働く女性に防犯ノウハウという記事がありましたので、書いておこうと思います。
深夜帰宅や満員電車での通勤、外回り営業など、身の危険を感じる場面はさまざま。犯罪被害への不安が消えない中、自分の身は自分で守らなければなりません。
警察庁統計で、刑法犯全体の被害者数では女性が3割程度なのに対し、殺人などの凶悪犯罪では女性が過半数を占めます。ストーカー事件も多発し、女性の相談が増えているといいます。
ストーカー事案の場合、被害者が警察に要望できる対処法には、大きく分けて
1.相談
2.加害者への警告
3.事件としての捜査。立件
があります。そこで大切なのは「警察にどうしてもらいたいのかをハッキリ伝える」ことです。
相談に行く際にもポイントが有り「被害状況を時系列にまとめ、メールなどの証拠を持って行くと話が早いです。」事態の切迫性や立件の可能性などが判断しやすいからです。
夜間や休日は当直体制で担当部署が対応できないため、緊急性がない限りは平日の日中に相談するのがベストです。
女性の就業者数が増える一方で、防犯講習を行っている会社は少なく、もっと全国的に広がっていって欲しいものです。
ALSOKの資料を基に自分で出来る身の守り方の例として
駅のホームでは女性が多い列に並ぶ
電車ではドアの脇に立たない
イヤホンで音楽を聴いたり、スマートフォンを触ったりしながら歩かない
夜は遠回りでも明るい道を選ぶ
エレベーターでは壁を背にして立つ
SNSに必要以上に個人情報を投稿しない
とのことです。とくにSNSの使い方でFacebookなどに1日の行動をこまめにアップしたりしていたら、行動範囲や住んでいる場所が簡単にばれてしまいます。個人情報の取り扱いには注意が必要です。
本当に気をつけよう。みんなが守っていますよ。それだけじゃなく自分の自覚も大切です。