弁財天浴酒供(べんざいてん・よくしゅく)… | 「ごんごんと風に漂う雲にのり」

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子供たちを授かったあの日から・・・



自分は、あの頃のまま未成熟な故

我が子の成長に、戸惑い・悩み・怒り・喜ぶ・・・

そんなこんなを、綴りたいです…



昨日は、カメ吉さんと

阿闍梨さんが修される

弁財天浴酒供(べんざいてん・よくしゅく)をお随喜させて戴いた。








天浴酒供って聞き慣れないやろうけど

弁天様の頭頂に鎮座される、

男の弁天とか太陽の化身とも

言われるている【宇賀神】って

神様に、銘香を交ぜ人肌に温めた

清酒を灌ぐことを浴酒と言うんよね。







この作法によって財宝福徳神としての

宇賀弁財天の功徳力が強大になると言われてるらしく

所願成就を祈る天台密教の秘法で








阿闍梨さんは、2月7日から

2月14日までの一週間

一日三座、計二十一座を厳修されるんよ…









私は、28歳の頃に竹生島の

弁天様に命を吹き返して戴いたから

弁天様には特別な信仰心を持っている…

現代の日本社会は、何でもかんでも

宗教!宗教!と宗教団体を一括りで

まるでカルト教でも見るかの様に

毛嫌いする人は多いんやけど…

この流れも、戦後、明らかに

日本人の精神性を希薄化させて

日本を弱体化する手段に思えてならないんよね…

残念ながら日本中に蔓延する

『今だけ、金だけ、自分だけ』って生き方は

味気なく感じてしまうわけよ…






一時間半のお勤めの間

集まられた皆様は、私語を慎み

一心に手を合わせて、お随喜される…

日常世界では味わえない

荘厳な空気感に心の垢を

洗い流して戴ける思いなんよね…

感謝しか見当たらない。

誠に有り難うございます…






今日一日
この星(地球)が
健やかな笑顔で
おられますことと
世の中のすべての存在が幸せで
ありますことに
氣持ちの奥底から
感謝致します。
我いま心穏やかに力身に満つ………

橋本利幸(りこう)