怒涛の日々がまた来るつかの間の日曜日にふっと書いてみたくなったのでつらつらと・・・
この1ヵ月怒涛のイベントラッシュ&発表が続いた。
「The World of Popples~ポップルズの世界展~」(渋谷パルコ)
「The World of Popples~ポップルズの世界展~」ライブインスタレーション
(渋谷パルコ)
「スウィートサクラベア公開記念イベント~The Care Bears Exhibition~」
(名古屋パルコ)
ケアベアUFOキャッチャー 日本正規ライセンス商品発表(AOUショー)
「The World of Popples~ポップルズの世界展~」(名古屋パルコ)
昨年、10月の日経MJでのインタビューでも語った、
キャラクター業界におけるライブハウス型マーケティング。
少しづつここ6年間実践してきたことが少しづつ形になってきたかと思う。
通常のキャラクターライセンス業界では、マス短期爆発型マーケティング。
人気コミック誌の「人気コミック」をアニメ化しマス的な認知を得て、
オンエアしている期間に、ライセンスした商品を展開する。
そしてヒットしたキャラクターは、海外へと広がってゆく。
(あくまでざっくりとで恐縮ですが・・・)
そういったキャラクタービジネスがメインストリームなのではあるが、
別のキャラクタービジネスも存在する。
個展や雑貨、絵本などでじわじわとファン(理解者)を増やし、
大爆発はしないものの、
安定したファンに支えられたキャラクタービジネス。
これをライブハウス型マーケティングと呼んでいる。
クリエイター、アーティストさん達が
作りたいものを作りつつ、ファンの顔が見え、
さらに商品化(ライセンス)をするという。
自分の仕事のスタンスにも合っている気がして。
根気がいるのですが、そうしている。
これは、よくキャラクター業界と音楽業界を比較して話をしていたので、
そのように呼んでいた。
昔は、大ヒットが出たら日本国民がその曲を知っていた。
アニメも同様。
しかし、今は、大ヒット曲でも一部しか知らないという曲が多い。
ライブハウスやストリート、ネットメディアから火が付き、
特定の人たちに爆発的に人気があるという。
キャラクターも同様。
マスメディアを背景としておらず、
ライセンスすることすら目的としていないケースもある。
ユーザーが自然とそのキャラクター(アート)の分身(グッズ)を欲するようになる。
(昔は、あまりにもマーケットが狭く「ライセンス(=量産)」が成立しなかった)
短期的に結果を求めるわけでなく、継続的にプロモーションし、地道に、
そのキャラクターや作品の良さを理解していただける方々に
個展やイベントなどを開いて継続的に共感者(ファン)を増やしてゆく。(^-^)
これは、短期的に結果を求められる大企業にはなかなかできないことだろう。
継続してファンの方に作品を見ていただき、売れる見込みが立った際に、
大きく仕掛けるというすぐ結果が出る手法ではないので。
30億円売るキャラクターを1年で終わらせるより、
5年で30億円売るキャラクターを育成したほうが、
ファンも満足いくものを毎年見ることが出来、
かつ6年目以降も継続している可能性高い。
もしかしたらマス的な盛り上がりに左右されない安定したファンがいるうえで
年間で30億円売るキャラクターに成長している可能性すらある。
ウチで展開している「ケアベア 」もアメリカからお預かりして早4年目となる。
当初、開発者の方々とお会いして、
「ケアベアはいつの時代でも同じ普遍的なメッセージを持っているから、
そのニーズに合ったアートで生き続けて欲しい」というお話を聞いたことがある。
日本で正式にライセンスを取得したメーカーさんには、その意向を汲んでいただき、
すぐに終わってしまうような売り切る展開ではなく、
じっくりと展開していただいている。
日本のメーカーの正規品は、米国と相談し、厳しいデザインのチェックを受け、
じっくりと展開されている。
*短期的に売ろうとして中国や台湾、香港あたりから入ってきている「アジアの正規品?(不正品もある)」
もあるがそれは、法律的には認められているが、並行輸入で入ってきている「販売テリトリー日本」の契約を
結んでいないもの。)
ケアベアに限らず、
これからも、ライブハウス的活動を
「継続」していくことが大事だと信じて。
小さな会社だからできる強みなような。
大企業だからあきらめちゃうことも中小企業は続けますから。
鳩山さん。
もっと中小企業を育てる施策をお願いしますよ(笑)