ノンカイの、タイ🇹🇭ラオス🇱🇦友好の橋。
両国の国境を流れるメコン川に沈む夕陽。
蓮の花🪷の湖のボートツアーの後、ウドンタニにある世界文化遺産登録されているバンチアン遺跡や
ワット・パ・シ・クナラーム等の観光スポットにTさん夫妻が案内してくださり、そして行きつけの
タイ東北部(イーサン)料理レストランで食事した。
Tさん夫妻には、タイでの海外移住者としての何十年にも及ぶ生活がバックグラウンドにあるから、国こそ違え日本を若い時に離れ異文化の中で人生を切り拓いてきた自分には、Tさん夫妻のお話を聞いていて共感できるものは非常に多い。
そして通りいっぺんの旅行者では見落としがちな、それでいて我々の様な老境に入ったものなら誰でも関心のあるお墓や葬儀の話も聞く事が出来た。
タイは仏教国。
今回は南から北から様々な地域を回ったが、何処にも大小幾つもの寺院があり、それらには自由に出入りが出来た。
日本もある意味、世界の中では仏教国の一つであり、古くからある神社仏閣は日本人にとっては魂の安らぎの場でありそれらへ参拝し精神の浄化を試みる。
日本にはお寺の横には檀家の墓がある所が多く、北米でもキリスト教の教会⛪️の裏には信者の墓がある。
仏教・キリスト教に限らず、日本でも北米でも市町村の運営する墓地があって個人や何々家の墓石がある。
ところがTさんによると、タイの仏教の世界ではあくまでも肉体は魂の宿す仮の場。
なので個人は死んだら火葬して散骨してお終い。
タイ人は個人や家の墓は持たないそうだ。
昨年の3月に、さくらさんのお父さんが亡くなり、その時から、近所のお寺での1周忌の法事には日本帰国する事は決めてはいた。
そして、お母さんにとっても、六十年近くも連れ添った伴侶が居ない年末年始は寂しかろうし、
実娘が側に居るほうが何かと寂しさも紛れて心強いだろうという事で、年内の12月中旬の帰国も決めた。
(私にしても)年末なら、年越しそば、年が明ければ雑煮やおせち料理といった正月料理が食べられるし、
年明けは新年会を兼ねて東京の友人達にも会う機会が作れるだろうから、好きな日本酒🍶もたっぷり呑めそうだ。
冬の季節ならではの鍋物、おでんといったジャパニーズフードを日本の居酒屋🏮で、日本の知己達と一杯やりながら食べるというのは考えるだけで気持ちが昂揚する。
しかし、、、、北国カナダからフロリダへのスノーバードの
北米ライフスタイル(渡り鳥の様に冬は南の暖かい土地で暮らす)が習慣化してしまった身体には、
日本で厚着してジッと冬の寒い間を過ごす、というのは、ちょっとキツいかな。
体温が下がれば免疫力も落ちるし。
脳の刺激には寒さも決して悪くはないのだが、やはり夜が長くて日照時間の短い暗い冬の日々は
カナダに移住して分かった事なのだが,メンタルに良くない。
そんな理由で、この冬はこの時期乾季で暖かいタイ🇹🇭国内を26日間縱横断しながら滞在する事に決めたのだ。
タイ旅行 スケジュール
🪷🪷🪷 🪷🪷🪷 🪷🪷🪷 🪷🪷🪷 🪷🪷🪷 🪷🪷🪷
⚫︎1月28日(日) HND→BKK
羽田からタイへ
バンコク７泊８泊
⚫︎2月4日(日曜) BKK →HKT
プーケット、ピピ島 8泊9日
⚫︎2月12日(水曜) HKT→BNK→UTH
ウドンタニ、ノンカイ 5泊6日
⚫︎2月17日(土曜)
チェンマイ4泊5日
⚫︎2月21日(水) CNX→BKK→HND
22日早朝日本帰国
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タイは日本に似て南北に長い国、そして国土面積は日本の約1、4倍。
都市間の移動は飛行機を利用し,ローカルではケースバイケースで乗り物を使用。
あとは時間と体力の許す限り、何でも見てやろう根性で散歩と称して、あちこち歩いてまわる。
今日は国鉄に乗ってウドンタニからはノンカイへ。
タイ🇹🇭とラオス🇱🇦の国境を流れるメコン川に沈む夕陽を観にいく。
列車の料金は11バーツ(45円)。
乗車時間1時間弱と走行距離を考えるとバンコクのスカイトレインとは
比較にならないくらいに安い。
昨日、Tさんが食事の時にタイの北部はもち米が美味いよと
強調されていたし、事実その通りだったので車内販売のおばさん
から一つ買って道中のおやつにした。
車窓全開で列車内は扇風機が廻っている。
いかにもローカルをゆく鉄道の雰囲気が満載で楽しい😀。
iPhoneで現在地の天気を検索🔍。
今日は34度まで気温が上がるようだ。
ウドンタニからノンカイまでの列車内でもち米を買う。
20バーツ(84円)。車内販売なので街で買うよりお高い。
4、5日前にフロリダのボニタスプリングに居る友人からメキシコ湾に沈んでゆく夕陽の動画がテキストメッセージで送られてきた。
メキシコ湾に沈む夕陽 フロリダ州ネイプルズ
実は彼女とは一年ちょっと前に、フロリダのスーパーマーケットでさくらさんと私がぺちゃくちゃ日本語で話しながら買い物を🛒していた時に
彼女の方から日本人の方ですか？と話しかけてきて知り合ったのだ。
彼女は長年アメリカ人のご主人とアメリカ北東部ニュージャージー州(NJ)に住んでいて、老後の居住地としてフロリダを選択。
NJの住居を売り払ってフロリダで海辺からさほど遠くない場所に、リノベーションされて間もない一戸建てを買ったのだが。
好事魔多し。
引っ越したばかりの矢先、
ハリケーン🌀イアンに見舞われて、海からの高潮でどっぷりと腰の高さまで浸水という大痛手を
被った。
自然災害による住まいのダメージは金銭的に精神的に当事者には重くのしかかるものだ。
こうしてフロリダのメキシコ湾岸に沈む夕陽の綺麗な動画を送ってきてくれるという事は、
この一年半かかって彼女にもやっとある程度の日常が戻ってきたのだろう。
ノンカイ駅前からはトゥクトゥクに乗って市内へ。
ホテルでチェックインを済ませ、早速歩いてメコン川に向かう。
川岸沿いの遊歩道を下ったり上ったりして遊覧船を探すが、一隻も見当たらない。
何時間も行ったり来たり。
デイナー付き(と言ってもメコン川で採れた魚かエビ🦐)の遊覧船に乗っての
サンセットクルーズが今日の予定だったのだが、、、、。
仕方あるめえ〜。
予定変更して、キャメラマンになって夕陽の撮影に入る。
夕陽は落ちるのが速い。シャッターチャンスを逃すな！
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