KEN筆.txt

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鈴木健.txtブログ――プロレス、音楽、演劇、映画等の表現ジャンルについて伝えたいこと

【髙山善廣選手の応援をよろしくお願いします】
プロレスラーの髙山善廣選手が昨年のDDT5・4豊中大会試合中に負傷し、頸髄完全損傷という診断が下され現在、肩から下が動かない状況の中、厳しいリハビリ、ケガと闘っております。そんな髙山選手を応援する会「TAKAYAMANIA」が起ち上げられ、各プロレス団体協力のもと試合会場にて募金箱の設置、応援グッズ販売、支援イベントなどがおこなわれています。活動状況は髙山選手の公式ブログ https://ameblo.jp/takayama-do/ にて随時更新されていきます。当ブログを閲覧された皆様のご協力を、心よりよろしくお願い申し上げます。皆様からご協力いただきましたご厚意は、髙山選手の治療費等に寄付されます。ご賛同いただける方は、下記口座及びクレジットカードに募金をお振込いただければ幸いです。



〔銀行振込〕
★三菱東京UFJ銀行代々木上原支店
店番号137
口座番号:普通預金 0240842
口座名義:TAKAYAMANIA タカヤマニア
★みずほ銀行渋谷中央支店
店番162
口座番号:普通預金 1842545
口座名義:TAKAYAMANIA タカヤマニア
★三井住友銀行渋谷支店
店番654
口座番号:普通預金 9487127
口座名義:TAKAYAMANIA タカヤマニア 代表・髙山奈津子
※通帳は髙山選手の奥様がお持ちになられています
〔クレジットカード〕
日本語:https://secure.koetodoke.jp/form.php?to=13
ENGLISH:https://www2.donation.fm/takayamania-en/
〔TAKAYAMANIAお問い合わせ〕
takayamania.staff@gmail.com

【初の著書発刊】
〔書名〕プロレス きょうは何の日?
〔発行〕河出書房新社
〔価格〕単行本B6版176ページ/1400円+税
〔内容〕イッテンヨンだけじゃない、ファンは毎日が記念日! 名勝負、事件、旗揚げ、戴冠、デビュー、命日…一年365日、プロレス界で何があったか、一冊でわかる。すべてのプロレスファン必携。全国学校図書館協議会選定図書
〔著者インタビュー〕Web河出「ネット時代に365日分の出来事を一冊にする意義 プロレスの入り口と、その先へのいざない」
日刊SPA!「365日がプロレス記念日!『プロレスきょうは何の日?』著者・鈴木健.txtインタビュー
・河出書房新社紹介ページ http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309279435/
〔著者インタビュー動画〕
【プロレスTODAY番外編】(前編)『プロレス きょうは何の日?』の著者、プロレスライターの鈴木健.txtさんが登場!
【プロレスTODAY番外編】(後編)『プロレス きょうは何の日?』の著者、プロレスライターの鈴木健.txtさんが登場!




【イベント出演情報】
「キューティー鈴木ファンミーティング@チャンピオン」
★9月22日(土)水道橋・プロレスショップチャンピオン(14:00~16:00)
〔出演〕キューティー鈴木
〔ゲスト〕コマンド・ボリショイ
〔MC〕鈴木健.txt
〔入場料金〕6000円(グッズ付き、ツーショット撮影会あり)
〔予約受付〕チャンピオン(TEL03-3321-6237 http://champion-shop.jp/
※JWP時代の同僚であるキューティーさんとボリショイ選手が当時のエピソードを語るイベント

「W★ING最凶伝説血まみれ放談2」
★9月22日(土)水道橋・プロレスショップチャンピオン(17:00~19:00)
〔出演〕茂木正淑、戸井マサル(克成)、茨城清志
〔MC〕鈴木健.txt
〔入場料金〕4000円
〔予約受付〕チャンピオン(TEL03-3321-6237 http://champion-shop.jp/
※W★INGのジュニア戦士として活躍した2人が当時を振り返り、語ります

【編集&執筆媒体情報】
〔書名〕月刊スカパー!2018年10月号
〔発行〕ぴあ株式会社
〔発売日〕9月24日(月)
〔価格〕530円
〔内容〕連載「鈴木健.txtの場外乱闘」第58回のゲストはDDTプロレスリングのスーパー・ササダンゴ・マシン選手。「ゆるキャラとしての存在を懸け3メートルのパンダと笹が激突」と題し、10・21両国国技館大会のアンドザ・ジャイアントパンダ戦についての意気込みを語っています



〔サイト名〕FIGHTING TV SAMURAI公式サイト
〔コーナータイトル〕鈴木健.txtの場外乱闘番外編
〔URL〕http://www.samurai-tv.com/jougai_full/
〔9月1日更新〕第36回ゲストはデビュー20周年を迎えたプロレスリングFREEDOMS・葛西純選手。「自分が引退したらデスマッチは廃れてほしい。法律で禁止してくれ」



〔書名〕TAKAYAMANIA EMPIREオフィシャルプログラム
〔発行〕TAKAYAMANIA実行委員会/(株)髙山堂
〔価格〕オールカラー40ページ/2000円
〔通信販売〕TAKAYAMANIA ONLINE SHOP
・髙山善廣インタビュー「リングにいなくても髙山善廣の気持ちはあります」
・「TAKAYAMANIA EMPIRE」開催までの経緯
・髙山善廣の足跡「NO FEAR ROAD」
・鈴木みのるインタビュー「愛されてますね、あいつは」
TAKAYAMANIA支援を呼びかける一人として伝えておきたいこと――鈴木健.txt
・出場選手及びスペシャルゲスト紹介&全カードの見どころ/「帝王の目!」もあり
・TAKAYAMANIA EMPIREグッズ紹介
・応援コラム①KAMINOGE・井上崇宏編集長
・応援コラム②週刊プロレス・井上光編集次長



〔書名〕2018プロレスLOVE in YOKOHAMA SPECIAL GUIDEBOOK
〔発行〕GENスポーツエンターテインメント
〔価格〕オールカラー48ページ/2000円
〔発売場所〕WRESTLE-1大会会場売店
〔通信販売〕WRESTLE-1 OFFICIAL WEB SHOP
〔内容〕征矢学、芦野祥太郎、児玉裕輔、吉岡世起インタビュー、黒潮“イケメン”二郎&稲葉大樹&立花誠吾&頓所隼座談会を執筆



【TV出演情報】
〔本放送〕
■サムライTV「DDT9・23後楽園ホール大会生中継」:9月23日(日)12:00~15:00/リピート放送:9月23日(日)22:00~25:00、9月30日(日) 9:00~12:00
※実況:村田晴郎、解説:鈴木健.txt
http://www.samurai-tv.com/

■GAORA SPORTS「プロレスリングマスターズ8・21後楽園ホール大会中継」:10月7日(日)12:00~14:00/リピート放送:10月20日(土)17:30~19:30
※実況:高橋大輔、解説:鈴木健.txt
https://www.gaora.co.jp/wrestling/2476230

■tvkテレビ神奈川「WRESTLE-1 9・2横浜文化体育館大会中継」:9月26日(水)19:00~20:55
※実況:高橋大輔、解説:鈴木健.txt
http://www.tvk-yokohama.com/annai/tokuban.php

■ケーブル4K「プロレスフェス2018関東甲信越大会」:10月13日(土)~19日(金)13:00~13:30、19:00~19:30ほか
※実況:鈴木健.txt、ゲスト解説:武藤敬司、鬼越トマホーク坂井
https://www.cable4k.jp/feature/3306/

〔リピート放送〕
■サムライTV「DDT8・26後楽園ホール大会中継」:9月23日(日) 10:00~12:00、9月25日(火)18:00~20:00
※実況:村田晴郎、解説:鈴木健.txt

■サムライTV「DDT8・25後楽園ホール大会中継」:9月22日(土)20:00~22:00、9月25日(火) 13:00~15:00
※実況:村田晴郎、解説:鈴木健.txt

■GAORA SPORTS「WRESTLE-1 9・2横浜文化体育館大会中継」:9月23日(日)24:00~28:00、10月18日(木)25:00~5:00、10月22日(月)12:00~16:00
※実況:高橋大輔、解説:鈴木健.txt
http://www.gaora.co.jp/wrestling/1776080

【ニコニコプロレスチャンネル出演情報】http://ch.nicovideo.jp/nicopro
TCW旗揚げ直前スペシャルトーク:9月24日(月)22:00~23:00
※出演:ジミー鈴木、フミ斎藤、鈴木健.txt

[全編無料]ニコプロ一週間9月26日号:9月26日(水)22:00~24:00
※MC:鈴木健.txt、コメンテーター:週刊プロレス・松川浩喜記者

世界のTAJIRIが外国人レスラーをいろいろ語る!:9月28日(金)22:00~23:00
※MC:TAJIRI、アシスタント:鈴木健.txt

〔タイムシフト視聴可能番組〕
WRESTLE-1 9・18新木場1stRING大会中継:9月27日(木)間で公開
※実況:鈴木健.txt

ニコプロ一週間9月19日号:9月26日(水)まで公開
※MC:鈴木健.txt、コメンテーター:週刊プロレス・奈良知之記者、ゲスト:J STAGE・山内大輔代表

PURE-J女子プロレス8・11後楽園ホール大会中継:9月24日(月)まで公開
※実況:鈴木健.txt

J STAGE9・12後楽園ホール大会中継:9月24日(月)まで公開
※実況:鈴木健.txt、ゲスト:山内大輔代表

大日本プロレス9・6新木場1stRING大会中継:9月23日(日)間で公開
※実況:鈴木健.txt

KAIENTAI DOJO7・8BlueField大会中継:9月22日(土)まで公開
※実況:鈴木健.txt

テーマ:

BGM:Bonnie Tyler『Holding Out For A Hero』

 

いよいよ明日に迫りました髙山善廣支援イベント『TAKAYAMANIA EMPIRE』。その当日に会場売店で販売される公式プログラムの編集をやらせていただきました。クラウドファンディング「Makuake」を通じての皆様からのご支援により、製作・販売することができます。ありがとうございます。髙山善廣オフィシャルブログにてその内容が公開されておりますので、こちらでも告知させていただきます。

 

TAKAYAMANIA EMPIRE 
OFFICIAL PROGRAM CONTENTS


・髙山善廣インタビュー「リングにいなくても髙山善廣の気持ちはあります」
・「TAKAYAMANIA EMPIRE」開催までの経緯
・髙山善廣の足跡「NO FEAR ROAD」
・鈴木みのるインタビュー「愛されてますね、あいつは」
・TAKAYAMANIA支援を呼びかける一人として伝えておきたいこと――鈴木健.txt
・出場選手及びスペシャルゲスト紹介&全カードの見どころ/「帝王の目!」もあり
・TAKAYAMANIA EMPIREグッズ紹介
・応援コラム①「KAMINOGE」井上崇宏編集長
・応援コラム②「週刊プロレス」井上光次長
・実行委員会よりご挨拶

オールカラー40ページ/価格2000円

 

 

また、同じく公式ブログにて鈴木健.txt執筆コラムを特別に事前全文公開していただいています。これは、イベント当日前に一人でも多くの皆様に知っていただきたく、TAKAYAMANIA実行委員会のご理解を得た上でアップしていただいたものです。こちらも併せて掲載いたします。あの日以来、初の単独インタビューとなります髙山さんご自身の声、鈴木みのる選手のイベントに対する思い、そして髙山さんを至近距離から取材してきたお二人の応援コラム等は、当日プログラムをご購入の上、お読みください。よろしくお願いします。

 

――――――――――――

 

与えるのではなく、

返している――
 文◎鈴木健.txt
 
猛暑が続いた夏の表情に変化が見え始めた8月のある日、当パンフレット用取材で髙山善廣さんの病室を訪れた。言うまでもなくあの日以来、顔を合わせるのは初めてだった。

 

2013年1月にスタートしたニコニコプロレスチャンネルのニュース番組「ニコプロ一週間」で髙山さんがレギュラーコメンテーターを務めるようになってからの4年間は、司会進行として毎週顔を合わせる関係が続いた。それが昨年4月26日の回を最後に、あの大きくて頼り甲斐のある体が自分の隣からいなくなってしまった。
 
9月4日のTAKAYAMANIA発足以後は、各団体で始まった支援募金活動に協力させていただく形で呼びかけ続けた。「なぜプロレスマスコミが特定の選手のために?」という見方をされるのも承知だった。
 
選手の皆さんが募金箱を持っている時は、ちゃんと協力していただいたファンの方々にお礼を言える。ただ、人手が足らず誰もいない場合はそれができない。
 
「そんな時、帝王はどう思うだろう」
 
おこがましいけれども週に一度、帝王の隣にいた者として髙山さんの代わりに頭を下げよう。プロレスラーでも世間的バリューのある人間でもない自分も、それならできると思った。
 
理屈や整合性とされるものより、心へ芽生えた自分を突き動かす“動機”に対し、正直になっただけである。きっと、支援するファンの皆さんも同じはずだ。
 
「僕は髙山さんの試合を見て、勇気や元気をもらいました。今度は僕がそれを返す番です」
 
募金を呼びかける中で、何度となくそう言われた。このお金は与えるものではなく、返しているんです――と。
 
うまくいっている間は黙っていても周りから人が寄ってくる。でも、窮地へと陥った時にどれほど力になってくれる者たちがいるか。その人が育んだ本当の価値とは、そこにあるのではないか。
 
傍目から見ると募金箱を持って、お金を入れてもらうだけの単純なやりとりに映るかもしれない。じっさいは支援していただいた数だけの、小さいながらの物語がそこにはあった。TAKAYAMANIAの活動を通じ、そのことを学んだ。
 
ほとんどの皆さんが募金するさい、自分の思いを口にする。それぞれの境遇の中で芽生えた髙山さんとの関係を、大切な宝物のように心の中へ閉まっていて、そのふたを開けるのだ。そして「帝王に頑張れ!と伝えてください」と最後に加える。
 
呼びかけるさい「皆様の支援のお気持ちをお預かりし、募金という形で髙山さんにお伝えいたします」と言っている。これは、大日本プロレス・登坂栄児社長の言葉をお借りしたものだ。
 
我々はあくまでもファンの気持ちを預かっているにすぎない。大切なのは、その思いの深さや熱さを髙山さんへ伝えることだ。
 
箱の中へ詰まっているのは形こそ紙幣や硬貨の姿をしているが、それが人肌のぬくもりを持った別の何かに思える。そこに集められた金額を飛び越える尊い価値を持つもの――。
 
「健さん、太ったでしょ?」
 
1年3ヵ月ぶりだというのに、昨日まで会っていたかのような笑みを髙山さんはこちらへ投げかけてきた。ついに訪れた再会の機会。でも、いざとなるといったいどんな顔をしていけばいいだろう…などと考えていたこちらの思いを見透かすかのごとく。
 
まず何より、皆さんからお預かりしたはちきれんばかりの「頑張ってください」を、髙山さんへ伝えた。帝王は、噛み締めるようにうんうんと頷き「ありがたいですね」と呟いた。
 
会見や公式ブログ等で「前向きに進んでいます」という情報が出されても現在の姿が見られない分、それが実感しづらいという方もいるだろう。だが、その言葉に偽りはない。
 
髙山善廣は、ちゃんと前進している。日々、厳しい状況の中にあるのは現実でも、インタビューで本人が語っているような“変化”も事実だ。
 
本当に、1ミリの前進かもしれない。しかし我々はその小さな一歩を積み重ねた結果、医学的には奇跡としか表現しようのない回復を遂げた男を知っている。“不死鳥”ハヤブサは、絶望の中から這い上がり「お楽しみはこれからだ!」と唱え続けることで、自分自身を支えていた。
 
もうひとつ、髙山さんへ伝えなければならないことがあった。数日前に開催された「カッキーライド」だ。
 
垣原賢人さんは「TAKAYAMANIA EMPIREにつなげたい」という思いでこの大会を開催した。もちろん本人が訪れ報告する機は来るだろうが、プロレスが好きな帝王に“速報”するのも見舞いにおける差し入れである。
 
メインの垣原vs鈴木戦について語ると「そうじゃなきゃ、みのるちゃんじゃないよね」と、ニヤッと笑った。微笑であるはずなのに、ニコプロ一週間でコメンテーターをやっていた時に何度も耳に響いた「ガハハハハッ!」という豪快な笑い声が聞こえた気がした。
 
2時間ほど話し病室をあとにする時、無意識に右のコブシを握ってガッツポーズを髙山さんへ向けていた。それは、最後に「頑張ってください」とノドまで出かかった言葉を飲み込んだから、気持ちが動作となって出たのだろう。
 
言わなくても、帝王は頑張っている。そしてみんながそれを願っていることも。
 
その願いを、8・31以後もお預かりさせていただきます。そしてまたいつの日か、帝王のもとを訪れる機会が来たら約束通り伝えます。
 
言葉はどんな形でもかまわない。大切なのは、髙山善廣への変わらぬ思いだから――。

 

【みんなで創ろう!髙山帝国】
「髙山善廣支援プロレスイベント第1弾『TAKAYAMANIA EMPIRE』」
★8月31日(金)東京・後楽園ホール(17:30開場/18:30開始)
〔当日券〕16:00より後楽園ホール1Fチケット売場にて若干枚販売
〔対戦カード〕
⑦鈴木みのる&NOSAWA論外&MAZADAvs太陽ケア&TAKAみちのく&近藤修司
⑥諏訪魔&浜亮太&樋口和貞vs石川修司&火野裕士&HARASHIMA
⑤新日本プロレス提供試合◎永田裕志&成田蓮vs天山広吉&海野翔太
④佐野巧真&冨宅飛駈vs丸藤正道&木高イサミ
③秋山準&ディック東郷vs大森隆男&男色ディーノ
②杉浦貴&里村明衣子vs佐藤光留&橋本千紘
①時間差入場バトルロイヤル◎出場選手:大谷晋二郎、高木三四郎、坂口征夫、中澤マイケル、佐々木貴、グルクンマスク、ロッキー川村、井上雅央、KAZMA SAKAMOTO
※スペシャルゲスト:前田日明、佐々木健介、小橋建太、山崎一夫
〔主催〕(株)高山堂/TAKAYAMANIA実行委員会
〔協力〕TAKAYAMANIAの皆様
〔プロデューサー〕髙山善廣

 

【髙山善廣選手の応援よろしくお願いします】プロレスラーの髙山善廣選手が昨年のDDT5・4豊中大会試合中に負傷し、頸髄損傷および変形性頚椎症という診断が下され現在、首から下が動かない状況の中、厳しいリハビリ、ケガと闘っております。そんな髙山選手を応援する会「TAKAYAMANIA」が起ち上げられ、各プロレス団体協力のもと試合会場にて募金箱の設置、応援グッズ販売、チャリティー興行などがおこなわれています。活動状況は髙山選手の公式ブログにて随時更新されていきます。当ブログを閲覧された皆様のご協力を、心よりよろしくお願い申し上げます。皆様からご協力いただきましたご厚意は、髙山選手の治療費等に寄付されます。ご賛同いただける方は、下記口座及びクレジットカードに募金をお振込いただければ幸いです。

 


 

〔銀行振込〕
★三菱東京UFJ銀行代々木上原支店
店番号137
口座番号:普通預金 0240842
口座名義:TAKAYAMANIA タカヤマニア
★みずほ銀行渋谷中央支店
店番162
口座番号:普通預金 1842545
口座名義:TAKAYAMANIA タカヤマニア
★三井住友銀行渋谷支店
店番654
口座番号:普通預金 9487127
口座名義:TAKAYAMANIA タカヤマニア 代表・髙山奈津子
※通帳は髙山選手の奥様がお持ちになられています
〔クレジットカード〕
日本語:https://secure.koetodoke.jp/form.php?to=13
ENGLISH:https://www2.donation.fm/takayamania-en/
〔TAKAYAMANIAお問い合わせ〕 
takayamania.staff@gmail.com


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BGV:フラワーカンパニーズ 『感情七号線』

 

古巣である週刊プロレスモバイルの連載コラム『週モバ野郎NOW』が2017年8月28日更新分をもって最終回を迎えました。遅れ馳せながら、2011年4月より355回分もの長い間、ご愛顧いただきました皆様へ改めて御礼を申し上げます。

 

終了が伝えられた時点で、ラストは髙山善廣さんのことを書こうと決めていました。5月4日の事故から4ヵ月が経ちなかなか続報が伝わない中で、それでも思いを持ち続けようという呼びかけです。あの時点では、誰もが力になりたいと思っていながら待つしかない状況でした。

 

最終回がアップされた1週間後に記者会見が開かれ、髙山さんの容態報告とTAKAYAMANIA設立が発表され、ようやく私たちは動けるようになりました。各団体・関係者の間でも募金活動が始まり、またたく間にその輪は広がっていきます。

 

それは設立から7ヵ月が経過した今も、変わることなく続いています。今回の支援に関しては、本当に長期的な活動として継続する必要があります。呼びかける側も、そして支援をする側も一過性ではなく、髙山さんに対する思いを持ち続けるのが何より大切なのだと考えています。

 

これはコラムの最終回で書いたことでもあり、そして今後も変わらぬ姿勢として自分の中で位置づけられています。連載が終了し、現在もアーカイヴとして閲覧はできますが、もっとファンの皆様の目が届きやすいところで感じてもらうことはできまいかと週刊プロレス編集部に相談したところ、特例としてブログへの全文転載を認めていただきました。

 

ご理解と、そして髙山さん支援へのご協力をいただいた湯沢直哉編集長、相談に乗っていただいた奈良知之記者へ心より感謝申し上げます。髙山さんが我々のもとへ戻ってくる日までこのエントリーをトップに固定し、皆様へご協力をお願いする次第です。

 

何が正しくて何が正しくないのかの正解は一つではありません。人によって、価値観によって状況や環境、立場によっていくらでも変わってきます。その上で、心へ芽生えた自分を突き動かす"動機"に対し、正直になってください。それが信念を育みます。そして、良識のもと信念に基づいた言動であればあなたにとっての正解です。

 

皆様の正直な思いや気持ちを、支援募金という形で我々はお預かりしているにすぎません。大切なのは一人ひとりの思いを髙山さんへ届けることだと思っています。それを忘れることなく、今後もご協力をお願いするべく呼びかけていきます。

 

 

☆        ☆        ☆

 

2013年1月に「ニコニコプロレスチャンネル」が開設されて4年間、髙山善廣さんはもっとも顔を合わせ、時間をともにしてきたプロレスラーでした。週一番組「ニコプロ一週間」の司会進行とレギュラーコメンテーターの関係で、そこに本誌前編集長の佐藤正行さんを加えた3人で毎週水曜に1週間ごとの主な大会やニュースを紹介し、それについて掘り下げていくというものでした。

 

髙山さんと私は昭和41年生まれの同い年、佐藤さんは1つ上なのでプロレスもそれ以外のジャンルに関しても蓄積が共通しており、当初は出来事をなぞっていくだけだったのが回を重ねるごとに会話が膨らむようになって、やがてグルーヴ感を覚えるほどの絶妙な呼吸ができあがっていきました。天然の佐藤さんに私が突っ込みを入れ、帝王が「ガハハハッ!」と豪快に笑いながらさらに突っ込む。自分の活動範囲だけでなく、あらゆる団体の話題について論客らしいコメントをし、そして楽しめるネタに関しては小学5年生へ還ったかのごとくウヒャウヒャする。

 

テレビの方はどちらかというとおカタいコメンテーターのポジションでしたが、こちらではプロレスならではの幅広さを心から楽しんでいるようで、水曜に試合があっても極力休むことなく大きな体でスタジオへ飛び込んできたものでした。「編集長っていうシンドい立場にいるとさ、この番組で好きなことを言えるのが心のオアシスみたいなものなんだよ」当時、佐藤さんはそう言っていました。おそらく、髙山さんも同じような気持ちで出演されていたのだと思います。

 

だから視聴者の皆さんはもちろん、共演するお二人にも楽しんでもらえるよう私は番組の内容をナビゲートしているつもりでした。髙山さんの誕生日が来ると、いいトシした二人のプロレスマスコミが生歌と生演奏で「ハッピーバースデー・ディア帝王」と祝福し、それを生番組でファンに見てもらい一緒にお祝いしていました。

 

▲2013年9月18日、髙山さんの誕生日前夜の生番組中にロールケーキとシャンパンで帝王を祝う

 

また髙山さんが地上波のドラマへレギュラーでキャストされた時には毎週触れて、それさえも話のネタにしともに笑い合いました。プロレスによって鍛えられているので、どんなジャンルでも膨らまして楽しめるのが我々三人の強みだったのです。

5月4日のアクシデントがあった以後、ニコプロ一週間から帝王の姿が消えました。私の左隣へ当たり前のようにあった大きな大きな体の存在感は、あれから4ヵ月が経とうとしている今もかすかなぬくもりのように残っています。

 

休みに入った以後も、ニコプロはオープニングVから髙山さんの箇所を抜いていません。出演時には毎週豊富なコレクションの中から着てきたTシャツを紹介していたのですが、それも私が引き継いでいます。髙山さんほど多くは持っていないので、ネタが尽きた頃には戻ってきてほしいという願かけでもあるのです。

 

でも…今の我々には、それぐらいのことしかできません。本当にたくさんの選手、関係者がなんとか力になりたいと思っています。でも現時点では、まだその段階ではありません。力になれる日が来るのを待ち続けるしかないのです。

 

あれ以来、一日で髙山さんのことを一度も思い浮かべなかった日はありません。私のような人間でさえそうなのですから、ご家族の辛さを察すると心が痛みたまらなります。そして何より、今なお孤独な闘いを続けている帝王の気持ちを想うと、何もできない無力さが情けなくて情けなくて。

「髙山は帝王です! 僕だってここまで回復してリングに戻ることができたんです。髙山、絶対大丈夫だからな! 負けるなよ!」

 

8月14日におこなわれた「カッキーライド」のエンディングで、垣原賢人さんは何度も帝王の名と「大丈夫」の言葉を口にしました。それは挨拶という形式的なものではなく、とめどなく体のそこからあふれ出てきて抑えきれぬ思いのたけでした。悪性リンパ腫と今も闘いながら、奇跡的な回復を遂げ夢にまで見たリングへ還ってきたのに、自分のことではなく盟友の力になりたいと泣きながら叫んでいる。

 

 

私はプロレスを通じて「人間は他者のために動いた時、とてつもないパワーを発揮する」ことを教わりました。これまで自分のために闘ってきた垣原さんは、その強さを髙山さんへの思いに乗せて使おうとしています。思いは無形のものであるからこそ、時空を超えて伝わる…そしてそれこそが今、私たちにできることなのだと信じています。だから皆さんも――。(2017年8月28日・記)

 

 

【関連エントリー】

365日続いた闘いと思い。そしてこれからも――

 

【髙山善廣選手の応援よろしくお願いします】

プロレスラーの髙山善廣選手が昨年のDDT5・4豊中大会試合中に負傷し、頸髄完全損傷という診断が下され現在、肩から下が動かない状況の中、厳しいリハビリ、ケガと闘っております。そんな髙山選手を応援する会「TAKAYAMANIA」が起ち上げられ、各プロレス団体協力のもと試合会場にて募金箱の設置、応援グッズ販売、支援イベントなどがおこなわれています。活動状況は髙山選手の公式ブログ https://ameblo.jp/takayama-do/ にて随時更新されていきます。当ブログを閲覧された皆様のご協力を、心よりよろしくお願い申し上げます。皆様からご協力いただきましたご厚意は、髙山選手の治療費等に寄付されます。ご賛同いただける方は、下記口座及びクレジットカードに募金をお振込いただければ幸いです。

 


 

〔銀行振込〕
★三菱東京UFJ銀行代々木上原支店
店番号137
口座番号:普通預金 0240842
口座名義:TAKAYAMANIA タカヤマニア
★みずほ銀行渋谷中央支店
店番162
口座番号:普通預金 1842545
口座名義:TAKAYAMANIA タカヤマニア
★三井住友銀行渋谷支店
店番654
口座番号:普通預金 9487127
口座名義:TAKAYAMANIA タカヤマニア 代表・髙山奈津子

※通帳は髙山選手の奥様がお持ちになられています
〔クレジットカード〕
日本語:https://secure.koetodoke.jp/form.php?to=13
ENGLISH:https://www2.donation.fm/takayamania-en/
〔TAKAYAMANIAお問い合わせ〕 
takayamania.staff@gmail.com


テーマ:

BGM:P-MODEL『SPEED TUBE』

 

5月22日(火)に河出書房新社より初の著書『プロレス きょうは何の日?』が発刊されます。プロレス界の出来事を日付ごとに365日分(厳密には2月29日を含めた366日分)集めたもので、初心者にとってはプロレスへの入り口及び今からさらに知るためのデータ集、マニアにはすぐに歴史的な出来事を抽出できる一冊です。雑学本として話のネタにもできると思われます。

 

週刊プロレス在籍時の先輩である市瀬英俊さんの言葉をお借りすると「かゆいところに手が届く、孫の手のような一冊」を目指しました。書き手としてのカラーよりも、まずはプロレスの楽しさ、歴史、奥深さ、それらを内包する素晴らしさをより多くの方々に知っていただくのが一番の目的です。

 


「イッテンヨンだけじゃない、ファンは毎日が記念日! 名勝負、事件、旗揚げ、戴冠、デビュー、命日…一年365日、プロレス界で何があったか、一冊でわかる。すべてのプロレスファン必携」(版元煽り文より)
 

表紙を含むイラストは『プロレス語大辞典』著者・榎本タイキさんにご協力いただきました。365日の出来事以外にもサイプレス上野さん、獣神サンダー・ライガー選手、益子寺かおりさんが「わたしのプロレス記念日」を語ったインタビューを掲載。

 

 

鶴見青果市場にまで漂着しながら“イッテンヨン”公式テーマソングを手がけたミュージシャンの上野さん、ファン時代とプロレスラーになってから“ハッテンニーロク”“イッテンヨン”“ジュッテンキュウ”の3大「○・○」を実体験しているライガーさん、そして女性としてプロレスによって人生を変えられたかおりさんがそれぞれのプロレス愛を語り、忘れられない日付とその出来事を語っています。3つの視点から共感できると思われる内容です。

 

また、読み物としてはその異様なまでのデータ記憶力で高名なDDT・石井慧介選手をとりあげたコラムを掲載。日付、歴代王者はもちろん、いつどこでどのタイトルマッチがおこなわれ、何分何秒何固めで何度目の防衛に成功したかがスラスラ出てくる巨匠が憶える秘訣を明かすとともに、日付と記憶の楽しみ方もレクチャー。これを実践すれば、観戦とは違った形でプロレスをより楽しむことができると思われます。

 

さらに特別付録として、日本の主要プロレスラーの誕生日を日付順にした一覧もあり。それぞれの生まれた年(亡くなられている方は没年も)明記されており「今日はどのプロレスラーが生まれた日かな」と思いついたさいに、見つけやすくなっています。

 

昨年秋頃にこの企画をいただいた時点では「365日といってもほとんどが知っていることだし、それを集めればいいだけだろう」と考えていたのですが、まず一日ごとの項目を決めるところからあーでもない、こーでもないとなりました。同じ日に大きな出来事があると、どちらを優先するべきかで悩むからです。

 

ようやく項目が決まると、今度は出来事の重要性によって“枠”を決めなければなりません。本書ではその月でもっとも大きな出来事を見開き2ページで月頭に持ってきて(1・4は27大会分の歴史を6ページで。全大会の主要試合結果つき)、それ以外は1ページ、さらに1ページを6分割し4枠(2/3ページ)、2枠(1/3ページ)、1枠(1/6ページ)モノに振り分けました。これらを極力日付順が崩れることなくハメ込んで、ようやくページ割が決まりました。

 

そこから怒濤の原稿執筆がスタート。ただでさえ歴史に残っている出来事なのですから、書くべき情報はいくらでもある。でもそれぞれを限られた文字数で収めなければいけないので、いったん書いてから削る作業の方に時間を費やしました。それが365日分というのは、想像以上に大変でした。

 

執筆中もプロレス界は動いており中邑真輔選手やASUKA選手のレッスルマニア出場等もあって、そこまではなんとな入れ込むことができました。年代的には1883年~2018年の185年間分の出来事が網羅された形となっています。新日本&全日本の二大老舗団体、UWF系、インディー、女子、海外と幅広く集め、まずはお好きなところより入ってそこから他のカテゴリーも知っていただくための一冊です。

 

ひとつの出来事からさかのぼることでさらに詳しく知っていただけるよう、関連事項が載っているページへのリンクが貼られています。ネットで検索し、その先へ飛ぶのと同じ感覚で読めます。

 

ファンの皆様には「きょうは何があったか知ってる?」「あなたの誕生日はいつ? その日はこういうことがあったんだよ」といった感じでコミュニケーションツールにしていただければと思いますし、実況や解説を務めている関係者の皆様には中継前に目を通せば、その日に何があったかを確認し番組で活用できるかと。もちろん、記事を書くさいの資料としてもご利用いただけましたら幸いです。

 

それ以外の著者としての意図は「はじめに」「おわりに」にて書きましたので、ご覧ください。現在、Amazon等で予約を受け付けています。ぜひお買い上げいただき、カバンの中へ常備していただけたらと思います。よろしくお願い申し上げます。

 

『プロレス きょうは何の日?』CONTENTS

わたしのプロレス記念日

・サイプレス上野(サイプレス上野とロベルト吉野)

・獣神サンダー・ライガー(新日本プロレス)

・益子寺かおり(ベッド・イン)

1・4【東京ドーム】

1月のプロレスの日 川田×小橋60分フルタイム/藤波がWWWF世界ジュニア王者にほか

2・10【「時は来た」「1、2、3、ダーッ!」】

2月のプロレスの日 雪の札幌テロ事件/レインメーカーショックほか

3・1【小橋がGHCヘビー初戴冠】

3月のプロレスの日 「破壊なくして創造なし!」/大阪城ホールに海賊男が乱入ほか

4・6【墓掘り人のレッスルマニア初黒星】

4月のプロレスの日 アントニオ猪木引退/「橋本真也34歳 小川直也に負けたら即引退!スペシャル」ほか

5・5【大仁田電流爆破】

5月のプロレスの日 蝶野が三沢、小橋と2年越しの連戦/新生UWF旗揚げほか

6・26【猪木×アリ格闘技世紀の一戦】

6月のプロレスの日 「おまえは噛みつかないのか?」/高山善廣×ドン・フライほか

7・29【闘魂三銃士結成】

7月のプロレスの日 「愛してます!」/小橋×健介チョップ合戦ほか

8・26【夢のオールスター戦で一夜限りのBI砲】

8月のプロレスの日 第1回G1で三銃士時代到来/ALL TOGETHERほか

9・26【ハンセン×アンドレ伝説の田コロ決戦】

9月のプロレスの日 高田延彦vs天龍源一郎/パンクラス衝撃の秒殺旗揚げほか

10・9【新日本対Uインター】

10月のプロレスの日 PRIDE..1高田がヒクソンに完敗/飯伏×ヨシヒコほか

11・19【前田顔面襲撃事件】

11月のプロレスの日 ブル中野が金網ダイブ/「この一勝はドームよりも重い」ほか

12・2【馬場が日本人初のNWA王者に】

12月のプロレスの日 力道山×木村政彦昭和の巌流島/TPG乱入で両国暴動ほか

【Column】石井慧介が教える「日付と記憶」の楽しみ方「僕にとって数字は“娯楽”です」

主要プロレスラー誕生日一覧

単行本四六版176ページ/1400円+税

 

河出書房新社紹介ページ http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309279435/

 

 

 

さらに! 恵さん情報によると、セブンネットで予約すると生茶がもらえるとのこと(5月31日まで)。生茶を飲みながら読もう。

セブンネット https://7net.omni7.jp/detail_isbn/9784309279435

生茶クーポンキャンペーン情報  https://7net.omni7.jp/general/sp/180402namacya?intpr=7ns_loc_general_0000007ns

 


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BGM:The Rolling Stones『Jumpin' Jack Flash』

 

1年前の5月4日は木曜日でした。本来ならば前日夜は、髙山善廣選手が毎週レギュラー出演しているニコニコプロレスチャンネルの「ニコプロ一週間」なのですが、その日は新日本プロレス「レスリングどんたく」二次会を番組的に優先する必要があったため、一日ズレての“ニコイチ”となりました。

 

ただ髙山さんはその日、DDT豊中大会に出場するとありお休みに。4月の最終水曜である26日のニコイチを終え「じゃあ…来週は大阪だから5月の10日に、また」と言い残し、髙山さんはニコプロスタジオをあとにしました。週に一度の何気ないやりとり。2週間空いてしまうものの次々週の水曜になれば、当たり前のように自分の隣へあの大きな体が座るものだとばかり思っていました。

 

4日は昼・WRESTLE-1、夜・プロレスリングNOAHの後楽園ホール大会がありました。いずれも現場で取材しており、どの段階で豊中にて起こったことを知ったのかは今となっては記憶が残っていません。当時のメールを確認すると、16時2分にDDT・今林久弥広報へ「髙山さんの容態がわかりましたら教えてください」と送信したのが残っています。

 

おそらく今林さんも、関係各所から問い合わせの連絡が殺到し大変だったと思われます。病院に搬送されたまでしか把握しておらず、それ以上の詳細は明らかではなかったことから、その日のニコイチでは一切髙山さんについては触れませんでした。もちろん、コメントでは「帝王はどうなったんですか?」と心配する視聴者の声も流されていましたが、団体発表を前に憶測でモノを言うのは控えようというのが番組としての判断でした。

 

ニコイチが終了した頃、髙山さんのマネジャーである石原真さんから電話がありました。石原さんは時間がある限りニコイチの収録に顔を出し、カメラには映らずとも一緒に番組を盛り上げてもらえる存在でした。それもあってか、自分の気持ちを抑えるのでいっぱいにもかかわらず連絡していただいたのです。

 

とはいえ、石原さんにも詳細はまだ伝わっておらず「とにかく明日朝、髙山が入院した大阪の病院へ向かいます」というので「髙山さんのことをニコイチと視聴者はずっと待っていますとお伝えください」と頼みました。それどころではない状況であるのを知ったのは、夜が明け午前9時頃にDDTが正式リリースした内容を見た時でした。

 

5月10日、水曜に戻ったニコイチで我々は髙山さんのアクシデントについて伝えなければなりませんでした。そして「帝王がニコプロ一週間に戻ってくる日まで、オープニングVは髙山さんの紹介を入れたまま流し続けます」と視聴者に告げました。

 

▲現在も毎週流されている「ニコプロ一週間」のオープニング映像

 

その時点においても…1年間、ずっと会えなくなるとは思っていませんでした。いや、思いたくなかった。帝王不在の365日は本当に長く感じました。我々でさえそうなのですから、病院のベッドで動けずにいる髙山さん、そしてそれを支える奥様の奈津子さん、息子さんの肉体的・精神的負担は察するにあまりあります。

 

9月4日にTAKAYAMANIAの設立が会見で発表されてから8ヵ月、今も各団体会場での募金活動やプロレス界の枠を超えての呼びかけは続いています。発足当初より、この活動は長期的に継続する必要があることを忘れずにやってまいりました。取材に訪れたマスコミや関係者の中にもご協力していただいた方々が何人もおります。

 

「大きな額を一度だけ募金するよりも、少しずつだけど会場に来たら毎回するようにしています。それによって自分も続けられるので」

 

そうした姿勢でご協力していただいているファンの方もいらっしゃいました。年末年始は、日本のプロレスを観戦するためにやってきた海外からの遠征組も多かったのですが「俺が日本に来た目的の一つが、タカヤマのサポートをするためだったんだ!」と、熱いまなざしで募金するアメリカ人と思わしきお兄さんとも出逢いました。

 

また、ご両親に連れられたチビっ子が募金箱に気づき、手を引っ張って止めるとこちらを指さし、お父さんからお金を受け取り無言で入れてくださったこともありました。UWFインターナショナルやPRIDEで活躍した頃の帝王をリアルタイムで見ていない世代です。おそらく親御さんやあるいはお爺ちゃん、お婆ちゃんから、髙山善廣というプロレスラーのことを聞かされていたのでしょう。

 

ただ募金箱を持って立ち、ただその中へお金を入れるのではなく、ほんの数秒間のやりとりの中へそれぞれの思いが詰まっている…それがTAKAYAMANIAの風景なのです。

 

「プロレスの世界は村社会で、その中だけでやっている小さな出来事だって言われるけど、今は村人に助けられている。村のよさは知ってるつもりだったけど、村だって悪くねえなって思うよ。でも、それだけじゃなく外の世界に住んでいる人たちも、髙山のために何かやりたいと言ってくれる。俺なんかより、その人たちの方がよっぽど届くんですよ。だから俺は俺のスタンスで続けるし、その人たちも伝えてくれる…それでいいんじゃないかって思う。世界一性格の悪い男の言うことは聞かなくても、そういう人たちの言うことなら聞くよって。それでいい」

 

昨秋、鈴木みのる選手が言っていました。万人に理解されることはなくとも、届いた人々が自分の意志に基づいて協力する。そして届けたいと思う者が、やれる範囲で広めていく。

 

こういう言い回しは語弊があるかもしれませんが、参加していただくことそのものが髙山さんの力となり得ます。8月31日には後楽園ホールにて「TAKAYAMANIA EMPIRE」が開催されます。おそらく、もう少ししたらある程度の詳細発表があると思われます。

 

▲あの日から1年となる5月4日、NOAH後楽園大会ではタダスケ選手が募金を呼びかけ、多くの皆さんにご支援をいただいた

 

あれから1年が経ち、5月5日も、6日も、そのあとも髙山さんの孤独な闘いは続きます。「プロレスラーはリングに上がれなくても闘う姿を見せるのがプロレスラー。だから僕は今も現役のプロレスラーだと思って日々頑張っています」

 

かつて、ハヤブサ選手も孤独の中で闘っていました。ドン・フライと正面から殴り合った髙山さんも強かったけれど、姿を見ずとも今の髙山さんからはそれ以上の強さがリアルな質感となって私には伝わってきます。

 

過去の強さだけでなく、今の帝王から強さを感じ、心が動いたのであればTAKAYAMANIAに“参加”してください。それが協力を超えた、強力となるはずです。

 

 

【特別転載】髙山善廣さんへの思いを持ち続けること

 

【髙山善廣選手の応援よろしくお願いします】プロレスラーの髙山善廣選手が昨年のDDT5・4豊中大会試合中に負傷し、頸髄損傷および変形性頚椎症という診断が下され現在、首から下が動かない状況の中、厳しいリハビリ、ケガと闘っております。そんな髙山選手を応援する会「TAKAYAMANIA」が起ち上げられ、各プロレス団体協力のもと試合会場にて募金箱の設置、応援グッズ販売、チャリティー興行などがおこなわれています。活動状況は髙山選手の公式ブログにて随時更新されていきます。当ブログを閲覧された皆様のご協力を、心よりよろしくお願い申し上げます。皆様からご協力いただきましたご厚意は、髙山選手の治療費等に寄付されます。ご賛同いただける方は、下記口座及びクレジットカードに募金をお振込いただければ幸いです。

 


 

〔銀行振込〕
★三菱東京UFJ銀行代々木上原支店
店番号137
口座番号:普通預金 0240842
口座名義:TAKAYAMANIA タカヤマニア
★みずほ銀行渋谷中央支店
店番162
口座番号:普通預金 1842545
口座名義:TAKAYAMANIA タカヤマニア
★三井住友銀行渋谷支店
店番654
口座番号:普通預金 9487127
口座名義:TAKAYAMANIA タカヤマニア 代表・髙山奈津子
※通帳は髙山選手の奥様がお持ちになられています
〔クレジットカード〕
日本語:https://secure.koetodoke.jp/form.php?to=13
ENGLISH:https://www2.donation.fm/takayamania-en/
〔TAKAYAMANIAお問い合わせ〕 
takayamania.staff@gmail.com


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BGM:猛毒『サイバー長介』

 

過去の遺産で食うことに関しては業界内でも他の追随を許さない茨城清志・元W★INGプロモーション代表による、選手たちの血と汗と涙の結晶である試合映像をDVD化した「W★ING最凶伝説シリーズ」が、昨年9月より月一ペースで販売されている。以前に3本、同じような復刻版をリリースするも、その時は何大会分の中から主要試合がオムニバスされたものであり、一興行ごとのパッケージ化ではなかった。

 

てっきり怪しい販売元から自主制作のように出されているかと思いきや、かつてテレビ中継がなかったUWFをヴィデオ化しそのブームへ大きく貢献した、プロレス・格闘技関連映像作品製作会社の老舗・クエストよりリリースされているから驚き。クエストさんの木暮祐二社長にはその頃からよくしていただき、リングス・オランダ大会取材のさいは旅をともにした。またスタッフとして働く山口さんや牛場さんは元新生UWFの社員であり、あの時代を知る者同士という思いがある。

 

イバラギさんとビジネスするとは皆さん、よほど寛大と言わざるを得ない。もっとも、WI★NGというコンテンツについては今なお語れ、根強い人気を誇っている。この団体がなかったら、大日本プロレスやプロレスリングFREEDOMSのデスマッチも今とは少しばかり違うカラーになっていただろう。

 

なので、こうして当時の映像がリリースされるのは歓迎すべきこと。デスマッチそのものは進化していても、あの時代ならではの熱気や匂いを世に出す意義をクエストさんは見いだしたのかもしれない、たとえビジネスの相手がイバラギさんであっても。

 

すでにVoL.5までリリースされており、この3月に第6弾として「CLIMBING UP 4対4全面対決 W★INGvsプエルトリコ軍団」が発売。この回からVoL.11までの6本分の特典映像で「茨城清志×鈴木健血まみれ放談『W★INGのあの頃』」と題し、イバラギさんと当時のエピソードを語っている。

 

 

第5弾まではイバラギさんと金村キンタローの対談だったのだが、その時より遥かに収録時間が長かったとクエストのスタッフさんが言っていた。つまりそれほど語るべき思い出があったわけだが、内容はほとんどイバラギさんへの証人喚問。

 

俗に言われる「W★ING時間」(当時、開始時間に始まった試しがなかった)をはじめ伝説化している数多の落ち度を3000ビチッ!と追及しては、イバラギさんが聞き取りづらい口調(フェードアウト話術)で答えるというシロモノになった。オーディエンス不在の会話ながら、スタッフさんが言うには「コンビ漫談にしか見えなかった」らしい。

 

昨年11月、6本分のまとめ録りを高田馬場にあるクエストさんでおこなった。じつは専門学校時代の3年間通った街であり、そこに社があるのは知っていたがじっさいにお邪魔させていただくのは初めてだった。

 

高田馬場へいく途中、新宿駅のホームでジムに向かう一般人・澤宗紀さんとたまたま遭遇。「澤さん、時間あります? 伝説の人物とツーショットが撮れるから一緒にいきません?」と誘うと、出演するわけでもないのに面白がってクエストまでやってきた。このあたりのノリはさすがだ。

 

到着し、澤さんについて説明したもののイバラギさんは自分の興味がないことにはとことん関心を持たぬ生命体。おそらくまったく状況を把握できぬ間に、ツーショットへと収まった。

 

▲呑気にウィリアム・リーガルばりのピースサインをするイバラギさんと、とても嬉しそうな一般人・澤宗紀さん

 

見よ! 一般人・澤宗紀さんの嬉しそうな表情を。そして本当に写真だけ撮るとクエストを去っていった。

 

そんなことがあっての収録だったわけだが、とりあえずVol.6について説明しなければなるまい。この1992年6月11日におこなわれた後楽園ホール大会は、W★INGフリークスの間で隠れたベスト興行として知られている。

 

Vol.1から主な収録試合を羅列すると、ジプシー・ジョーvsミスター・ポーゴの金網デスマッチ→松永光弘が対ポーゴ戦のベストバウトとしてあげる後楽園でのビッグファイア-(初めて火炎噴射を食らう)→アイスマンとミゲロ・ペレスJrのスキャフォードマッチ→金村ゆきひろ(当時)とポーゴのカリビアンバーブドワイヤータッグデスマッチ→ジェイソン・ザ・テリブル初登場の棺桶デスマッチと、いずれも禍々しいデスマッチがウリとなっている。それに対し、この日は通常ルールのイリミネーションマッチがメインだった。

 

デスマッチを見たさにW★INGへの来ているファンにとっては魅力に乏しいとなる。ましてやこの時、バルコニーダイブで一躍デスマッチ戦線の主役に躍り出た松永が右足カカトを骨折し欠場。その穴を埋めるべく急成長を遂げた金村も腰の圧迫骨折と、主力を欠いたメンバーでプエルトリコ軍との全面対決へ臨まなければならなかった。

 

▲イバラギ映像恒例、暗闇の中でおどろおどろしい挑発行為に興じるビクター・キニョネス(ひらがなで書くとびくたー・きにょねす)

 

▲これがメインのイリミネーションマッチに出場したメンバー。「プエルト・リコ」と“・”を入れるのがイバラギさんのこだわり。W★ING軍は松永も金村もおらず、戸井にいたってはこの日2試合目の出場。業界識者の誰もがプ軍圧勝と予想したが…

 

「松永も金村も出ないんなら…」と、足を運ばなかったファンもいただろう。ところがいざフタを開けてみると、短かくはかなきW★INGの歴史の中でも、屈指の一体感が生見ても出された。

 

試合終盤、ビッグファイアーで燃やされる寸前のジェイソンを救出したのは、欠場中の松永。そのいで立ちが凄かった。右腕と頭に有刺鉄線を巻いているのだから。

 

有刺鉄線ラリアットをポーゴにブチかまし、さらに有刺鉄線ヘッドバットで追い撃ちをかける。当時はまだ有刺鉄線の使い方にそれほどバリエーションはなく、自分の肉体に装着する発想自体が斬新だった。

 

3月の後楽園でスーパー・インベーダーが自分の胴に有刺鉄線を巻いてダイビング・ボディープレスを放ったが、松永はさらにその先をいったこととなる。当然、頭に有刺鉄線を巻いてヘッドバットをやったら自分の額にも突き刺さる。

 

その無鉄砲さに、後楽園が熱狂の渦となった。あの空気は90年代インディーシーンの中でも極めて退廃的だったW★ING特有のものであり、あえて現在に置き換えるならFREEDOMSの後楽園でビオレント・ジャックや竹田誠志、正岡大介がかもし出すものに近い。

 

 

松永の援護射撃によりW★ING軍がイリミネーションマッチを制すのだが、敗れたポーゴ様の言い草がまたグンバツ。「マツナガーッ! てめえ…汚ねえマネしやがって。正々堂々とやれ!!」

 

 

さんざん極悪三昧を働いてきた自分のことは棚にあげ、一回乱入されたからといって100%相手に非があるとドヤ顔で言い張れるのは、ミスター・ポーゴをおいてほかにはいまい。もちろん、このマイクも収録されている。

 

当時のW★ING勢は、何かっつーと団結力をアピールするためにみんなの手を合わせた写真を撮らせていた。確かこの日のリポートは週刊プロレス通算500号に載ったと記憶しているが、その週はこれといった大きな大会もなくカラー5ページでリポート。

 

ページが多い分、写真を大きく載せられる。最後のページの大写真に、出場した4人(言うまでもなく徳田光輝が中央)と松永、金村らを加えた9人が手を合わせている場面を持ってきて「みんなで力を合わせればポーゴに勝てるんだ!」というキャッチを入れた。本当に、そう言っている顔をみんながしていたからだ(特に真ん中の人)。

 

 

すると数週間後の読者投稿コーナー「あぶない木曜日」にふたコマ漫画のハガキが届いた。「みんなで力を合わせればポーゴに勝てるんだ」→ビクター・キニョネス「そりゃそうだ。そんなんで勝って嬉しいか?」というものだった。

 

まあ、5人がかりでたった一人に向かっていって勝てなかったら救いようがない。ビクターのおっしゃる通りだ。とはいえ、我々はそうしたツッコミを誘発する狙いでこういうことをよくやっていたので(あとづけではございません。現に今でもその手法は使っている)、こうしたリアクションは我が意を得たりだった。

 

それも含め、私の中でもこのイリミネーションマッチはW★INGを見てきた中で強く印象に残っている。まさか四半世紀後、そのDVDで語る日が来るとは思ってもみなかった。

 

イバラギング・マイウェイ全開の特典映像も含め、相当楽しめると思うのでぜひご覧になっていただきたい。ちなみにこの「W★ING最凶伝説シリーズ」では、封入されている応募券5枚でもれなく非売品W★INGオリジナルTシャツがもらえるキャンペーンをおこなっている。Tシャツは2種類あるので、全20作品中10作品を購入すれば、どちらも手に入れることができる。今後のリリース内容も含め、詳細はコチラ

 

 

というわけで、今後も続々と当時のW★INGを味わえる秘蔵映像が発掘されるのでお楽しみに。次回Vol.7は4月20日リリース。伝説の“人間焼き肉デスマッチ”こと、松永vsポーゴのファイアーデスマッチがおこなわれた1992年8月2日の船橋オートレース駐車場大会です。

 

〔作品名〕W★ING最凶伝説シリーズvol.6「CLIMBING UP 4対4全面対決 W★INGvsプエルトリコ軍団」
〔発売〕株式会社クエスト
〔価格〕カラー60分+特典18分、5400円(税込)/品番SPD-1466
〔通信販売〕クエストHP
〔収録試合〕

★1992年6月11日=東京・後楽園ホール
茂木正淑vs三浦博文
ジプシー・ジョーvs三宅 綾
▼WING認定世界ジュニアヘビー級初代王者決定リーグ戦
チータ・キッドvsグラン・シーク
戸井マサルvsジミー・バックランド
チャズvsビル・ダンディ

▼W★INGvsプエルトリコ軍団4対4イリミネーションマッチ
ジェイソン・ザ・テリブル&徳田光輝&島田宏&戸井マサルvsミスター・ポーゴ&スーパー・インベーダー&ザ・ヘッドハンターズ
〔映像特典〕茨城清志x鈴木健.txt血まみれ放談「W★INGのあの頃 その6」

〔サンプルムービー〕https://youtu.be/ypNlCVRCbFU

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