母は5年前に水頭症の手術をしました。
その定期検診を年に2回しています。(春・秋)
去年の秋、母がとんでもないことを言いました
🧓「お母さんは なんで脳外科に通わないけんの?薬もくれんし。お金もったいないから、もう行くのやめようと思う」
脳外科の定期検診は、脳に埋め込んだバルブの圧を調節するためです。バルブは脳内の髄液を管で脳外に排出する役目です。バルブがないと、脳内に髄液が溜まって、脳を圧迫し脳が萎縮します。
そして、ある時は
🧓「なんか、耳の後ろに硬いものがあるんよ。コレ 何やろう?」(←シャント(バルブ)です)
開頭して脳の手術をした事すっかり忘れています
定期検診は一生受けないといけないと説明しましたが
ピンと来てないようでした
そして、半年に一度の定期検診のため、
入院中の病院に外出許可をとり
私と夫で連れていきました。
私は久しぶりに診察室まで行き、
先生とお話しました。
👨⚕「変わりはないですか?」
🧓「はい」
「最近 短期記憶ができなくて、リハビリしていても昨日した事を覚えていないらしくて、理学療法士さんが大変みたいです。
あと、手術した事も忘れてしまったようで、耳の後ろの硬いのは何だろう? と聞いてきます」
と、正直に言いました。
すると先生、少し困った様子で
👨⚕「少し水が溜まりすぎてるのかもしれないね。レベルをあげようね」
とおっしゃって、バルブの数値を上げてくれました。
「レベルをあげると、今までより多く髄液が排出される、ということですか?」
👨⚕「そうです。ま、1つ上げるだけだから、そう変化はないと思うけど、もしかしたら、そのせいで頭痛がするかもしれないね。その時はもとに戻すから、すぐ受診してくださいね」
母はこの数年、意味もわかってなくて受診してきたので、バルブのレベルは5年間ずっと同じでした。
でも、本当はちょっとずつ上げて行かなければならなかったのかもしれません。
今回レベルを上げたことで、脳の萎縮が少し治まって
短期記憶も若干戻るかもしれない、という あゎ〜ぁぃ期待。
そしたら、母は
「頭痛はないです」(キッパリ(๑•̀ㅁ•́๑)✧)
「これから頭痛が起こるんですか? どうしたらいいですか?」
👨⚕「・・・・」
「頭が痛くなったら、すぐ診てもらおう。たぶん大丈夫みたいよ」
🧓「・・・・」
先生に脳の萎縮具合を尋ねたら年齢相応という事でした。
認知症の薬は飲んでいないし、今後も飲む必要はないとの事でした。
先生は、母があまりにもたくさん薬を飲んでいるので「こんなに飲まなくちゃいけないのかなぁ」と懐疑的でした。
私も飲み過ぎだと思います。
母は、病気は自分で治すもの、という意識が低く、
医者に治してもらう、と思っているので、
薬さえ飲めば良くなると信じています。
なので、対処療法ばかりするがゆえ、結果 増薬となります。
薬依存症かしら?
減薬すると、
一気に血液検査の結果が悪くなるんだろうなぁ
ではまた
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