ビジネスの世界は相変わらず骨肉のシェア争いを展開していますねぇ。
僕のコンサルの師匠が先日すごいコトを言ってましたよ。
「変革の早い業界と未熟な業界」
プラスの関連会社のアスクルのカタログには、コクヨ、キング、プラス等の各種文具メーカーの商品が並んでいる。
家電は大手量販店に行けば、すべての家電メーカーの商品が買える。
自動車もいつになったらすべての自動車メーカーの自動車が1カ所で買えるようになるのだろう。
なぜお客様がいちいち各メーカーの販売店を回らないとほしい車が買えないのだろうか。
できれば新車も中古車もメーカー別ではなく価格帯別で1カ所に展示して買えるようにしてほしい。
自動車メーカーには、お客様満足の視点があるとは思えない。
自動車メーカーは、自社の自動車だけを売りたいという自己都合の視点しか持っていない。
自動車が売れないのではなく、お客様が買いやすくないのである。
自動車の大手量販店で、トヨタの車を日産の車に交換してもらう時代はいつなったら来るのだろう。
もっと自動車が売れなくなれば、遠い時代ではないと考えている。
自動車メーカーの力では、時代の流れを、遅らせてもけっして止めることはできない。永栄福パートナー
ドキッ

ドキッ

自動車業界の例はわかりやすいですが、もっと身近なところで言えば携帯電話だってそうですよ。キャリアのしばりってほんと馬鹿らしい。
お客様目線がない。

今さえ自分さえよければいいという自己中心的な企業目線から脱却できないでいるからいつまでも争いが起きるのではないでしょうか?
争わない企画といって戦わない企画としなかったのは、戦わないというのがそもそも敵のいない戦場に逃れる意味合いがあるのに対し、そうではなく、フィールドを共有するもの同士、協力したらいいじゃないというスタンスの表明でもあります。
あの有名な戦わない経営でもこの視点はないようです。
真っ白でもいいです。
でも立場を変えたり、企画を変えたりすることで、真っ赤なのを真っ白にすることも出来る、しなくてもいい無駄な戦いしてませんか?と、そう思うのです。
つまり、戦略を共にするものは同志。
戦略が異なっているものは相手ではなく、協力者。
戦略が妨げ合うものが相手。
ということです。
戦わないで誰もいない無人島(ブルーアイランド)に行くのもいいでしょう。でもそれっとちょっと寂しくないですか?
何が何でも自軍以外は敵として制圧する、それ疲れませんか?
独占ではなく協力・共有したらいいじゃないですか。
最高の戦略とは戦を省略することだと言います。戦わずして和解したり、共同したり、妥協・強調できればそれでよくないですか?
どうしても譲れない場合のみたたかうを選択することになるのだと思うのです。
あたかもビジネスの現場を戦場に例えて、相手に打ち勝つ戦略だとか、勝ち残り・生き残り戦略だとか、なんだかすごく後ろ向きに感じるのは自分だけでしょうか。
狙っていた市場にすでに先駆者がいて、お客様に幸せを届けているのなら、さらにそのお客様へ届ける幸せを増すために協力すればいいじゃないですか。
うちのほうが幸せを届けられる、といって次から次へと市場へ参戦してきますが、たたかうを選択するときは、幸せにしたいお客様が不幸せになっているのを救う時だけかもしれません。
そして後発組が参戦してきても必ず迎え撃つ必要もないかもしれません。戦略が同じなら同志として共に市場を活性化させればいいでしょう。戦略が異なるのであれば、お互いバッティングする部分は妥協したり、足りない部分は補って協力すればいいでしょう。
人は誰しも争いなどしたくはないと思っていると思うのです。(いや、俺は何が何でも戦いたいっていう人は、サイヤ人でしょうか?)
ドラッカー教授は、人を幸せにするため、素敵な人生を送ってもらうために、マネジメントをつくったと言います。
ワクワク、ドキドキ、ルンルンする人生です。
名著、創造する経営者では、事業の目的は顧客を創造することである。と唱えています。
"The purpose of the business is to create customers"
素敵な人生を実現してくれる企業には顧客がつきます。
事業の目的は顧客の創造であって、相手を打ち負かすことではありません。
競争相手ではなく協力者が次々と現れる争いのない平和な市場とは、基本スタンスに、同志と見る視点、妥協と協力を念頭に置く視点をもった市場です。
そういったスタンスでかつお客様目線でコンセプトをつくる(企画する)ことを、平和な市場を生み出す 争わない企画と呼んでいます。
企画とは実行を伴ったコンセプトメイクを言います。
企画は立案しただけではなく、実行力がともない、かつ、実行されたものという意味です。
争わない企画を駆使し、平和な市場を生み出す変革者を、ここではコンセプトメーカーと呼んでいます。
そんな争わない企画を生み出す変革者を多数輩出することで、世の中に争いのない平和な市場を実現し、素敵な人生を謳歌していただきたい!という思いから、素敵な人生をおくりたい人なら誰でも受講可能な無料のメール講座を週刊でお届けしています^^
タイトルは少々過激ですが、インパクトのためです。中身は、もっと過激です(笑)
素敵な人生を送りたいすべてのビジネスパーソン、個人の方へ。

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