葛西臨海公園
東京湾に面する都会のオアシス、葛西臨海公園
に行って来ました。
平成元年に開園したこの広大な公園は、敷地内に本マグロの回遊する水族園と様々な野鳥の飛来する鳥類園を擁し、週末ともなれば家族連れやカップルで賑わうウォーターフロントとして親しまれています。
以前の記事 でもご紹介した故郷・福井の越前水仙発祥の地には敵いませんが、毎年2月には園内で「水仙まつり」が開催され、20万本の日本水仙が来園者の目と鼻を楽しませます。
私はここに来るのは2回目ですが、まだ水仙の残る緑豊かな小道を徒然に散歩していると、ここが東京であることさえ忘れてしまいそうです。見上げれば東日本一の高さを誇るダイヤと花の大観覧車(117m)。このゴンドラからは海を跨いで東京と千葉、そして遠くにディズニーリゾートのシンデレラ城さえ見渡せます。
広場は瑞々しい葉桜に囲まれて、今季最後の花見に興じる酔客もちらほら。そんな長閑な雰囲気に突き刺さるかのような、トイレの壁に乱暴に貼り付けられた一枚の戦慄。──筆致に憤怒の色、見えたり。
金を盗られた花見客と命を狙われる三人のホームレス──この一見するところ平穏な公園には、人知れぬ愛憎劇が渦巻いております。

