23日、収穫祭した。
グリーンファームというプチ農園の仲間入りをして4年目ですが、農業は毎年違います。
特に今年は猛暑と日照りが長く続いたせいでしょう。
今までに見たことのない虫害が続きました。
ようやく食べごろになった白菜は見事に虫たちに芯の甘くて柔らかい所を食べ放題にされています。
キャベツは穴だらけ。
折角の手作り農園ですから、農薬は極力控えているのが、例年ではそれで良いのですが今年はとても太刀打ちできません。
このところ、毎日のように畑へ行って虫の捜索。
レタスも芯喰い虫というのが苗を植え付けると知らぬ間に・・・
ふと見ると定植したばかりの苗が転がってしおれている。
何度植え替えをしたことか、これも初体験でした。
成長も遅いですね。
昨年も食べきれないほど出来たほうれん草や小松菜。
ほうれん草は今年は一束にもならないほどでした。
遊びだからいいようなものですが、農家は大変です。
収穫祭には市の農政課の方たちも参加されていて興味深い話をされていました。
東久留米の人口は11万6千人、世帯数5万。
農家は250軒、耕地面積は１２％だそうです。
ふ～ん、とおもわれるか、それが？と思われるかはそれぞれですが、そんな中で今、輸送のコストや人出不足、二酸化炭素排出問題などで、首都圏近郊の農作物が見直されているそうです。
さてさて、水と土と緑の町東久留米に明るい未来は待っているのでしょうか。
飲んでわいわいやっているうちに黄昏が迫って来ています。
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