キク(菊)・季節の花と花言葉 | kensan-0427さんのブログ

kensan-0427さんのブログ

ブログの説明を入力します。

キク(菊)

花言葉【高貴・高潔・高尚】


キクの主な花言葉には、「高貴」や「高尚」といったものがあります。 キクは気品のある美しい花を咲かせることで古くから親しまれており、天皇家の家紋としても使われていることから、この花言葉が付けられました。

花色ごとにも花言葉があります。
赤いキクの花言葉は「あなたを愛してます」。
白いキクの花言葉は「真実」。
黄色いキクの花言葉は「破れた恋」。


中国では古くからキクが栽培され、儒家の始祖である孔子(紀元前552〜前479)の書にも登場します。
日本では『万葉集』(759年以後)にはキクの歌がありませんが、『古今和歌集』(905年)、清少納言の随筆『枕草子』(996年頃)、紫式部の長編小説『源氏物語』(1010年頃)の時代になって頻繁に登場します。

皇室で菊の紋章を用いたのは後鳥羽上皇(1180〜1239)が最初といわれます。
後鳥羽上皇はことのほか菊を好まれ、衣服や調度品に菊の文様を使用し、自らのお印として愛用されました。

その後、後深草天皇、亀山天皇、後宇多天皇も自らのお印として継承されたことにより、菊花紋章(十六八重表菊)が皇室の紋とされるようになりました。