誕生日
12月18日──本日私30歳を迎えました。
今までの誕生日とは明らかに違う感覚を覚えます。これまで一つずつ年を経て、この日を迎えてはその一年を顧みて来ました。しかし今30歳の節目を迎えた私が振り返るのはこの一年ではなく、二十代のすべて。
福井という片田舎に生まれ、ただ映画監督を夢見ていた一人の男は、ハタチそこそこで結婚し、二人の子供を授かったにも関わらず、安定した職も故郷も捨て、家族を引き連れ裸一貫で上京し、金もコネも仕事も無い土地でゼロからのスタートを切りました。
かけがえのない仲間や友人、同志、そして何より家族に支えられた十年でした。矢弾尽き果て挫折しそうな時、夢が朧に霞んで見えた時、支えてくれたのは彼らの情熱と愛情でありました。その恩返しの為にも、私は立たねばなりません!
論語の一節──三十にして立つ。四十にして惑わず。 ・・・もはや二十代の甘えは許されません。これからの十年、男・小野寺昭憲、乾坤一擲の勝負。この命を懸けて、作品づくりに挑みます。
本日、これからの十年を見守って頂く新しい神棚が自宅に届き、神前で誓いを新たにしました。
