言葉がみつからない | 柴犬はなとの生活&闘病記

柴犬はなとの生活&闘病記

2022年11月10日右乳癌告知
2023年1月4日右乳房全摘出
2023年1月20日術後病理検査結果
浸潤性右乳癌ルミナルA
タモキシフェン5年
リュープリン2年
2017年1月29日生まれの赤柴はなとの暮らし໒・ﻌ・७

やらなきゃいけないことは沢山あるのに。
手がつかない、後回しのものを先に手を付ける。
完全に現実逃避しています…

と、これを書き始めたのが5月の半ば…やっと続きを書くことができるようになりました。

犬ガーベラ犬ガーベラ犬ガーベラ犬ガーベラ犬ガーベラ犬ガーベラ犬ガーベラ犬

はなとの暮らしが始まって一年が過ぎました。

この一年下痢が続いたり、トイレトレーニングがうまく行かなかったり、最近ではわんこと遊べなくなってしまったり…爪楊枝の誤飲もありました。

生後半年で避妊手術をして、エリザベスカラーを付ける姿にもうこんな姿にはしないからと思ってた。

爪楊枝を誤飲した時も、はなに危ないものはすぐに片付ける、ちゃんとみられないときは可哀想でも一旦ハウスに入れるって決めてたのに。

なんとなく最近は落ち着いてきて、ちょっと掃除で二階に上がっている間でも大人しくフリーで待ってる、はなに完全に誰もが油断していました。

話しは5月17日(木)まで遡ります。
この日、上司との話が遅くなり私が帰宅したのが23時すぎ。

息子が15日(火)から高熱が続いて休んでいて、17日は病院を変えて新しい薬をもらってきていました。

17日帰宅してそのままお風呂へ直行した私。
起きていたのは旦那とはなだけ。
ところが頭と体を洗って、湯船に浸かっていると寝ていたはずの娘が
「お母さん大変!はなが…」と。
慌ててお風呂から出ると、リビングに見えた光景は息子の薬が散乱している光景。中には噛み砕かれている、錠剤の容器があちこちに。

一瞬にしてわかったこと。

はなが息子の薬を食べた。

慌ててかかりつけに連絡するも、24時間対応だったかかりつけが春から夜間は休止していることもあり、留守番電話にもやはりならない。慌ててかかりつけのホームページを開いて、紹介してあった夜間救急の動物病院へ連絡。

なんて言う薬を飲んでどの位飲んだか、噛み砕かれた錠剤の容器があちこちから出てくる。全部で12錠分。14錠処方され夜に息子が2錠のみ残りをはなが食べた。

もう電話をしながらも、冷静になれない。

かけた病院は対応はしてくれるが、おそらく入院になるだろうから入院はこちらではできないとのことで、もう一つの救急病院を紹介された。

24時まで受付ギリギリの電話に間に合い、また状況を話す。その間、はなは心なしか落ち着かず動悸がしているようにみえる。

すぐに対応してくれるとのこと、吐かせる処置だけでも○万、その他の処置で○万は最低かかるとのこと。
そんなのはどうでもいい、はなが助かるなら。

試験前日の娘も気になるから一緒にいくと、主人と3人ではなを連れて隣の市の病院へ車を走らせる。

少しでも早く吐いた方がいいんじゃないかと、普段はやらない荒いブレーキをかけたり車通りがない裏道で人間も酔ってしまう運転の主人。その効果があり、はなも病院に着く手前で吐く。

嘔吐物を持って病院へ。
薬の容器の残がいも渡して、呼ばれるのを待つ。

レントゲンを撮り胃の中を見るとほとんど残っていない。だけど、尋常じゃない心拍数。これから考えられること、今できる治療の話し。今夜は入院になること。

飲んだ薬は犬にも処方される薬(気管支の薬)なんだけど、はなは尋常じゃないほどの量を摂取したことになるから、このあと痙攣などもしものこともあるかもと話され。

今夜は解毒作用のある点滴をうって様子を見ることに。どんどん息が荒くなり、心拍も上がりっぱなし。

とにかく先生を信じて夜が明けるのを待つしかない。はなを預けて帰宅。

緊急病院は一泊のみの入院。
翌朝、朝一で迎えに行き、診察情報を持ってかかりつけへ。

主人が仕事を調整してはなのもとへ。



今見ても明らかにわかる、はなの状態。
夜の急変もなく、無事にかかりつけへ向かうはなの様子。

やはりかかりつけでも血液検査の結果、心拍も含めてまだ点滴、入院が必要とのことで引き続き入院。

翌日は土曜日だったので、面会時間にやっとはなに会いに行った私。



顔つきもはなに戻ってきて、明らかに回復してきているのがわかり安心。


はなも大興奮でおしっこはしちゃうし、キャンキャン吠えるし。でももう少し入院が必要な血液検査の結果。


はなが帰れたのは週が明けての月曜日。
仕事を早々切り上げて迎えに行くと、大興奮でウンチも出ちゃうほど。

血液検査の結果はまだ落ち着かないけど、服薬で大丈夫だろうということと、もう在宅でも安心とのこと。

薬を飲みきり一週間後に血液検査してもまだ数値が落ち着かず、また1ヶ月後に再検査。

7月1日に再検査いったら、薬の影響と思われる数値は落ち着いたけど、おそらく偶発的に見つかったリンの数値の低さ。まぁ、許容範囲ではあるから、年一回の健康診断で様子を見て行くことになりました。

今はすっかり元気で

車のお出かけも喜んでいます。


ただ今回のことで、今までは待合室にいても全然大丈夫だったのに、ムキってするようになり、他のワンちゃんを威嚇するようになってしまいました。

病院の先生にも診察が終わってから、今のタイミングでムキっ??っていう感じで。

今までずっと一緒だったのに、急に置いていかれて(もちろんはなに謝って、話はしました)いい思い出はないですよね。

でも、病院はこれからもお世話になるところなので、トレーナーさんにも相談しながら少しずつまた慣らしていこうと思います。

今回は最悪な事態は逃れましたが、はなに謝っても謝りきれないことをしてしまったと家族で反省です。

ここなら大丈夫ってところ、意外とワンちゃんは届いたりしちゃいます。我が家は階段に柵をしてあり、薬は数段の上がった所に息子が置いていて、はなは届かないと思っていました。

はなが帰ってくる前に再度わがやは、様々な配置を見直し、かわいそうだからじゃなくて、大切だからの気持ちでやらなきゃねと確認しあいました。

うちみたいな、事故が起こらぬよう少しでもワンちゃんと暮らす上での大切なことを考える機会になればと思います。