衆院厚生労働委員会は5月27日、2012年度の介護保険制度改正に向け、65歳以上の保険料上昇を抑える
ことを柱とする介護保険法改正案を、民主、自民両党などの賛成多数で可決しました。
なお、自民党の要求に沿って、社会医療法人に特別養護老人ホーム開設を認める条項を削除されております。
今回の改正の基本的な考え方は、ずばり「地域包括ケア」![]()
箇条書きで簡単にまとめると、次のようになります。![]()
①新たなサービスの創設
イ 小規模多機能+訪問看護の複合サービスの創設
ロ 定期巡回・随時対応型訪問介護看護の創設(いわゆる24時間巡回型っていわれていたサービスです)
特にロに関しては、既存の介護事業者が参入するかしないかの判断が重要となります![]()
なぜなら・・・、利用者による今の訪問介護との併用はできないからです。
②介護職員の医療行為が可能
たんの吸引、胃ろう・腸ろうの状態確認、経鼻経管栄養のチューブ挿入状態の確認 など
③介護サービス事業者の労働法規の遵守
労働法に違反し罰金刑なる、労働保険の滞納処分を受けたなどの場合は、指定取り消しがある。
④お泊りデイサービス
などなど・・・
改正項目、ヤマモリデス・・・・