「やりたいことで稼ぐ」は幻想か? | けんたん-27歳SNS業フリーランスが語るあれこれ

けんたん-27歳SNS業フリーランスが語るあれこれ

勝てるフリーランス戦略とSNS戦略を中心に書籍紹介なども発信。
ファンマーケティングとプロセスエコノミーが特に専門です。

27歳SNS総合アドバイザー。
noteフォロワー1300人超。
ココナラ実績300件超。
一橋大学卒・元国家公務員。
SNS講師、SNS企業コンサル。

「好きなことで生きていく」

この言葉がバズったのは、もう数年前のこと。
YouTubeのCMだったり、インフルエンサーの言葉だったり。


誰もが一度は、夢を見たんじゃないだろうか。

 

でも、現実はそう甘くない。


やりたいことで飯を食えている人なんて、ほんの一握り。

俺はやりたいことで何とか生きられてるけど、休みなく毎日朝から晩までずっとパソコンの前。そんな甘くはない。
 

それが"現実"だということも、SNSを見ているとなんとなく分かってくるよね。あの人もフリーランス辞めた。あの人も情報発信辞めた。

 

だけど、だからといって諦めるのはまだ早い。

 

 

「届かない」のは、才能じゃなく“届け方”の問題

たとえばこんな人たちがいる。

  • イラストが得意で、毎日SNSにアップしている

  • 本を読むのが好きで、感想を丁寧にnoteに書いている

  • 心理学を学んでいて、発信を通じて誰かの役に立ちたいと思っている

なのに、反応がない。フォロワーが増えない。売上もゼロ。
気がつけば、Xとかの数字ばかり気にして一喜一憂してる。


「もう向いてないのかな」と落ち込んで、更新が止まる。

これは、本当によくある話。

 

でもこの「届かない」状態の原因は、才能がないからじゃない。
「届ける技術」が身についていないだけだ。

それだけ。

 

才能やスキルではなく、「届ける力」。
これが、今の時代における最大の武器。

 

 

ビジネスになるのは「届け方」を知っている人だけ

「やりたいことを仕事にする」には、2つのルートがある。

  1. すでにニーズがある分野で、スキルを使う

  2. ニーズがないものを、マーケティングの力で価値に変える

ほとんどの人は②を選ぶ。
つまり、「自分がやりたいこと」をどうにか世の中に届けようとする。

でも、②のルートは難易度が高い。
なぜなら「届けるための技術」が要るからだ。

たとえば——

  • タイトルが地味でスルーされていないか?

  • 誰に向けて発信しているか、明確になっているか?

  • 投稿の流れが、次のアクションにつながっているか?

  • プラットフォームごとに投稿の設計を変えているか?

  • 「無料の価値」と「有料の価値」の切り分けができているか?

こういう細かいところを、丁寧に設計している人は少ない。
けれど、ここを磨くだけで、成果は一気に変わる。

SNSもKindleも、noteもYouTubeも、全部そう。


ただ「好きなことをやってる」だけでは、ビジネスにはならない。
 

でも、「好きなことをやりながら届け方も工夫してる」人は、ちゃんと結果が出ている。

ここに、大きな差がある。

 

 

「やりたいこと」と「求められていること」を繋ぐ努力

「本当にやりたいこと」がある人ほど、プライドも強い。


だから、マーケティング的な見せ方に抵抗を感じる人も多い。

「本当はこんなことやりたいんじゃない」
「なんか売るためだけの発信になってる気がする」

そう思って、SNSをやめてしまう人もいる。


でも、ここで大事なのは“売ること”ではなく、“伝えること”だ。

やりたいことがあるなら、それを届ける力を磨こう。


届け方を変えることで、「求められていること」との交差点をつくれる。
その交差点で初めて、お金が動く。

つまり、“やりたいこと”を“やっていい空間”が生まれるのよね。

 

 

結局、やるかやらないか

ここまで読んで、「なるほど」と思っても、やらなければ意味がない。
自分の発信、プロダクト、届け方を、今日から少しずつ見直してみる。
それだけで、半年後には景色が変わっているはずだ。

  • 投稿のタイトルを1文字変えてみる

  • 商品ページをシンプルにしてみる

  • フォロワーじゃなく“読者”を想像して書いてみる

地味だけど、効果はある。必ず見ている人がいる。
マーケティングって、派手な言葉ではなく、地味な修正の積み重ね。

 

「やりたいことで稼ぐ」は、幻想ではない。
でも、努力の方向を間違えたままでは、ずっと夢のままだ。

だからこそ今、届ける力を磨こう。
それは、あなたの「好き」を「仕事」に変えるための、最初のスキルだ。

 

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今日も見てくれてありがとうございました!