KAEDAMA
ラーメンを食べ終わり、
なんだかあと少しだけ、
小腹がもう少しだけ
「寂しい」
というサインを出している時、
届いて欲しいのが、
注文してしまうのが、
「替え玉」
というヤーツー
「替え玉」
という制度である。
しかし、
ほとんどの確率で「替え玉」を食べ終わると
今度は満腹で満たされ過ぎ、
逆にお腹は苦しく、
食べた事を100%後悔するのが「替え玉」の罠でもある。
先日とあるラーメン屋に入ると、
そんな僕を見越しているかの様に
「小玉」
という普通より小さめのお代わり、
ライスで言う所の
<ライス小>
控えめの替え玉メニュー
<小玉>があった。
「これなら俺みたいな小玉の
小玉腹にはチョウド良い感じ」
なのでは?
と言うハングリーなのかハングリーではないのか
どちらか分からないハングリー精神状態で、
それこそいかにも
<小玉精神丸出し>と言う感じで
「小玉」を注文をした。
注文をしてから約3分後、
店員さんが替え玉を右手に持ち、
テーブルへ戻ってくると僕にこう告げた。。
「お兄さん!」
「間違って多めに茹でてしまったので
サービスで<普通サイズの替え玉>ディーす」
「しゃい!」
と、まさかの通常サイズの替え玉をブッこんできたのであった!
こちらも、
ついつい勢いに押され、
「アザーっす!」
「AZS!!」
と言いつつ受け取ったが、、、
内心は
「エーーーーーーーーー!」
「えーーーーーーーーー!」
「まじかー食べれるのか、俺!」
と完全に普通サイズの替え玉にたじろいでしまった。。
結果、
気がつくと、
僕も「男子」なので、
<ペロリ>
食べれは食べたで、
美味しくお腹いっぱい食べれたが、
やはり、食べた後のお腹は重く、
麺という炭水化物だけがお腹を満たしている感覚には、
後悔だけがつきまとった。
時に
「サービス」のつもりが、
「サービス」でなくなってしまうのが、
「サービス」の恐ろしい特性でもある。
自分も気をつけよう。
と満腹の「頭」で思った。