Short Shorts Film Festival & Asia 2009
2009年もアジア最大の国際短編映画祭にして米国アカデミー賞公認映画祭Short Shorts Film Festival & Asia(SSFF)
の季節がやって参りました。原宿表参道には恒例となった映画祭のフラッグが掲げられ、ラフォーレ原宿には巨大な垂れ幕がお目見えです。
SSFFでは2006年に「SWAN LAKE」 、2008年に「戦場のショートショート」 と私の監督作を上映して頂きましたが、今年は純粋に観客としてラフォーレに行って参りました。考えてみれば私は買い物をしにラフォーレに来たことは一度もありません。もはやラフォーレ=映画を観る場所です。
今日は10本ほどのショートフィルムを鑑賞しましたが、短くて1分、長くても25分のその短編の世界には長編以上の切れ味と作家性が濃厚に煮詰められておりました。長編を1日3本も観たらもう疲れてしまいますが、短編なら10本でも20本でも楽しむことが出来ます。
しかしながら職業病なのか、こうして世界各国から集められた優秀な作品群を観ていると、一方で映画を楽しむ自分がおり、もう一方では新作を撮りたくてウズウズする自分がいるのを感じます。観ているだけでは飽き足らなくなり、やがて魅せる側に立ちたくなるのです。
刺激を受けては情熱を燃やし、また嫉妬しては情熱を燃やし、我々フィルムメーカーは血と汗を流しながら、ただひたすら良い映画を創る為に日々燃え盛る情熱に突き動かされてゆくのです。SSFFという国際映画祭はその名誉ある晴れ舞台ですが、そこに至るまでに淘汰され、闇に消えてゆく作品も山ほどあります。
来年はやはり観客としてではなく、監督として参加したいものです。
