こんにちは


入院生活も長くなると、病棟内に顔見知りが増え、挨拶やちょっとしたら会話をする方が増えました


そんな中のある患者さんのお話です


当時は退院まであと1〜2週間という時期でした


毎日退院したらどこに行くやら、何を食べるやらの話をしていました


そんなある日、夜給湯室でカップ麺を作っていると


よく挨拶を交わす女性の方と鉢合わせになりました


ラーメン美味しいよねから会話は始まり

入院期間や病気の内容についてお話しました


その方はがんに侵されており、入退院を繰り返していました


これがきっと最後の入院だから


身の回りのこと全て終わらせてきて、遺影も選んだ

んだよ


と笑いながら泣いてお話する顔が印象的でした


その方はもう治療方法がないらしく、症状を抑えるために入院していました


あなたの病気は今は治らないかも知れないけど


希望を持って生きないと人生損するから頑張って


と言葉をもらいました


私自身あまり死について考えた事もなかったのですが


その方のお話を聞いて


未来の話をできること自体幸せなんだと感じました


来月はどこに行こう


退院したらあれをしよう


忘れていましたが、


退院出来ない方達、


生きられない方達


もいると改めて思いました


その事を思うと


その日は何故か涙が止まらない夜でした


次回 退院からの半年間の安定