今日は、海外の大手メディアの方々と会食。
日本でのキャラクター展開についていろいろと話をした。
日本のマーケットを説明するのに、いつも使っている資料がある。
これを見せるとたいていの外国人は驚く。
このデータ上、海外と比べ日本の「キャラクターマーケット」は、特殊なのである。
外国の方と話すと、改めて日本のキャラクターの良さと、
なぜそれが海外に出てゆけないのか?と考えさせられる。
米国のキャラクターライセンス輸出は、米国マーケットの13%。(日本以外も含む)
一方日本のキャラクターライセンス輸出は日本のマーケットと比較し3%にも満たない。
日本人は、米国キャラクターを受け入れる柔軟性があることもその要因だとは思う。
以前、NYにて個展のプレゼンを行ったことがある。
米国人にも出来ることは、日本人には求めていない。米国人には発想出来ない
ザリガニワークス
の案は素晴らしい!という事で、2005年12月、ザリガニワークスの個展を
NYで開催したことがある。
今日の会食では、5年前よりももっと「日本的センス」が求められている気がした。
少しづつ霧が晴れてきたような。