前回、早稲田大学からみて
・早大学院 →将来が約束された長男
・早大本庄 →田舎好きの次男
・実業学校 →運動好きな親戚
・早稲田中 →親離れした優秀な子
・早稲田摂陵→関西に馴染めない従兄弟
・早稲田佐賀→九州で一人暮らし中の甥
という話をしましたが(いや、ここまでしてないですよね。失礼)、早稲田中を見た他、説明会も見てみました(オンラインですが)。

・毎年東大30名前後を含め、多くの生徒が外部受験をし、東京一工、旧帝大、医学部等に進学する。
・早稲田大学への推薦枠は約50%。大学側からは「増やしてほしい」と要請があるが、断っている。これがベストの割合だと考えている。
・推薦は、基本的に本校を卒業できるレベルなら誰でも受けられる。また、毎年推薦枠は余っている
・キャリア教育をしっかりいているため、「早稲田大学ならどこでもいい」というような生徒はいない。
・早大推薦は高3の11月に決める。かなり悩む生徒が多い

・外部受験する生徒


・6年かけて歩く利根川歩行や歌舞伎(オペラだったかな)等、独自の行事あり。
・入試は1日と3日。1日の入試に受かった子は3日の入試は受けられない。
・1日入試受験による3日入試の加点はないが、毎年1日入試が不合格でも3日入試で合格する子がいる。諦めずにチャレンジしてほしい。
…ということでした。
系属校ながら、早稲田大学に迎合せず、大学とは一線を画す姿勢が見られました。
ちなみに、早稲田中高は、大学合格者数のみならず進学者数を公表していますが、卒業生のほとんどが早稲田慶應以上の学校に行っています。一般でMarchを合格してもほとんど進学していません(数人)。
東京一工、国立医学部、早稲田(これが推薦50%)、慶應(推薦4人含む)以上の大学に95%以上(97%だったかな)に進学なんて、こんな学校どこにもないのでは?と思いました
いや、そりゃ進学実績は開成の方が上ですが、忘れてはならないのは、開成でも「早慶未満」に行く子がいるということ

(ま、Marchでも世間一般では十分いいのですが…)
そういった意味で、セーフティーネットがありつつ、「成績よければ東大目指すか❗️」とできる早稲田中はなかなか魅力的だと思いました。
附属中のように12歳の時点で大学を決めず、進学校のように冒険しつつ、早稲田の保証?もあるって、なかなかいいとこ取りですね。
ま、受かるのが大変そうですけど

それにしても、城北(こちらはこちらで、駅からやや歩くものの、かなり魅力的な学校ですが)の後に行ったため、駅からの近さは助かりました。この楽さも人気の秘訣かもしれませんね
余談ですが、去年は、文化祭がコロナの影響で一般公開されていなかったため、生徒さんの雰囲気は不明です。
でんが4、5年生のときに文化祭に行ってみてもよかったのでしょうけど、当時はほとんど存在を知らなかったです(私だけかもしれませんね)。
(関連記事になります)