今年もこの季節、今年の10曲てきな。
今年も、もうこんな季節ですね。
2016リリースの個人的にビビットきた10曲くらいをメモっておきますー。
よろしければ、みかんでも食べながら、ご一緒に振り返ってみましょう~
The xx - On Hold
2016最近の僕の気分では、ナンバー1、クッーソかっこいいソング。
新しい物に出会った時の、あの違和感のような異物感に触れたような感触さえありました。
楽曲の「アレンジの妙」ではなく、
あくまで「発明」サイドの手法で突発してきた感じも素敵です。
そしてそれこそロック。
低温なのに高温にさせられるこの感じ!最近1番ゾクゾクした1曲です。
Flo Morrissey and Matthew E. White - Look At What The Light Did Now
Matthew E. White氏の声は今っぽくあるのかなと思います、
そしてそこにFlo Morrisseyちゃんの声が混じってきた時、
俺の2016秋、ヘビーローテーションに決定致しました。
銀杏並木の黄色はこの曲の黄色と同じ色だと思います。
因みに、、秋には可能ならばスケートなんかもしたい、
氷の上を滑り、ただただ流されて体をバランスに託す、
バランスに託すというよりは、
体を氷のリズムに委ねると言った方が的確でしょうか、
つまりこの曲を聞いている時のような感覚で。
Hiss Golden Messenger -Heart Like a Levee
最近本屋で手にした「救い出される」というジェイムズディッキー氏の小説。
村上春樹氏と柴田元幸氏による翻訳堂というレーベルからの出版物で
プッシュの帯を見て、素通りする訳にはいかないのが基本形。
パラっとめくって、
やっぱり購入してしまうのも基本形。
一旦通り過ぎつつも、やっぱり買ってしまうのが基本形で第三文系
「S、V、O」のか、た、ち。
ワタシハ
ホンヲ
カイマシタ。
ズバリ内容は70年代のアメリカの大地を旅する4人が時にバンドのようであったり、
何より、主人公の肌になったような詩的な映像美が感じ取れる素晴らしい小説でした。
*ネタバレ注意報3
日常から逃れる=川下り、という冒険を決行する事にした4人は車にカヌーを積んで、
約束の集合場所までハイウェイを飛ばす。
もちろんLINEも携帯電話も無い時代であり、
あったとしても、つまり「あいつら」がちゃんと来ても、来なくても
「僕は」ひとまず集合場所に向うわけです。
(もちろん「少し遅れるのだ~!みたいな変なスタンプは送ったりしません!)
その朝、きっと、そこではこんな曲が流れているはずだぞと思いました。
Cassius- Action ft. Cat Power, Mike D
フレンチハウス界の重鎮、Cassiusの2016リリース作品。
クラブミュージックってのはヘッドホンミュージックでもあります。
内部に向かうという事、それは外部に向かうという事と限りなくイコールであると思います。
大きめの音量とこのアルバム、とアルコホール、
それだけで他に問題なんてなんも無し、そんな日もけして悪くないと思えるアルバム。
最高。
The Lumineers - Sleep On The Floor
現在34歳の僕が中学生の頃は、今流行りの90年代でした。
プロモーションビデオは通称PVと申しましてTVの前で正座をしながら45秒のそれが、
つまりミスチルのそれが、その新曲スポットが流れるのを心待ちにしてその細部に夢をみたりもしたわけです。
あの日から今日まで、気づいたら片足をわりと真剣気味にバンドマンという水たまりに浸したまま今も居ると思っていますが、
いつ何処でどの瞬間にプロモーションビデオが「ミュージックビデオ」
通称MVと呼ばれだしたかという、その瞬間はしりません。
そしてさらにここ何年かのうちにミュージックビデオはイメージビデオという形態に進化しているように思われます。
音楽を超え、音楽を飲み込みこむ事に躊躇しないのが「I、V」です。
ミュージックビデオのイメージビデオ化現象、NOT「MV」BUT「IV」な訳です。
しかし、だからといって、
むしろ僕は、そういうの、すごく好きです。
ミュージシャンが「楽曲」で鳴らし忘れた部分を、代わりに「映像」で鳴らす、
それで良いと思います。
ロックポップミュージックの1つの正しい進化だと思っています。
この曲も[日本]に住んでいる僕が、
「この曲の完全な意味」を理解する為にはこの映像イメージがあってこそでしょう。
1Stアルバムも好きだったけど、
今年の2枚目で確信しました、今、たぶん俺、一番好きなバンドです。
Kygo - Stay ft. Maty Noyes
EDMって単語はもう既に古いのかもしれませんが、
僕は元々「EDM」という言葉はハードな楽曲、エレクトロダンス!ミュージックに対して使う言葉のイメージを持っています。
今年2016は顕著にEDMの一斉ソフト化現象、
EDMソフトダンス化への完全移行の年だったと東京の片隅で勝手に感じています。
ハードからソフトに、つまり「EDSM」です。
エレクトロダンス、をソフトな感じで、ミュージック。
この曲もそのうちの1つだと思っています。
この曲はたしか今年の春ぐらいのリリース。
とろける様な音の感触がクセになって何度も聞きました。
Fifth Harmony - That's My Girl
ロックもポップもクラシックもハウスもアイドルも、
その時その時の気分で色々聞いてみるし、聞いてみたい。
まあ、こういうのは気分で変動しますが、
「衝撃」という意味では個人的にはロックものよりもポップなものにハッっとしてしまうのが正直最近の基本モードです。
こちらの曲はバッキバキUSAのど真ん中を行くようなネエさん達が唄って踊ってレレレレッツパーリー!
みたいな感じなのでしょうが、
アルバム通してのキレッキレクオリティーレベルが素晴らしいと思いました。
どの曲も異常にアゲアゲで、
はじめてこのアルバムを通して聞いてみた時、
僕はなぜかわかりませんが、
「未来は限られていて、時間がないんだ」
「早くやりたい事をやらなきゃいけない!」
なんていう、
おっさんなんだか、少年なんだかわからない変な気持ちになったのを強く覚えてい
ます。MVも激しすぎて困ります。
Radiohead-Daydreaming
今年は久しぶりのRADIOHEADのリリース、
これは、もちろん、大事な事です。
今更言うまでもなく、
楽曲の良さとか、ストイックなイメージ等がフューチャーされがちですが
今更言うまでもなく、
僕はトムヨーク氏の声のファンです。
(あたりまえですが、バンドとしても、怪物級にすごいので、
逆に意外とこの事実を見落としがちなバンドマンが多いので、
あえて言及しました。)
因みに今回も、この先行曲のビデオのような、逆再生云々ストーリは、
正直、
あっても、なくても、どっちでもいいですゥ。
そういった次元の問題ではなく、今回のアルバムの本編最後の曲
「TRUE LOVE WAITS」のような事なんだと思います。
Glass Animals - Youth
恐らく、いや、たぶんだけど、確か2003年ぐらいのクッキーシーンマガジンのサンプラーCDにも入ってそうな1曲。
「この曲、これこれ!これ!
2003のスペシャルサンプラーCDにそいや入ってたじゃん!懐かしくない?」
ってバンドメンバーに聴かせながら話ししても信じてしまうであろう確率は恐らく85%以上で、俺の勝ち。ってな感じ。
そのせいであろうか個人的には「過去」と「現在」が
エモく錯綜し入り混じったような妙な気分になる1曲であり、
それでいてさらに好みの感じの音感。
最近の僕のマジックタイムプレイリスト不動の1位、
お気に入りのバンド。
Whitney - Golden Days
今年もあのライブハウスやこのライブハウス、
相変わらずのあのバンドマンやこのバンドマン
2016年もお世話になりました。来年も宜しくお願い致しますぅ〜
どうやら、少なくとも僕の周りでは「最近これお気に入りだよ~」
への解答率88%がこちらのWhitneyさん達な気がします。
みんな好きみたいです。
そんな事言ったら僕だって好きです、
特にこの曲Song Called [Golden Days]
モノブライト - DANCING BABE (VerSus Ver.)
最近はドラムサポーターとしてモノブライトさんとご一緒させて頂いております。
2016秋にリリースされたこちらのセルフカバー作品にはレコーディングにも参加させてもらいました。
なのでろんもち僕的には今年を締めくくる上で欠かせない!2016、
1番の思い出ソングでもあります。
長年のファンの皆さんにとってはオリジナルのメンバーでのオリジナル編曲への
思い入れや、それこそ時に複雑な思いもあるかと察しますが、その時その時の気持ちが変動したり反映されるってのもこれまたバンドミュージックの魅力でもあります。
今回の2016Verは以前の編曲に比べ「青」へと振り切ったようなイメージで素敵に仕上がっているとサポートメンバーながら勝手に思っております。
叩いていても聞いていてもハッピーになれるブルー突き抜け系の素敵ソングです。
KOBAYASHI YUI -SAMPLER SONG
こちらは欅坂46の小林由衣さんの個人PV、の、予告編です。
本編はYouTubeじゃ見せないゾ。
との事でしょうか、欅坂46「世界には愛しかない」〜TypeB〜に収録されております。
SISTERJETがsisterjetの時からミュージックビデオを撮影してくれている
今やハイパー人気ディレクターの加藤マニ氏の監督作品です。
そんないきさつもありつつ、ここで演奏されている曲を僕が制作させて頂きました。
因みに、ちゃっきし歌詞も書いておりますw。
という事でこちらも個人的には2016年外せない思い出の1曲です。
小林由衣氏が全楽器を1音1音、演奏し、それを採集、最終的にサンプリグとして
曲を再構築するというハードテクノな手法方でこのビデオが作られています。
気になる方は是非本編をチェックしてみてください〜。
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という訳で、ザクッと12曲、
僕も今年の思い出にパクッと12曲聴き直して振り返ってみました。
因みに(笑?)
今年のSISTERJET上半期はしつこい程に皆が嫌がる程に自主企画を開催していましたが、
下半期は充電期間中?(笑)
のようなムードでライブしていませんでしたね。
うん。
それでは、また来年、宜しくお楽しみに!!