昨日

(323)は昼間3時開場の”The Platters”


自分と同世代でザ・プラターズの名を知らない、いやプラターズの曲を聴いたことがない者など大袈裟でなしに、世界中探しても1人もいないだろう。

誰もがオンリーユー(Only you)か、煙が目にしみる(Smoke Gets In Your Eyes)は一度は耳にした事があるはずだ。


今日のステージに立つのは®️の付いたThe Platters®️だ。

というのは、The Platters1953年に4人のメンバーで結成されたのだが、直ぐにメンバーが入れ替わり1955年からの67年の間に数々のヒットを飛ばした曲を、その後メンバーの脱退、加入を繰り返し、そして脱退したメンバーが新しいグループをプラターズの名を使って結成し、という事を繰り返し、プラターズは分裂してきたのだ。

そういった日本のお家騒動にも似た『正統なプラターズはどのグループ?』という背景がある。

そしてそのヒット曲を量産していた頃のメンバーはもう誰一人この世にいない。

このステージで歌っている4人の中に、オリジナルメンバーと血縁関係のある者もいない。


今日もステージにオッサン(社長さん?)が現れて「過去に数々の訴訟があったが私たちが裁判でザ・プラターズを名乗る権利を勝ち取りました!」と、まるでプロレス試合でセコンドのマネージャーがリングで「俺たちのチャンピオンベルトこそがルー・テーズ由来の本物の世界王者の証なのだ‼︎」とマイク🎤で客席に向かって宣言するようなシーンがあった。ミュージックショーでこんな茶番劇が見られるとは、、、、。

確かにThe Plattersは超のつくブランドネームである事は間違いない。オッサンの説明によるとこれまでに世界中に200近くのplattersを名乗るグループがあったそうだ。🙀








昨年のコロナ禍ピーク時には、緊急事態宣言でゴルフ場閉鎖という 屋外での州民の運動、娯楽の楽しみにまで発令を適用し禁止して、世界でも類をみない厳しく発令を適用したオンタリオ州政府であったが、コロナ終息とみなしてか、ここまで耐え忍んできた民心のやるせない不満をもうこれ以上抑えない方が得策とみなしたのか?、3月に入ってからほぼ日ごとにレベルを下げて、321日からついにオンタリオ州のカジノはマスク着用さえもmandatory (強制)から任意という個人の自由意志に任せるということに決めた。従って今日はAVALONシアターもノーマスク入場でオッケー。聴衆を観察してみると、ウイークデーの昼間で、「ザ・プラターズ」となればシニア(年配者)が8割を占めていた。コロナ感染のリスクの高い層で良識を備えた層となればマスク着用は9割を超えてました❗️やはり自由を謳歌したいのなら義務を遂行してこそなのだ。そのバランス感覚なくして主張ばかりは自由主義社会は成り立たない。