9/19(木)午前中に東部市民センター集会室で介護予防講座を行いました。

今回は、「使えていますか?足の指。おうちでできる体操を覚えて転倒を予防しましょう!」と題して、健康運動指導士の添田玲先生に手拭いを使った全身の体操や足の指のトレーニングを教わりました。

会の前には足指チェッカーで足指の力(握力)を図り、ご自身の足指の力(転倒のリスク)を確認してもらいました。

足の指を使えているのといないのでは、転倒のリスクや関節への負担が大きく変わってきます。自宅で体操を続けて転倒を防ぎ、楽しみのある生活を送りたいですね。

 

みなさんこんにちは!
地域包括支援センター小平健成苑 見守りボランティア担当です。
本日は花小金井駅近くの東部出張所にて見守りボランティア交流会が開催されました。
今年度第三回目の内容は「ふらつきや不安定を改善!バランストレーニング」でした。

訪問看護ステーションより理学療法士の先生をお招きして、バランスに重要な背骨の動きやインナーマッスルのトレーニングを教えていただきました。

写真はトレーニングの模様です。

 


腸腰筋のトレーニングがこんなに大変だなんて思いもしませんでした。

とても充実した時間を過ごすことができたと思います。

次回見守りボランティア交流会ではDVD鑑賞会を予定しています。

「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえりお母さん~」を上映予定です。

認知症とともに生きる事の大変さや、家族の苦労などが描かれた作品です。
ご興味のある方は是非、健成苑見守りボランティア担当までお問い合わせください。

 

 在宅サービスの費用について【生計困難な方に対するサービス利用料の軽減】

 

 小平市では、低所得者で特に生計が困難な方に対して、介護保険サービスの利用料を軽減する制度を実施しています。

 

 対象となる方について

 軽減の対象となる方は、次のすべての要件を満たしていることが必要です。

①本人及び世帯全員が市民税非課税

②前年の世帯年間収入が基準額以下

③世帯の預貯金が基準額以下

④日常生活のために必要な資産以外に活用できる資産がない

⑤負担能力のある親族等に扶養されていない

⑥介護保険料を滞納していない

 

 軽減の対象となるサービスにも決まりがあり、詳しくは以下の小平市のホームページを参考にして下さい。

 

 生計困難な方への介護保険サービス利用料軽減制度|東京都小平市公式ホームページ (city.kodaira.tokyo.jp)

 在宅サービスの費用について【高額医療・高額介護合算制度】

 

 介護保険と医療保険の両方の利用者負担が高額になった場合は合算することができます。介護保険と医療保険それぞれの月の限度額を適用後、年間(8月~翌年7月)の利用者負担額(同じ世帯で同じ医療保険に加入している利用者がいる場合は世帯合算額)を合算して下表の限度額を超えたときは、申請により超えた分が後から支給されます。

 

「小平市介護保険べんり帳」より抜粋

 

※介護費について。福祉用具購入費、スロープ設置などの住宅改修費、居住費、滞在費、食費、差額ベッド代などは対象外です。

 医療費について。入院時の食事代、差額ベッド代、保険適用外の手術代、高度先進医療費、予防注射、美容整形手術代などは対象外です。

在宅サービスの費用について【高額介護サービス費】

 同じ月に利用したサービスの利用者負担の合計額(同じ世帯内に複数の利用者がいる場合は世帯合計額)が下表の上限額を超えたときは、超えた分が「高額介護サービス費」として後から支給されます。

 支給を受けるためには、市役所へ申請する必要があります。

 

 「小平市介護保険べんり帳」より抜粋

 

※高額介護サービス費の対象となるのは介護保険の1割~3割の自己負担の部分です。

 以下のような費用は高額介護サービス費の対象とはなりません。

 ・特定福祉用具(ポータブルトイレやシャワーチェアなど)購入や住宅改修にかかる負担

 ・入所施設やショートステイにおける居住費および食費、日常生活費など。

 ・理美容代などの日常生活に要する実費

 ・配食サービスの費用

在宅サービスの費用について【利用者負担割合】

 利用者の負担割合は、所得により、下図の通り定められています。

 

 「小平市介護保険べんり帳」より抜粋

 

 

 介護保険の認定を新規で受けられると、介護保険被保険者証が送られてくるのと同時に「介護保険負担割合証」がご自宅に送られてきます。

 更新の場合は、7月に新しい期間の「介護保険負担割合証」がご自宅に送られてきます。

 

在宅サービスの費用について【支給限度額】

 

 介護保険では、要介護状態区分に応じて在宅サービスの上限額(支給限度額)が決められています。上限額の範囲内でサービスを利用する場合は、利用者負担は1割、2割または3割ですが、上限を超えてサービスを利用した場合には、超えた分は全額利用者の負担となります。

 仮に1万円分のサービスを利用した場合、支払う費用は1千円(2割負担の方は2千円、3割負担の方は3千円)となります。

 

 「小平市介護保険べんり帳」より抜粋

 

 その限度額の枠外で、支給限度額が適用されないサービスは下記の通りです。

(要支援1・2の人のサービス)

 ・介護予防居宅療養管理指導

 ・介護予防特定施設入居者生活介護

 ・介護予防認知症対応型共同生活介護(短期利用を除く)

 ・特定介護予防福祉用具購入

 ・介護予防住宅改修費支給

(要介護1~5の人のサービス)

 ・居宅療養管理指導

 ・特定施設入居者生活介護

 ・認知症対応型共同生活介護(短期利用を除く)

 ・地域密着型特定施設入居者生活介護

 ・地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護

 ・特定福祉用具購入

 ・住宅改修費支給

※各サービスの内容については、ブログの「介護保険のきほん」を参考にされてください。

 

 入浴の介助を嫌がる

 

 考えられる理由

 ・人に裸を見られたり、洗ってもらうのに抵抗がある。羞恥心が強い。

 ・服の脱ぎ着がうまくできない。

 ・体の洗い方が分からない。

 ・実行機能障害により入浴の手順や方法が分からない。

 ※実行機能障害:健康な人は、頭の中で計画を立て、予想外なことが起きても、適切に対処することができます。認知症になると、計画を立て、段取りをすることができなくなります。

  視覚や聴覚に異常があるわけではないのに、見たり聞いたりしたものが何か分からなくなってしまう状態を失認と言います。

  手足の運動機能は損なわれていないのに、目的に沿った行動ができなくなってしまう状態を失行と言います。

  この失認と失行、記憶障害とがあいまって、実行機能の障害を引き起こします。

 ・入浴の道具の使い方が分からない。

 ・お風呂の設備の使用方法が分からない。

 

 対応のヒント

 ・足湯からはじめてみる。洗髪だけでもしてみる。入浴を焦らない。

 ・外出が可能であれば、親しい人が銭湯に誘ってみる。

 ・裸を見られるのが嫌だという方は、下着のまま入るのも一案。

 ・入浴の仕方が分からない方には、介護者が目の前で手順を見せて、モデルとなる。

 

 NGな対応

 ・無理やり入浴させる。余計に感情的になり、拒否が強くなる。

 ・「きたない」「くさいから」と口うるさくご本人に言うのも逆効果となる。

⑱介護保険で利用できるサービス⑱

 【認知症高齢者グループホーム】

 認知症の利用者を対象にした専門的なケアを提供するサービスです。利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、認知症の利用者が、グループホームに入所し、家庭的な環境と地域住民との交流の下で、食事や入浴などの日常生活上の支援や、機能訓練などのサービスを受けます。

 利用者数を5人から9人までの1ユニットとして、小規模な環境で共同生活を送る施設です。認知症の高齢者の中には、環境の変化にうまく適応できない場合があります。小規模で、家庭的な雰囲気の中で生活できる環境は認知症の方に適しています。

 対象は認知症の症状のある高齢者で、要支援2または要介護1以上の要介護認定を受けた方です。

 グループホームは認知症状のある高齢者が対象の施設なので、認知症についての知識や技術のある職員が24時間常駐しています。

 

 小平市のグループホーム

⑰介護保険で利用できるサービス⑰

 【小規模多機能型居宅介護】 【介護予防小規模多機能型居宅介護】

 ご本人が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、ご本人の選択に応じて、施設への「通い」を中心として、短期間の「宿泊」やご本人の自宅への「訪問」を組み合わせ、家庭的な環境と地域住民との交流の下で日常生活上の支援や機能訓練を行います。

 小規模多機能以外の通常のサービスでは、デイサービス、ショートステイ、訪問介護のサービスは、事業所ごとの契約が必要ですが、この小規模多機能ではそれらのサービスが一体的に提供されます。そのため「通い」の時も、「宿泊」「訪問」の時にも、顔馴染みの介護者の支援を受けられるという特徴があります。

 また、訪問は、通常の訪問介護とは違い、基本的には時間や回数に制限がないため、必要なときに必要な時間だけ利用が可能となります。

 

 小規模多機能型居宅介護と合わせて使える介護保険サービスは、訪問看護、訪問リハビリテーション、居宅療養管理指導、福祉用具貸与・販売、住宅改修です。

 

 小平市の小規模多機能居宅介護事業所

 

 小規模多機能型居宅介護に、訪問看護の提供を加えたものが、【看護小規模多機能型居宅介護】となります。

 

 小平市の看護小規模多機能型居宅介護事業所

・ITフォレストこだいら看護小規模多機能型居宅介護事業所:小平市小川東町5-7-10、電話:042-312-3625