「知多新四国八十八ケ所写真集」(2012年知多半島歩き遍路日記)第9日目その11「35番:成願寺 | 多幸の湯番台のブログ

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「知多新四国八十八ケ所写真集」(2012年知多半島歩き遍路日記)第9日目その11「35番:成願寺」。

撮影日時:平成24年4月25日 場所:愛知県知多郡南知多町片名稗田9番地。 記事:知多八十八ヶ所35番札所:神光山 成願寺(しんこうざん じょうがんじ)。 聖崎の三河湾に浮かぶ岩礁の上立つ上陸大師を巡拝した後は再び国道247号線に戻り、約1.0㎞離れた35番成願寺を目指す。小さな坂を越えると大井より一回り小さな集落の片名があり、片名バス停で国道を離れ集落の奥に入ると成願寺があった。小さな山門を潜ると本堂と修行大師像を祀る別堂があった。平成7年には本堂の瓦を葺き替えるなどの全面改修が行われ、その時本堂の鬼瓦を「風吹不動」として残している。納経所で応対してくれた副住職は気さくで話しやすい好青年だった。ここで今日の巡礼を終える。この日は11ヶ所を回り、帰路は片名バス停から知多バスに乗り名鉄河和駅まで戻り、そこから車が置いてある河和中学校近くまで歩いて戻る。この日は美浜ICから南知多道路に入り、武豊IC近くのPAで車中泊をする。9日目の歩行距離は約15.7km。9日間の累計は81.8kmになった。(写真右下の+印上でクリックして下さい、拡大されます)

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①35番成願寺の小ぶりな山門。

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②境内に置かれている「風吹不動」と名付けられた本堂の古い鬼瓦。

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③水子地蔵尊(左)と小堂の中の役行者像(右)。(合成写真)

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④ご本尊の阿弥陀如来と弘法大師が祀られている本堂。左側が弘法大師を参拝するところ。

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⑤災難除け修行大師像を祀る別堂。

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⑥別堂の内陣。災難除けお札も売っている。

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⑦境内の寸景写真2枚(合成写真)。左の写真は思惟観音、右側はハナモモの巨木。

                                                                                                               
35番札所:成願寺。宗派:曹洞宗。 ご本尊:阿弥陀如来。 弘法大師が聖崎に上陸した時当地に悪病が流行しているのをみて護摩祈祷により救ったことから「厄除修業大師像」が祀られ、悪病よけ・災難よけとして参拝されている。本堂の一隅には円空が雨乞いのために彫ったとみられる竜神像が安置される。(知多四国霊場ガイドブックより抜粋引用)