昔は系列の意識が強く、会社の宴会では系列のビール会社のビールしか飲めなかった。
長年馴れ親しんだからなのか引退してもそのビールばかり飲んでいる。
こうなると他のビールを飲んでも何か場違いな感じがしてしまう。
不味いというのとは違う感覚である。
海外ではその地のビールの中から自分の好みのビールを選ぶがそれで問題は無い。
なのに何故か日本で飲むと他社のビールは違う感じがしてしまう。
これが嗜好品の世界なのかと思ってしまう。
多分実際の好みから選び直すなら別の銘柄を選ぶかも知れない。
しかし、刷り込まれてしまった感覚は簡単には刷新できない。
その意味で店でビールの銘柄を選ぶことの出来る昨今は都合が良い。
米国駐在中は出張するとレンタカーを借りていた。借りた車のメーカーによって運転の容易さが異なっていた。運転慣れしたメーカーと別のメーカーの差だったと思う。
これも同じ様なものかも知れない。
どのメーカーの車が良いかという話ではなく、運転する時に各種スイッチの位置取りに慣れているかどうかの話だと思う。
この様に慣れが大きな要素を占めるものは、一度シェアを取ってしまえば強いのだろうと思う。
各企業がシェア争いをするのも何となく理解できる。