最新の記事一覧 月別記事一覧 テーマ別記事一覧もう遠い声だけど私だけに囁かれる言葉を何度も何度もあったのに掴めなかったその手を微笑みで掴める始まりはいつも突然で私を嵐の中へ巻き込んで知らん顔して現れて瞳に映る貴方を見つめるだけなのです雨だれを見つめている良いことなんてなくてもふわりと軽やかに異国の旅路に濡れるのはエトランゼ貴方に薔薇を私に決別を答えのないめぐり逢いは何ももたらさずに切り捨てるだけの愛なのです揺蕩うようにただ浮かんでは沈む暮らしを夢みながら戦場の如く血にまみれ汚れて朽ち果ててしまう粛清のシュプレヒコールの中運命等と片付けられるほど軽い言葉でなんかでは済まないのです嬲るだけ嬲って搾取する輩は逃げ足も早く堂々と栄光の自由を高らかに掲げるのですどうすれば安らげるのどうすれば貴方の隣に選ばれるの自分の存在すらわからない生きていても良いですか淡雪の降る中貴方とランプの灯りが消えるのを見ていた髪に白いベールの私は雪の結晶を纏って時を止めた貴方の記憶は薄れていくのに仕草や口癖なんかは鮮やかに思い出せてる瞬間に思わず慟哭するのですこうまでもの不運を嘆く小鳥はさえずる歌を愛する人に血を吐くまで止めずに捧げるのです追われ追われて静かな泉に映る姿はあの頃の貴方に逢える様な娘ではなかったのです遠回りして 帰ろう貴方とあの娘が一緒にいるのを見ないようにせめて憧れるくらいの夢を許して始めから終わりまで筋書きのシナリオをなぞる様な我儘を押し黙る私を憎んでも覚えてて貴方が光の彼方へそれなりの経験は研ぎ澄まされた直感を極めて泥だらけになっても顔を上げて自由に賭けるだけなのですただの通りすがりの私を貶める言葉はいつも残酷で慰めの花を手折ることすら意味なく躊躇うのですすべての赤い糸を断ち切って貴方へ傾いてゆく恋心を隠そうとするのは嫌われたくないだけなのですしばらくぶりの世情は誰もが刺すような視線を隠したりせず異物を排除する鉄拳を振るうのですたまらないスリルを犯すの は怠惰で行う葬列をいつまでも倣うつもりはないのです大らかな優しさに満たされているのに真綿に包まれてる息苦しさから逃れるように新しい靴を履くのです<< 前ページ次ページ >>