子供の頃から読書が好きでした。
小1から小3までの担任のおんな先生は子供たちが学校の図書室で本を借りて読むたびに、図書カードに消しゴムスタンプを押してくれました。
それは先生が自ら小さな消しゴムに動物を掘ったオリジナル。
そしてそのスタンプは、数が増えれば増えるほど、ネズミ→うさぎ→犬とか言うように大きな動物になって行くのです。
嬉しかったなぁ。楽しみだったですね。
元々父の影響でしょう。姉も兄もみんな本好きで。
そして先生の動物スタンプがそれに拍車をかけてくれたであろうことは言うまでもありません。
歳取ったせいか二三年前は急に読書が進まなくなりました。
ある時、難しそうな本には手を出さず、何となく気軽そうな現代作家の時代小説を手に取ったことがきっかけで、再びというよりむしろ以前にも増して、近頃は乱読に励んでいます。
短編よりも長い小説好きです。
山岡荘八の徳川家康とか、中里介山の大菩薩峠とか、読後感のずっしり来るものが好きでしたが、大佛次郎の天皇の世紀を読んでいる途中でコロナが蔓延し図書館がお休みに。
それからやってきた突然の読書挫折でした。活字は糧から睡眠薬に変わりました。
何故か女性作家の作品の方が好きです。
そして本の選び方は作家です。
気に入ると次々と飽きるまでその作家を追いかけます。
だから非常に偏った読者ですよね。
今、高田郁(かおる)にど真ん中ハマっています。
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