ブランディング・プロデューサーの見極め方 | 2万件を超える経営相談実績で経営課題を調理する企業参謀

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ブログ、SNS、肩書き、ネーミング、名刺、ホームページ、プロフィール写真、動画、出版等を駆使して(売りにして)ブランディングを行うブランディングプロデューサーがゴロゴロいるが、彼らは手法(やり方)をウリにしているわけである。

ブランディングとは、あり方に関わる極めて本質的なものであり、軽薄で表面的なやり方に終始する話ではない。

もし、不運にも手法をウリにする彼らのプロデュースを受けることになったなら、通り一遍、どこかでみたことのある型にはまった金太郎飴ブランドが量産されることとなる。

彼らが売れれば売れるほど、金太郎飴は増え続け、陳腐化の速度を自ら早めることとなるのだ。

これは、従来の大量生産・大量消費という思想の上に成り立つ、使い捨て、安売り、投売りといった未熟で寝ぼけた生産・消費社会の縮図に他ならない。

プレミアム(上質)かどうかは、この違いを見抜く審美眼を備えているかどうかの違いでもある。

つまり、プロデューサーの手垢が色濃く残る金太郎飴になってしまった段階でそれはプレミアムとは対極の存在となる。

それはプロデューサー自身のブランディングに役立つことはあれ、プロデュースされた人やもののブランディングに役立つことは少ない。

それは、軽薄で表面的な手法の証明と影響力の増大に加担することはあれ、自身の存在意義や市場価値を高めるものとはなりにくい。

手法は目的に従属するのであって、先行するものではない。

ここの見極めは常に大事。