大久保建佑です。
前回のブログで書いた通り、今回からお酒の歴史について書いていこうと思います。
最初に書くお酒は何にしようかと考えましたが、やはり、文明の記録上に最初に登場したといわれているお酒から始めていきましょう。
それは「ワイン」です。
ということで、今回はワインが誕生した歴史を書いていこうと思います。
■世界で最初に作られたお酒は醸造酒
さて、もちろんこういった記事を書くにあたって、ネットでお酒の歴史に関するページを色々と拝見しました。
先ずぶっちゃけますが「明確に何年前から飲まれている」という情報は見つかりませんでした。
あるサイトでは6000年前からと書かれてあったり、違うサイトでは4000年前からと書かれていたりします。
かと思えば8500年前から、と書いてあるサイトもあったりしてちんぷんかんぷんですね。
ただ、共通して書かれているのは、作られていたお酒の種類で、いずれも醸造酒です。
つまり、
・蜂蜜酒(ミード)
・ビール
・ワイン
こちらの3種が、世界最古のお酒であると言われております。
中でもワインは、はっきりとした記録が残っているお酒の中で最も歴史が古いと言われている事が多いです。
■ワインは最初どう作っていた?
ワインを作る工程というのは、凄くざっくりいうと以下のような手順になります。
1.ブドウをつぶす
2.ブドウを発酵させる
3.不純物を取り出す
4.熟成させる
5.出来上がり
ね?簡単でしょう?
・・・・・何て言ったら、ワインを作っている人たちに殴られてしまいますね(;'∀')
中でもワインをつぶす、という手順は、今は機械化されていますが、昔の人は足で踏んでつぶしていたようです。
確かに一番手っ取り早いですが、労力を考えると中々いいダイエットになりそうですね(笑)
ちなみに有名な話ですが、ブドウを発酵させるときに皮と種を含めれば赤ワインになり、取り除いておくと白ワインになります。
赤と白というのは、発効前のひと手間で変わるので、使われているブドウは同じものなんですね。
■どんな国で飲まれていたの?
お酒を造っていた記録として、古代メソポタミアと古代エジプトが最も古い記録を有しています。
そのワイン造りの様子は、壁画や粘土板などにしっかりと記録されております。
当時、発酵させるという手順を踏む都合上、良いお酒が出来るかは運次第だったそうで「酒は神の恵み」なんて風にも言われていたそうです。
コンビニで気楽にお酒を買える今からしたら、中々考え難いと同時に、メーカーの方々に感謝の念を抱きますね。
さて、短い内容だったかもしれませんが、いかがだったでしょうか。
次回、ワインを飲むときは、そういう歴史があったことを感じながら飲んでみてはいかがでしょうか。
少し、味わいが変わるかもしれませんね。
それでは、良いお酒を。
大久保建佑