歳月 | kensanのブログ

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金峰山。
奥秩父山麓の主脈に位置し標高は2599m。
長野県側では「きんぽうさん」山梨県側では「きんぷさん」と呼ばれ「甲州御岳山」という別名もあるそうです。
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久々の登山ですが、4度目です。
起点の大弛峠、6月5日7時半で3℃でした。
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いきなりの連続登りですが暫く行くと縞枯れの間から富士山が。
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コースとしては先ず朝日岳2579mに登り、そして急坂を一旦降りてから鐵山を経て、という行程になります。
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人生登りもあれば下りも、などとのんびり考えている場合ではありません。
どの山もそうですが、この繰り返しが山登りなのであってかなりのエネルギーを消費しますが、俗世界とはどんどん離れて奥まった次元に変わっていきます。
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やがて森林限界を超えると特有の高山植物が迎えてくれて、右手には八ヶ岳や反対側には南アルプスも一望できる。
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・・と、ここら辺までは良かったのですが、10年前とタイムが違っている。
なななな何と、1.5倍の時間が!

そうです、今回は平均年齢74.666歳の3人組。
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山頂付近の岩場では柔軟に足を延せないし、バランスは悪いし。
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ここらあたりは岩山が多いのです。この瑞牆山(みずがきやま)に代表されるように。
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踵が痛い、膝が痛い。腰が足が・・・・
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とか言っているうちにどうにか着きました。
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この大きな岩は五丈岩と言って、中央高速からも尖がった先端が見えます。
まるでモアイ像が、無理するなよと笑っているかのように。
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畳一畳から六畳くらいまでの大きさの岩を這いつくばって。
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金峰山登頂。
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結局10年前5時間程度の道のりを7時間、それも最後はヨレヨレで。
この差は何なのでしょう。
かつては「空も飛べるはず」と思えていた魂も、最早「歳月」をひしひしと感ずる一日でした。
お疲れ様~~~~一緒に歩いた仲間に拍手~!行き会った後期高齢者に拍手~!!
そして自分に拍手!!
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