病院へ搬送された後、血圧を計りレントゲンを取りお医者さんに見てもらいましたが何も異常無し。

ずっと胃が気持ち悪いのと、下半身が氷のように冷たく、歩くことも辛いのでしばらくベッドで寝かせてもらいました。そして寝ながら考えました。

 

「何が引き金でこうなった・・?」

 

ここでまず気になったのは便秘です。2週間くらいまともに出ていなかったと思います。

 

け「非常に申し訳ないのですが、浣腸をお願いできませんでしょうか・・ショボーン?」

医「浣腸・・?なんで?」

け「便秘が気になってまして・・。便秘は万病の元っていうじゃないですか・・?」

医「そう・・だね・・('Д')・・・(看護婦に指示)」

 

意味不明って顔されましたがなんとかしてもらえました。

案の定、少し出てくれたらちょっと楽になり、気持ち悪いのが収まりました。

 

「え?なに?便秘が原因だったんかーいえー

 

下半身に違和感は残ってたのですが気持ち悪さがなくなったので普通に歩いて帰ることができました。

 

そして家に着き、お腹が減った気がしたので、家にあったお粥を食べた瞬間、

最初に出たような気持ち悪さと不安感が一気に再発!!

その場に居ても立っても居られない気持ちになり換気をして水を飲んで部屋の中を歩き始めました。

吐きはしませんでしたがなんとかこらえ、落ち着きを取り戻した後、

「一体なんなんだこれは。自分の身体に何が起きてるんだえーん

と不安で堪らなくなり、パソコンで調べ始めました。

 

「なにか大きな病にかかったのか?」「どんな病気なんだ?」「一体なにが原因で?」

 

調べたところ色々な病気の可能性があることがわかりました。

先ほど行った病院は日曜日だったため緊急病院でそこまでしっかり調べてもらったわけでもないので、次の日に大きな病院でもう一度見てもらいました。

ちなみに次の日は足がビリビリしてて麻痺したような感じになっていました。

 

1日がかりでいろんな科で診察を受け、出た回答が「ウイルス性の風邪でしょう。」

 

(…は?また…??なにウイルス性って…ショボーン

 

全く納得がいかないまま抗生物質を貰って帰りました。

そしてご飯を食べると、また例の発作が出るのです。

 

脳がフワフワしてきてめまいがして、胃が気持ち悪くなり、そうなると「またきた!」と不安になり、座っていられなくなり立って部屋をうろうろしだす。呼吸が苦しくなり、空気を吸えてる感じがせず、窓を開けて顔を外に出し、一生懸命に新鮮な空気を吸おうとする。何度も何度も水を飲む。下半身がまた氷のように冷たくなり、電気ストーブを最大にして暖をとろうとする。

半分パニック状態になりながらも以上のようなことをしていました。

 

この状態のときは本当に生きた心地がしない。

 

「もう嫌だ……辛すぎる……なんなんだこの症状は……」

 

固形物を口にすると発症するため、何も食べる気がおきませんでした。

もう胃がおかしいんじゃないかと思い、2週間後に胃カメラの予約を撮りました。

もう本当に食べるのが怖すぎてこの2週間はポカリとウィダーインゼリーだけで過ごしたのですが、今思うとこれが本当によくなかった………(どうしようもなかったのですが)

 

不安感、何も食べないので痩せていく、2週間動かずほとんど寝ていた。

このトリプルコンボで何が起きたかというと「筋肉の減少とコリ」です。

 

この期間で何kg痩せたのか怖くて体重計乗らなかったので分からないんですが、元々ガリガリなのにさらにガリガリになりました。

そして今まで体験したことない腰痛、肩こり、首こりに悩まされるようになったのです。

 

胃カメラは結果は軽い胃炎。先生は胃薬を出して様子を見ましょうといいました。

お薬を飲んで2週間ほど様子を見たが発作はまだ起こる。

そして相変わらず食べられないので痩せていき、体がどんどん痛くなっていく。

パソコンで調べていて自分の症状は自律神経失調症そのものだと思っていたので、その症状が得意な近場の鍼や整体等も行ってましたが一向に良くなりませんでした。

 

次に病院に行った時に、自律神経失調症について胃腸科の先生に質問してみました。

 

け「お薬飲んでもご飯が食べられないんです。体重は減るし、身体中が痛い!本当に胃炎だけなんですか?自律神経失調症の可能性が高いんじゃないですか?えーん

医「胃炎だけでもそうゆう症状が出ることもあります!引き続きお薬を飲んで様子見しましょうグッド!

 

と同じ処方箋を出されました。

 

「この医者はダメだ・・汗

 

そう思い、納得行かないので自分で行けそうな距離の病院を調べ、そこへの紹介状を書いてもらい、違う病院へ行くことになりました。

 

この頃はもう発作というよりは常に胃が痛く、首や身体もガチガチ。歩くのもやっとでめちゃくちゃゆっくりでしか歩けない。階段を上ったら動悸と過呼吸で死にそうになる。音や光に敏感。電車に乗るといつくるかわからない発作がきてしまわないか不安感で耐えられなくなる。首の筋肉がカチカチになり、喉が閉まってきて呼吸もつらい。喉が狭くなっていて飲み込むのがうまくできない。ろくに食べられない。身体は氷の様に冷たい。この状態で一人暮らしで収入もないまま誰にも頼ることができない、自分の体がどんどん悪くなっていく、治療法もわからない、と

本当に地獄の日々でしたガーン

今思い出すだけでも気分が悪くなりますあせる

 

そしてすぐに新しい病院へ行きました。

最初の診察の際、その時の状況では自分の言葉ではうまくしゃべれないくらい衰弱していたので、スマホのメモアプリにこれまでの経緯と現状と診察やお薬についての希望を書き、先生に読んでもらいました。

ここでは機能性ディスペプシアの可能性もあるんじゃないかということもメモに記していたのですが、新しいお薬を試してみましょうもいうことで「ネキシウム」という胃酸の出過ぎを抑える薬と「スクラルファート」という胃粘膜保護剤と「エンシュア・H」という栄養剤を出してもらいました。

これらのお薬が地獄の底から救い出してくれる私にとっての第1段の救世主となるのでした。

 

続く・・・