探偵 | KENSUKE・A オフィシャルブログ 「SISTER JET」 Powered by Ameba

探偵


例えばそのハンチング帽、
例えばその丸ボタンのロングコート、
例えば鼻の下に軽く生やした髭、

斜め35°を含む、あらゆる角度から、
そして、
どこからどう見ても
この人は

「探偵」

だろ!?

って思うような風格をした人の大部分が、
ホントは
探偵ではないと思う。
(だってそんなだったら探偵なのに探偵だ!ってバレちゃうから)

しかも、
そうなると、
さらに!
いわゆるそういう感じの、
ホントは探偵じゃない探偵、っぽい探偵を超えた、
「ホントは探偵じゃないけれど、探偵っぽい探偵」もいるわけで
こうなると、
さっきより、少しだけ多く

この人は

「探偵」!?

えっ?

「探偵」!?

えっつ?
「いや違うだろ、

だって、

だってコナンとは少し違うもん」

なんて思うわけである。
(これまた探偵ではない)


先日、
電車に乗っていたら、

素早い動き、
怪しい目つき、
怪しい動作、
何気に気取ってるロングコート、
だけど、、
ハンチング帽は無し、
鼻の下の髭も無し、

その絶妙な

『加減』

から

「この人こそは! 本物の!」

えっ!?

まさか、
本物の

「探偵さん」!?

かもしれない…
と思わしき探偵っぽい探偵さんに遭遇。
そして、
この探偵っぽい探偵さん、
おもむろに、
メチャクチャ空いているお昼時の電車、
席はたくさんあるはずなのに、
あえて、
俺の目の前に座ると、
サッっと、
開いた本、

その本の表紙、

その表紙に書かれてあったタイトルが、





「おそろしいほど


  残酷で


  おぞましい話」





それを見た瞬間!
これはもう絶対に本物の探偵だ!
探偵に違いない。
ってその時、
ほぼ確信に近い気持ちを強く思ったのはあの電車で俺だけだったのだろうか?





今日はレコーディングしてまーす。
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