こんな事を書くと怒られちゃうかもしれないけど、僕は数年前から音楽ライターがタラタラと自分の感想、批判、評論ばかりを書いた本を読むのをやめてしまった。
だって音楽は聴く側がそれぞれどう感じるかでそれは人によって千差万別で十人十色だからである。
ライターが「私はこの曲をこう思う」と雑誌で公言した所でそんなのは個人の感想に過ぎない。
それでもミュージシャンが心を開くライターもまれにいる。
僕は松村雄策さんや星加ルミ子さんやピーター・バラカンさんなどはとても音楽に純粋だから彼らの本なら楽しく読める。
読者にミュージシャンを伝える人はミュージシャンも心を開くのであろう。
ミュージック・マガジンなどはミュージシャン本人のインタビューがあるから楽しいですね。あとミュージック・ライフも。
上記に貼り付けた映画は「あの頃ペニーレインと」という映画。
15歳でローリングストーン誌のライターになった主人公があるロック・バンドのツアーを追い、ある女性と知り合い成長するという物語。
時代設定が1969年というから僕が大好きなミュージシャンの曲が盛り沢山のサントラだった。
主人公はロック・ミュージックとともに成長し、恋をするのだ。
見ていてとっても淡い気持ちになる。
音楽の多様化が叫ばれる現代だからこそ、自分は「こういうのが好きだ」と多少、偏屈でもかまわないと思う。
先日、職場でもスタッフが「最近の流行のJ-POPはまったく分からないけど、ヒップホップやレゲェが好きだ」という発言を聞いてほっとしたものだ。
柔軟性はもちろん必要だけど、好きなものを追求すればいいのだ。
この映画を見てロック・ミュージックを聴く、もしくは好きだというのは恋をするという事だと感じた。
ロック・ミュージックが好き=万年、恋しているという意味でいいと思う。