手のしびれを和らげるツボ
軽い症状であったり、セルフケアをしたい人はツボ押しがオススメです。
次のツボが手のしびれを和らげる効果があるといわれています。
・曲池(きょくち)
曲池(きょくち)はひじの表と裏の境目で関節の外側に位置します。ひじの内側のくぼみのすこし外側です。ここを親指などの指先を使って強めに刺激します。
曲池は皮膚、消化器系に効果的なツボでもあります。大腸系のツボであり、便秘や下痢などの症状がある場合や、疲れ目、頭痛、そして「美容」にも効果が高いそうです。
押すときは、骨のくぼみを反対の手の親指を使って押します。一回につき5~10秒を5セット行うのがおすすめです。
・少府(しょうふ)
少府(しょうふ)は手のひらにあるツボです。このツボは手のしびれや、けんしょう炎などに効果があります。特に薬指から小指にかけてしびれる場合や、ひじが痛いときに効果的だそうです。他にも、動悸や息切れ、といった心臓系の症状にも効果を発揮します。
ツボの位置は、指を軽く握って小指が手のひらにあたる所です。薬指と小指の手掌部のクボミの辺りにあります。手のひらの小指と薬指の間で、指の付け根から2㎝ほどの手首のほうの下の位置にあります。
押すときは、親指でツボを押しつつ、人差し指は手の甲の側から挟みながら押すと、効き目もUPします。
・大陵(だいりょう)
大陵(だいりょう)は手のしびれで、手根菅症候群にも使えるツボといわれています。
場所は手のひら側の手首線の真ん中にあります。鍼灸(しんきゅう)院で手根菅症候群の治療を行う場合はこのツボを刺激することが多いそうです。このツボは他にも自律神経の調節や、鎮静作用が期待できるともいわれています。
押し方は親指で約5分間もむように軽く押すとよいでしょう。テレビなどを見ながらでも押せるので、習慣づけると良いかもしれません。
手のしびれがある場合何科に行けば良いのでしょうか?
神経内科
脳外科
整形外科、内科
などですが、迷って決められない場合は総合病院に行って診療科を相談してみてください。
しびれるだけと軽く考えず、場合によっては体におこっている異常のサインかもしれません。しかし、セルフケアでも手のしびれは改善することができます。
手は生活する上でとても大切なパーツですから、いつまでも健康に手を使っていけるようにケアをしていきたいものですね。
WELQより