あなたは自分のキャラクターをヒットさせられますか? | キャラクタープロデューサーのブログ

キャラクタープロデューサーのブログ

「ヒットキャラクターを出したい!」そんなキャラクター作家、イラストレーター、企業広報、宣伝部の人たち向けのブログです。


今日は、ヒットをいくつも出されている作家さんのお話を書きます。

その方とは16年のお付き合いで、初めてお会いした頃はまだ最初の作品がヒットする前の時期でした。

お会いした際、その作品は強烈な光を放っており、既にヒットする雰囲気がしていました。

貴重な作品(商品)として、デザインを作成し商品コンセプト、商品も購入できるところを限定し、レア感を演出。メディアもカルチャー、インテリアなどの雑誌で話題になっていました。
(そこまではおひとりでされていました。)

そこからライセンスで成功されます。

ライセンス商品も流通を限定するなど初めからは「出しきらない」感じでした。

どこでも買えるという作品でなく、「欲しい」と思わせる雰囲気を作られるのがものすごくうまく、自分がライセンスビジネスを始めた時にそのプロデュースの考え方には勉強させていただきました。

ほどなく、ビッグコンテンツとのコラボレーションで一気に知名度を上げ、トップクリエイターとして様々な世の中に出されました。

今でもお付き合いがあるのですが、お会いしていて、ヒットの秘訣を感じます。

不世出の作家さんなので、誰にでも当てはまる訳ではないですが、ある程度は当てはまると思います。

①お金のある企業への提案を行っている
 (単に売上だけでなくキャラクターにお金を使いそうな企業という意味でもあります。)
②提案する会社の事をよく知っている
 →そこからの世界観、キャラクター作りがうまい
③決済者へのアプローチを試みている(ご自身もしくは第三者からの紹介など)
④「売れる」独自のアートスタイルを持っている
⑤一言で表現できる作家としてのキャッチフレーズを持っている
⑥周りの人を巻き込むのがうまく、巻き込んだ人の特徴を把握し、的確なお願いをしている。
⑦時代の流れをつかむのがうまい
⑧自分で営業が出来る

そして、「キャラクターをヒットさせられる自信を持ってプレゼンしている。」

というのが主なポイントです。

いろいろ話しているとまだまだ深いテクニック的なところもありますが、15年間第一線で活躍されている事がヒットの法則を証明しいていると思います。

他にも多くのヒット作家さんとお付き合いしていますが、おおむね上記法則が当てはまっています。

30年近く前になりますが、ある著名な芸術家の方と仕事をしました。

大手クライアントさんの仕事で、その方とはマネージャーさんを通して画を描いていただく仕事だったのですが、ご自分のペースでご自分の作風でご自分の価格を提示するのがとてもうまく、第一線でご活躍されるのが分かる進め方でした。

よく「私は営業が下手だから」というクリエイターの方とよく会いますが、下手なりに営業していけば、自分の作品の良さ、評価ポイントなどが見えてくると思います。

ヒットを出している作家さんも決してマルチに様々な企業と幅広くお付き合いはしていません。
エージェントが営業するのと、作家さん本人が営業するのとでは迫力と説得力が違います。

「営業=相手への迎合」ではなく、企業のトップに相対時しても「御社でこのキャラクターをヒットさせられる自信があります。」という自信とその根拠作り(根拠のない自信はいりません)が大切なんだと思います。

いきなり企業のトップにはコンタクトできませんが、自分の周りに紹介してもらうでも、企業広報にホームページからアプローチするでも方法はいくらでもあると思います。

ぜひ、ご自身で提案したい企業、商品のキャラクターがある場合は営業をされてみてください。


*近藤健祐のツイッター→ https://twitter.com/kensuky