⇧ナイアガラオンザレーク(NOTL)のピーチフェスティバルについては過去ブログであげてます。
カナダの夏のフェスティバルといえば、トロントのTaste of Danforthを思い出した。
もう昔の話になるが、かつての私の地元、トロントのダンフォース街でShiatsu Academy という学校をやっていた時、
このダンフォースの大通りを数キロに渡って閉鎖してTaste of Danforth というトロント市で最大のストリートフェスティバルが、毎年8月第2週の金曜の夕方から日曜日の深夜まで3日間開催され延べ100万人を超えるくらいの集客を呼び込んでいた。
ダンフォースはギリシャ人街として有名で、ここにはグリークレストラン(ギリシャ料理店)が軒を並べているが、この3日間の店頭のスブラキ(日本の焼き鳥を大きめにしたような串刺しのギリシャ料理。肉は鶏、豚,牛,羊など)の売り上げだけで通常の月の1ヶ月の売り上げを計上すると、友人のレストランオーナーが教えてくれた事がある。
今でこそトロントにはアメリカ資本のホールフーズ(Whole Foods)などの企業も進出していてベジ志向は珍しくないが、1990年代頃は、
ダンフォース街の中心地にあるビッグキャロット(建物名 キャロットコモン)がトロント唯一のベジタリアンのスーパーであり、
Shiatsu Academy of Tokyoはその2階にあった。
そしてその近辺を中心として1994年にこのストリートフェスティバルが始まったのだが、当初から我々は出店を出して参加していた。
このフェスティバルへの出店参加は有料であったが、何せ100万からの人が集まるので宣伝にはなるし、実際このイベントの時に通りかかってShiatsuに興味を持って、後に学校に入学してきた者もいた。
私の学校の出店では、実習を兼ねた生徒によるShiatsuを体験してもらっていた。
面白いもので、こういった催し事には根強いファンがいて毎年必ずその時だけやって来る、という人が何人かいた。
Shiatsu体験した帰りがけに、受付けに置いてあるパンフレットを手にして「貴方達、普段はどこで?」と聞いてくるのだ。
その都度、「この2階にクリニックがありますので。」と言うのだが、フェスティバルが終わってからは、絶対に来ないのだ。
そして,また翌年のフェスティバルの時には同じように顔を出して、同じように「またShiatsu受けたいのだけど、どこにクリニックがあるのか?」と聞く。
そして後日、、、、、2階に上がってくる事も無くまた1年が過ぎるというわけだ。
面白い🤣よな〜、人の習性って⁉️
私がDanforthにあったShiatsu Academyを閉じ、住まいをナイアガラに移し数年経った後の2018年7月のある日。
このAcademyがあったキャロットコモン界隈で、15名の死傷者が出る大惨事となった発砲事件が起きた。
この事件をニュースで知った時、もしあそこで学校を続けていたら,,,,,生徒や教師,職員など関係者の誰かが巻き添えをくったかもしれない,と惨劇が報道されている最中の数日間は複雑な気持ちでいた。
その後、ダンフォースフェスティバルは2年ほど継続開催されたようだが、コロナ禍で2020年からは開催されておらず、事件後はこういった大群衆が集まる催しではテロ対策警備費やゴミ収集費など多額の経費がかかるという事で、今年の夏も開催されずに終わった。
トロントの様な大都市では年中行事の一つになっている様なフェスティバルは幾つもあるのだが、
Taste of Danforthは多様性を謳うカナダ🇨🇦のその中でも、北米最大のギリシャ人街のイベントであったので,このまま消えていくのは寂しい気がする。
さて、現在の私の地元ナイアガラでの毎日の散歩道のワイナリーのブドウ🍇畑。
ワイン🍷という自然の恵みのその年の出来,不出来はこれからの1ヶ月の適度な雨と日照時間にかかってくる。
お天道様が顔を出して日照時間が充分だと糖分が増して良いワイン🍷が出来るのだ。
散歩道にあるRavineワイナリーの葡萄棚
これからは日々、緑色の粒が葡萄色🍇へと変色していく。
夕方の散歩時には、ブドウ畑で水撒きの車が葡萄棚の間を行き来しているのに出くわすこともある。
ワーナー農園のフルーツスタンド
大きいboxは$19でお得🉐。
今日もRed HavenとWhite Peachの2種類の桃とブループラム,トマトを1籠づつ買ってきた。