南相馬 小高神社での、花見&BBQ | 健診オタク木村大地のブログ

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健康診断という「手段」の既存の制度やサービスに固執せず、健診オタクというキャッチフレーズを活用し、時代に合った健康づくりを創造し、今後の日本を含めた全世界に求められる、不健康寿命を縮小させる風土づくりを追求する取組みブログ

昨日は、福島県南相馬の小高区に行き、桜吹雪が舞い散る小高神社で花見をしてきました。

震災後、仕事とプライベート含め5回目の南相馬でした。
流された船や車、荒廃した家が撤去され、ただ野原が広がる地域になりつつある。
近くには産業廃棄物処理センターも建設され、ほんとにゆっくりだけど前に進んでいるのだなと実感しつつも、同じように、少しずつ記憶も風化していっている現実に色んな感情を抱きます。
人が街を作る。
「リアルシムシティ」という表現で、小高という街を再興しようと日々挑戦している和田 智行さんが先導される取組みを陰ながら応援していきたいと思っています。
「当たり前が当たり前ではない故郷で、一つずつ当たり前を作っていく。」
三年前に出会った頃から変わらない、和田さんの想いに何ができるのかを真剣に考えたい。
2016年4月に、小高区は避難解除が5年ぶりに解かれ、住民が帰還できる予定。
元々13,000人いた住民も、被災や転居の影響で、現在は10,000人程度。
そのうち、3割くらいが帰ってきたときに当たり前の環境を少しでも準備しておきたいと和田さんは言っていました。
行政は、小学校の開校については、帰還者の状況を鑑みて決めるらしく。
順番が逆だろう!と思いつつも、似たような問題を多く抱えている街の現状は、同じ日本にある「ひとつの街」です。
同行した約40名の中には、毎週末現地に赴き、被災家屋の片付けや竹林伐採等々、支援を継続されている方もいました。
僕にできることは何もないけど、個人としての記憶や、震災直後に感じた想いは風化させずに、できることからやっていこうと思います。
現地でたくさんの人と触れ合い、たくさん現地のお酒を飲んで、たくさん笑い合い、たくさんお土産を持ち帰り、少しずつ周りに情報を発信し、東京で現地の食材やお土産を美味しくいただく。
今日の昼ご飯は、南相馬の食材をふんだんに使い、噛み締めて頂きました。
 山東菜の子女子入り煮浸し等
同じ日本にいながら、
まったく違う環境で、
日々未来に向かって希望を持ち続け、
暮らしいる方がいることを忘れずに、
できることから一つ一つ。
櫻井 洋輔さん、素敵な企画をありがとうございました。
追伸、
相馬の美味しい水産加工物「相馬のおんちゃま」

本当に美味しいです!
ぜひ、一度ご賞味頂ければと!
試食したい方は、リンケージまでお越しくださいませ。