逆流性食道炎にも漢方薬のいくつかのものはとても良い効果を表すことがあります。

 

特に胸焼けや逆流感、胸の痛み、心臓のあたりの痛み、耳の圧迫感、憂うつ感なども食道の状態が良くなると徐々に改善していきます。

 

処方薬でも半夏瀉心湯や半夏厚朴湯合茯苓飲という処方などがよく使われています。

 

専門店ではこれらの薬の他に、逆流感が強い方には生姜寫心湯を使ったり、柴胡桂枝湯に茴香や牡蠣を加えて使ったりします。

 

また昔から使い続けている和漢薬にも逆流性食道炎によく効くおくすりがあり、熊の胆の配合されたものや鯉の胆の配合された胃腸薬、あるいは百草丸なども逆流性食道炎の症状を優しく治してくれます。

 

食道の傷になっている部分には、蛙の輸卵管を配合した健康食品が良く、これを飲むことで粘膜の保護や再生をする物質を補うので再発しにくくなっていきます。