を知っている人だけ
「やりたいことを仕事にする」には、2つのルートがある。
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すでにニーズがある分野で、スキルを使う
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ニーズがないものを、マーケティングの力で価値に変える
ほとんどの人は②を選ぶ。
つまり、「自分がやりたいこと」をどうにか世の中に届けようとする。
でも、②のルートは難易度が高い。
なぜなら「届けるための技術」が要るからだ。
たとえば——
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タイトルが地味でスルーされていないか?
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誰に向けて発信しているか、明確になっているか?
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投稿の流れが、次のアクションにつながっているか?
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プラットフォームごとに投稿の設計を変えているか?
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「無料の価値」と「有料の価値」の切り分けができているか?
こういう細かいところを、丁寧に設計している人は少ない。
けれど、ここを磨くだけで、成果は一気に変わる。
SNSもKindleも、noteもYouTubeも、全部そう。
ただ「好きなことをやってる」だけでは、ビジネスにはならない。
でも、「好きなことをやりながら届け方も工夫してる」人は、ちゃんと結果が出ている。
ここに、大きな差がある。
「やりたいこと」と「求められていること」を繋ぐ努力
「本当にやりたいこと」がある人ほど、プライドも強い。
だから、マーケティング的な見せ方に抵抗を感じる人も多い。
「本当はこんなことやりたいんじゃない」
「なんか売るためだけの発信になってる気がする」
そう思って、SNSをやめてしまう人もいる。
でも、ここで大事なのは“売ること”ではなく、“伝えること”だ。
やりたいことがあるなら、それを届ける力を磨こう。
届け方を変えることで、「求められていること」との交差点をつくれる。
その交差点で初めて、お金が動く。
つまり、“やりたいこと”を“やっていい空間”が生まれるのよね。
結局、やるかやらないか
ここまで読んで、「なるほど」と思っても、やらなければ意味がない。
自分の発信、プロダクト、届け方を、今日から少しずつ見直してみる。
それだけで、半年後には景色が変わっているはずだ。
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投稿のタイトルを1文字変えてみる
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商品ページをシンプルにしてみる
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フォロワーじゃなく“読者”を想像して書いてみる
地味だけど、効果はある。必ず見ている人がいる。
マーケティングって、派手な言葉ではなく、地味な修正の積み重ね。
「やりたいことで稼ぐ」は、幻想ではない。
でも、努力の方向を間違えたままでは、ずっと夢のままだ。
だからこそ今、届ける力を磨こう。
それは、あなたの「好き」を「仕事」に変えるための、最初のスキルだ。
「好きなことをやりながら届け方も工夫したい」なら以下のコンテンツをお勧めしたい。レビューだけでも見てみて。
今日も見てくれてありがとうございました!