コンビニで働くことになった私は、とにかく不安感をなくそうとあらゆる対策をしていきました。

自律神経の影響か体温調節がうまく出来なく、特に足が冷えると不安感に襲われて気分が悪くなります。当時は夏の終わりでコンビニの制服はまだ半袖だし、冷房もガンガンに効いているので、ここの対策がまず必要でした。

半袖のヒートテックを着てその上からなるべく厚手のポロシャツを中に着込み、腰と両ふくらはぎにホッカイロを貼り、バイト前に抗不安剤をしっかり飲んで行っていました。

 

ちなみにこの当時の抗不安剤は「メイラックス」を使用していました。リボトリールはあまりに強く、そして何故かイライラしたり、粗暴なふるまいをしたり、ぼーっとしすぎて変なミスをする、という副作用があったので効用が弱いメイラックスに変えてもらっていました。

自分にはこのお薬が合っていたようで、上記のような副作用はありませんでした。

 

そしてついにバイト当日…最初は事務所でビデオを見させられるのですが、この事務所が冷房効きすぎてめちゃくちゃ寒くて、不安感が強くなってきてやばかったです。仕事を教えてもらってる最中はすでにぶっ倒れそうでした(笑)ガーン

足がすぐ痛くなるので品出しするふりをしてしゃがんで休んだり、バックヤード行って休んだり、トイレ行って休んだり、休みまくってました(笑)てへぺろ

そしてなんとかこらえて初日は終了したのでした。

 

週3回くらいのバイトでしたが、徐々に足腰が鍛えられてきて、2ヶ月もすればずっと立っていられるようになりました。

 

でも胃は痛いし、呼吸は苦しいし、首肩は痛いしで元気には仕事できてなかったと思います。有名なアントニオ猪木の言葉で「元気があればなんでもできる!メラメラグー」っていうけど、元気がなければなんにもできないなぁ…汗って思ったり、コンビニの仕事も普通に元気にできないんだな汗って思い知らされて結構辛かったですね。

 

コンビニに来るお客さんは、ものすごく甘そうなデザートとか脂っぽい揚げ物とかしょっぱそうなお菓子とか、当然ですがたくさん買っていくんですね。

レジ打ちしながら、

「これをこの人はなんの体の心配もなく、不安もなく、お腹いっぱい美味しく食べられるんだ……。」

と思って本当に羨ましくて、悔しくて、泣きそうになってしまったこともありますショボーン

 

ただ良かったこともあって、足腰を鍛えられたこともそうなんですが、家族以外の人とコミュニケーションをとることになったことが精神的にちょっと楽になれた部分がありました。元々、接客業をしていたこともあって人との繋がりを欲していたんだと思います。

こんなこと感じたり思ったりしながら、3ヶ月続けました。

 

でも首肩の痛み、胃の痛み、お腹のはり、呼吸の苦しさ、神経過敏な部分は変わりませんでした。特にバイト終わりになると首が地獄のように痛いえーん左側の首の奥のほうが特に痛くて、家に帰るとすぐに「あずきの力」を当てたり、マッサージをしたりして堪えてました。

 

「とにかくこの首の痛みをどうにかしたいあせる

 

そう思って、市内にある鍼灸治療院をネット探して、良さげなところを手当たり次第に行くことにしました。

 

続く…

お薬を飲んで運動をしていても、普通にご飯が食べられるようにはなりませんでした。

一人暮らしをしているのに、収入がない汗毎月かかる生活費、交通費、病院代、鍼灸整体代は貯金を切り崩してやりくりしていました。発症してから5ヶ月。かなりストレスは蓄積していました。もう限界ですえーん

悩んだ挙げ句出した答えが「実家に帰ること」でした。

 

実は家族には自分の状態を知らせていました。すると心配して、東北から東京の家まで何度か来てくれていました。その度に、「帰ってきたら?」と言ってくれていました。でも私は

「どうにか自分の力で治す!」

「まだまだこっちでやり残したことがあるから、こんな形で帰るわけにはいかない!!」

と何度も断ってきていたのです。あと、地元に帰ると病院や鍼灸、整体などの治療院の数が少なくなるのでそれも怖かったのです。

 

でも、そんなことを言っていられない状況に追い込まれ、帰ることを決断したのでした。

今まで断っていた分、深々と頭を下げて丁重にお願いし、帰ることの許しを得ました(笑)

 

これが、お金がないという問題と誰も頼れる人がいないという問題を解決してくれましたひらめき電球

そしてここが意外だったのですが、実家に帰るといつもより食事が多く取れたのです

家族といる、なにかあっても頼れる人がいる、という安心感が気持ちを落ち着かせ、1人ぼっちで食事するときより食べられるようになったのです。これは本当に嬉しかったです爆  笑

どうしても食べられなかった白米やほくほくの肉じゃがを食べれた時は、その味がとてつもなく美味しく感じ、本当に脳がとろけそうになりましたラブ

もう無意識に「美味しい・・美味しすぎる」とニヤニヤしてブツブツ言いながら食べてました。

人生で一番ご飯が美味しいと感じた瞬間です照れ

これが第3のターニングポイントでしたビックリマーク

 

少しずつ食べる量も、食べられる食材も増え、半年くらい経って、体重を少しずつ増やすことができましたビックリマーク

しかし、抗不安剤は毎日飲まないとダメだし、身体も痛いままです。呼吸もしづらくて苦しい。全く眠れない日もあります。ウォーキングしていてもふとももがすぐにパンパンになりマッサージしないと歩けない。体重は増えたけど筋肉は戻ってないんじゃないか・・?

試しに家の中でただその場に立って本を読む、ということをしてみたら30分で足腰に限界がきましたあせる

 

やはり筋肉を鍛えないと…。

 

しかも筋トレやウォーキングじゃダメ。長時間できないし、自分の中で辛くて限界がくるまでにやめてしまう。やった後でまたツラいからずっと座っていたり寝ていたりでは意味がない。

特に筋トレやランニングはやっても身体が痛くなって調子が悪くなるだけでした。

なんとか1日の中で継続的に体を使うことをしないと…。

 

ということでアルバイトすることを決めました行ける範囲で、できそうなことで、空調管理がきちんとされてるところ。それで選んだのがコンビニでした。

これが第4のターニングポイントになりますビックリマーク

 

続く・・・

 

ネキシウムは胃酸の出過ぎを抑えてくれるお薬です。

このお薬は胃の痛さを弱めてくれました笑い泣き

憶測ですが、どうやら交感神経が働きすぎて胃の粘膜が敏感になっており、胃酸がダメージとなって痛みを感じていたのだと思います。

胃の粘膜というのはタンパク質が材料でできています。この粘膜が弱いと自分の胃酸で胃にダメージを与えてしまい、痛みが出るのです。 

普通はダメージを受けても再生されるはずなのですが、ろくに食事をとっていないので材料がなく、胃粘膜が再生されず、ずっとダメージを感じていて痛かったのだと思います。

 

スクラルファートは胃粘膜を保護してくれるお薬です。

私が処方されたのは水溶性のドロっとしたものだったのですが、飲んだ瞬間から胃が保護された感じがしますニコニコこれもある程度効果がありました。しかし1パック飲むとちょっと量が多すぎて気持ち悪くなることがあったので、半分程度にしていました。

 

エンシュア・Hは1缶250mL,375kcalの栄養剤です。他にもビタミン、ミネラル等色々な栄養素をこれ一つで取ることができます。

そのままだと濃すぎるので(ストレートで飲むと下痢になります汗水で希釈して水筒に入れていつも持ち歩き、なるべくカロリーをとろうと努力しました。これが結構おいしいラブ味がバニラ、コーヒー、メロン、ストロベリー、バナナ、黒糖とあり、薬局で受け取る際に味を選べます。私はバニラ、ストロベリー、バナナを選んでいました。コーヒーとか黒糖とかどんな味なんでしょうね・・・危険すぎるので選びませんでしたが(笑)

でもこれ受け取る際に注意が必要なのは、1日1缶として30日分とか貰おうとすると、250ml×30日分でとてつもない重量になります。衰弱した体には無理ですショボーン車かタクシー必須ですショボーン

 

胃の痛みが収まったことでほんの少しは食べられるようになりました。

でも一気には全然食べられないので1日6食に分けて食べていました。ただ、変なものを食べると悪化するので食材はかなり選んでいました。

食べていたのは、カロリーメイト、カロリーメイトゼリー、メイバランス、エンシュア・H、鶏のささみ、白身魚、ゆで卵、ホットミルク、食パン、黒糖ふ菓子、このくらいです。

糖質は流動食ややわらかいもの、タンパク質もやわらかく、刺激が少なく、油分が少なくて食べられそうなものを選んでいました(カロリーメイトは油分が結構あるので少しだけ)。そして一口50回くらい噛んで食べていました。

ちなみに水はほとんど飲んでいません(薬を飲むときくらい)。

胃の容量がめちゃくちゃ小さくなってるので水を飲むとその分、胃が膨れて食べられなくなるのです。そのくらい必死に栄養を取ろうとしていました。

ちなみに何故白米を食べられなかったのかと言うと、2回目の発作の時に食べていたのがお粥で、それがトラウマとして残っているからでしたえーん発作がくるのが絶対に嫌だったので、めちゃくちゃ大事をとってそういう心配になるようなものは食べずに、安心して食べられるものだけを食べていました。

これを6回に分散して食べます糖質とタンパク質の偏りがないように、流動食も同じのを1日に何回も摂らないようにしていきます。

 

例えば

9:00 メイバランス

12:00 カロリーメイトゼリー+鶏のささみ

15:00 エンシュア・H希釈した半分

18:00 食パン+ゆで卵

21:00 エンシュア・H希釈した半分+白身魚

寝る前 砕いたカロリーメイト(1本の半分)を溶かしたホットミルク

 

こんな感じでした。1000kcal+タンパク質30gくらいはなんとか取れていたと思います。

野菜とか果物は完全に捨てていました。

ビタミン類は流動食の栄養剤でなんとか取れているためです。

それより

飲み込みやすいもの+発作の心配がないもの+刺激が少ないもの+食物の容量に対して栄養がしっかりあるもの

この辺を考慮して食物を選び、さらに分散して胃に負担をかけないようにし、食後30分は動かないようにしていました(胃が消化のために血液を使うため)。

 

そしてこの頃に心療内科の門を叩くことになります。

ここでは「不安神経症」という病名を告げられ、抗不安剤の「リボトリール」というお薬を処方されました。調べてみると結構強いお薬…?そして生まれて初めての精神系のお薬ということでなかなか怖くて飲めません。

 

「飲んだら自分が自分でなくなってしまうのではないか?」

「依存症になって一生薬が手放せなくなってしまうのではないか?」

 

こんな風に考えてしまうのがいかにも不安神経症って感じですが(笑)

とにかくそのころはもう神経過敏で不安感しかなくて、落ち着いて考えたり冷静に判断することがまずできないんですねショボーン

なので1週間くらいそのお薬は飲めませんでした。少しずつ食べられてきてるので状態がお薬無しで良くなるのを待っていた。でもこれ以上良くはならなかったんです。

そしてお薬を飲むことを決意し、飲んでみました。

 

ん……ニコニコ

お……?びっくり

ふわ~っとしてきたぞ~爆  笑

体の力が抜けてきた~おねがい

ぼーっとしてきたー……えー

ダルい………ショボーン

 

という感じで相当強かったですね(笑)次回から半分に割って飲むことでいい感じになりました。これを毎日朝と夜に飲むようにしました。

 

効果としては、筋肉の痛みが減る、胃の痛みが弱まる、不安感が薄くなる、眠れるようになるといったところでした。

 

特に「痛みが減る」という部分に対してのメリットはかなり大きい

この痛みがあるせいで不安感増加→ストレス増加→交感神経が亢進→筋肉や胃の痛みが増加→不安感増加→以下ループ、という感じで悪循環にはまってしまうんですね。

 

この最悪のループを脱出するには、抗不安剤の使用は効果的でした。今思うともうちょっと早く飲むべきだったと思っています。これが第2弾の救世主でした。

 

ここから次はなにをしていけば治るのか結構悩みました。お薬を飲んでその時は良くても効果が切れたらまた悪化するので、このままだとお薬に頼るしかなくなる。

もっと根本的に改善するには?

今一番気になっていることは?

 

それは、筋肉のこり、痛み、弱体化でした。

 

鍼灸や整体には行ってましたが、やってもらったときはいいのですが、もっても2日間くらいでした。

こり、痛みはどこからきているのか?この病気になる前は全く痛みが出たことなんてないのに、なんでこんなに痛むのか。健康な時と身体のどこが違うか。

それは、体重の減少でした。身体が痛くなってきた時期は、痩せてきた時期と同じでした。ということは筋肉をつけて体重を戻せば治るんじゃないか?

 

ということで、次に挑戦したのは運動ですメラメラストレッチ、ラジオ体操、ウォーキング、階段昇降、筋トレです。

まず朝起きて、首や足腰のストレッチ、ラジオ体操。朝ごはんを食べてしばらくしたら近所の公園までウォーキングし、ベンチに座って日光浴。お昼くらいに家の中で階段昇降運動。夕方くらいに筋トレ(腕立て、スクワット等)を2週間くらい続けてみました。

最初はラジオ体操すらしんどいし、歩くのも辛い、筋トレなんかできても5回とか・・

それでも少しずつやっていきました。

 

すると、以前より体が動くようになり、ストレスも少し解消される感じで気分も良くなり、運動は効果的でした。

 

ですが、やり過ぎは禁物です。ウォーキングしてるともっと行けるんじゃないかと思っていつもより遠く行った時に限って気分が悪くなり、結局電車を使って帰ってくるということもありました。筋トレしすぎて交感神経が興奮し、気分が悪くなることもありました。この辺は少しずつやりながら調節していきました。

 

ただ、効果があったのはほんの少しで、別に筋肉の痛みが減るとかこりがなくなるとかはありませんでした。

食べられる量も変わりませんでした。

そもそも、その時摂取できていた1000kcalというのは成人男性の基礎代謝量以下です。

(基礎代謝量・・・何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で自動的に行われている活動で必要なエネルギー)

当時の基礎代謝量が1,354kcalなので、筋肉を増やすには全然足りてませんショボーン

これ以上の栄養をとらないと筋肉の再生は無理・・。でも本当にこれ以上に食べることはできませんでした。水を少し飲むだけでゲップが出る。少量の食事で腹部膨張感。食べ過ぎると気分が悪くなる。食後は身体に力が入らなくなる。

もはや、どうしたらいいのかわかりませんでした。

 

続く・・・

病院へ搬送された後、血圧を計りレントゲンを取りお医者さんに見てもらいましたが何も異常無し。

ずっと胃が気持ち悪いのと、下半身が氷のように冷たく、歩くことも辛いのでしばらくベッドで寝かせてもらいました。そして寝ながら考えました。

 

「何が引き金でこうなった・・?」

 

ここでまず気になったのは便秘です。2週間くらいまともに出ていなかったと思います。

 

け「非常に申し訳ないのですが、浣腸をお願いできませんでしょうか・・ショボーン?」

医「浣腸・・?なんで?」

け「便秘が気になってまして・・。便秘は万病の元っていうじゃないですか・・?」

医「そう・・だね・・('Д')・・・(看護婦に指示)」

 

意味不明って顔されましたがなんとかしてもらえました。

案の定、少し出てくれたらちょっと楽になり、気持ち悪いのが収まりました。

 

「え?なに?便秘が原因だったんかーいえー

 

下半身に違和感は残ってたのですが気持ち悪さがなくなったので普通に歩いて帰ることができました。

 

そして家に着き、お腹が減った気がしたので、家にあったお粥を食べた瞬間、

最初に出たような気持ち悪さと不安感が一気に再発!!

その場に居ても立っても居られない気持ちになり換気をして水を飲んで部屋の中を歩き始めました。

吐きはしませんでしたがなんとかこらえ、落ち着きを取り戻した後、

「一体なんなんだこれは。自分の身体に何が起きてるんだえーん

と不安で堪らなくなり、パソコンで調べ始めました。

 

「なにか大きな病にかかったのか?」「どんな病気なんだ?」「一体なにが原因で?」

 

調べたところ色々な病気の可能性があることがわかりました。

先ほど行った病院は日曜日だったため緊急病院でそこまでしっかり調べてもらったわけでもないので、次の日に大きな病院でもう一度見てもらいました。

ちなみに次の日は足がビリビリしてて麻痺したような感じになっていました。

 

1日がかりでいろんな科で診察を受け、出た回答が「ウイルス性の風邪でしょう。」

 

(…は?また…??なにウイルス性って…ショボーン

 

全く納得がいかないまま抗生物質を貰って帰りました。

そしてご飯を食べると、また例の発作が出るのです。

 

脳がフワフワしてきてめまいがして、胃が気持ち悪くなり、そうなると「またきた!」と不安になり、座っていられなくなり立って部屋をうろうろしだす。呼吸が苦しくなり、空気を吸えてる感じがせず、窓を開けて顔を外に出し、一生懸命に新鮮な空気を吸おうとする。何度も何度も水を飲む。下半身がまた氷のように冷たくなり、電気ストーブを最大にして暖をとろうとする。

半分パニック状態になりながらも以上のようなことをしていました。

 

この状態のときは本当に生きた心地がしない。

 

「もう嫌だ……辛すぎる……なんなんだこの症状は……」

 

固形物を口にすると発症するため、何も食べる気がおきませんでした。

もう胃がおかしいんじゃないかと思い、2週間後に胃カメラの予約を撮りました。

もう本当に食べるのが怖すぎてこの2週間はポカリとウィダーインゼリーだけで過ごしたのですが、今思うとこれが本当によくなかった………(どうしようもなかったのですが)

 

不安感、何も食べないので痩せていく、2週間動かずほとんど寝ていた。

このトリプルコンボで何が起きたかというと「筋肉の減少とコリ」です。

 

この期間で何kg痩せたのか怖くて体重計乗らなかったので分からないんですが、元々ガリガリなのにさらにガリガリになりました。

そして今まで体験したことない腰痛、肩こり、首こりに悩まされるようになったのです。

 

胃カメラは結果は軽い胃炎。先生は胃薬を出して様子を見ましょうといいました。

お薬を飲んで2週間ほど様子を見たが発作はまだ起こる。

そして相変わらず食べられないので痩せていき、体がどんどん痛くなっていく。

パソコンで調べていて自分の症状は自律神経失調症そのものだと思っていたので、その症状が得意な近場の鍼や整体等も行ってましたが一向に良くなりませんでした。

 

次に病院に行った時に、自律神経失調症について胃腸科の先生に質問してみました。

 

け「お薬飲んでもご飯が食べられないんです。体重は減るし、身体中が痛い!本当に胃炎だけなんですか?自律神経失調症の可能性が高いんじゃないですか?えーん

医「胃炎だけでもそうゆう症状が出ることもあります!引き続きお薬を飲んで様子見しましょうグッド!

 

と同じ処方箋を出されました。

 

「この医者はダメだ・・汗

 

そう思い、納得行かないので自分で行けそうな距離の病院を調べ、そこへの紹介状を書いてもらい、違う病院へ行くことになりました。

 

この頃はもう発作というよりは常に胃が痛く、首や身体もガチガチ。歩くのもやっとでめちゃくちゃゆっくりでしか歩けない。階段を上ったら動悸と過呼吸で死にそうになる。音や光に敏感。電車に乗るといつくるかわからない発作がきてしまわないか不安感で耐えられなくなる。首の筋肉がカチカチになり、喉が閉まってきて呼吸もつらい。喉が狭くなっていて飲み込むのがうまくできない。ろくに食べられない。身体は氷の様に冷たい。この状態で一人暮らしで収入もないまま誰にも頼ることができない、自分の体がどんどん悪くなっていく、治療法もわからない、と

本当に地獄の日々でしたガーン

今思い出すだけでも気分が悪くなりますあせる

 

そしてすぐに新しい病院へ行きました。

最初の診察の際、その時の状況では自分の言葉ではうまくしゃべれないくらい衰弱していたので、スマホのメモアプリにこれまでの経緯と現状と診察やお薬についての希望を書き、先生に読んでもらいました。

ここでは機能性ディスペプシアの可能性もあるんじゃないかということもメモに記していたのですが、新しいお薬を試してみましょうもいうことで「ネキシウム」という胃酸の出過ぎを抑える薬と「スクラルファート」という胃粘膜保護剤と「エンシュア・H」という栄養剤を出してもらいました。

これらのお薬が地獄の底から救い出してくれる私にとっての第1段の救世主となるのでした。

 

続く・・・

 

ここから時系列で書いていきたいと思いますニコニコ

 

私は、健康になんの問題もなく生きてきました。

肩こり、腰痛、頭痛、胃腸の不具合などはなく、風邪も2年に1度くらい引く程度。

まさに健康体でしたラブ

仕事は雇われでサービス業をしていましたが、以前からやりたかったプログラム関係の仕事をして自立した生活をしたいと思うようになり、勉強を始めました。

仕事が終わってから毎日パソコンの前にかじりつき猛勉強メラメラ次第に頭がそのことばかりになり、仕事に集中できなくなって、ついには仕事を辞めてまでプログラムの勉強をし始めました。

 

収入が無くなってしまうのでたまにお手伝い程度の仕事を入れ、それ以外はほとんどパソコンの前にいる生活

ずっと人前に出て、立ち仕事をしていたのでパソコンの前にずっと座っているのは苦痛で仕方なかったのですが、ハマり始めてしまうと止められなくなってしまう性格のため、ストレスを抱えながらも我慢していましたあせる

それでも暴飲暴食したりや全く運動しないということは無く、健康には知識と興味があったため意識的な生活はしていました。

コンビニの食べ物などは食べずに自炊し、必要そうなサプリを取り、ジムにいったり自宅で筋トレ、ウォーキングやランニングもしていました。

 

ある時、ある程度の収入が入るようになったため、引っ越すことにしました。

引っ越しはずっと念願だったので、嬉しくもあり、新しい生活環境でワクワクしつつ「さあ!これからもっと頑張るぞ!」と意気込み、さらに仕事にのめり込んでいきました。昼も夜も関係なくパソコンと向き合っていました。昼夜逆転生活をすることもありました。このころからなんとなく便秘に悩まされていました。

そしてある日、夜に家でエアロバイクをこいでいたら全然汗をかかないことに気付きました。いつもなら15分くらいで全身汗をかくのですが、何故かその日は汗をかかない!?試しにめちゃくちゃ全力でこいでみたのですが全く汗が出ません。おかしいなと思って外に出てランニングしました。かなり全力で走ったのですが、息は上がっても汗を1滴もかかない。まるでスーパーサイヤ人にでもなったような感覚で、「いつの間にかすごい体力付いたのかな?」と思いながら家に着き、しばらくして寝ようと思ったが全く寝れない。本当に寝れないので、外でファーストフード店やファミレスに行き、朝まで本を読んでました。

 

その1週間後、微熱が出て内科に行きました。ウィルス性の風邪でしょうということで薬を貰って飲んでたが一向に熱が下がらない。便秘もあったし食欲もあまりなかったです

 

さらに1週間後、お昼ご飯を食べた後少し気持ち悪くなったので、外に出てウォーキングしました。しばらくすると収まったので良かったと思い、喫茶店に入りました。紅茶を飲みながら本を読んでたら、

胃のあたりがまた気持ち悪くなり頭も少しクラクラする感覚

がありました。「またか…外に出よう。」と思ってお会計して外に出てしばらく歩いた後です。

 

気持ち悪さが強くなり、それが引き金で不安感が強くなり、下半身が一気に冷えてきましたガーン

 

下半身の血液が一気に引いていく感覚。頭もクラクラしてまともに歩けない。

その場で立ち止まって「これはまずい」と本能的に察知し、何故か水を飲みました(後で分かったことですが、水を飲むと副交感神経の働きを促進させるので精神を落ち着ける作用があります)。

一人暮らしの家に帰ろうかと思ったのですが帰ってもこれは自分1人じゃなにもできない、治る気がしないと感じ、近くの薬局へ入りました。そして何故かペットボトル500mlの水を2本買って外のベンチに座ってチビチビ飲んでました。なんとか落ち着くのを待っていましたが体調は変わらず、たまらなくなって薬局の人に救急車を呼んでもらい病院へ行きました(生まれてはじめての救急車ショボーン)。

続く…

この度ブログを立ち上げました。

けんぷーと申しますおねがい

 

このブログの内容は「自律神経失調症」「機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)」「パニック障害」「不安神経症」について書こうと思います。

 

何故この内容かというと、僕自身、この原因不明で難病と言われる症状になり、様々な治療法や健康法や運動を試し、ほぼほぼ回復(8割ほど)出来たのです!!

 

まだ完全回復には至ってないのですが、普通に仕事をし、普通に遊びに行き、3食ご飯も食べられて、ほとんど何の問題もない生活を送れています音譜

 

この症状は検索すれば様々な情報が手に入ると思いますが、なった人でないと語れない部分が多くあると思います。

そして人それぞれ、なった原因が違うこともあり、それによって治療法も違ってきてしまいます。

(ここが原因不明、難病、回復が難しいと言われているところなのですショボーン

 

あくまでも僕がこの症状になった原因、経験から書かせていただきます。100%実体験です。

なので、原因や出ている症状が似ている方であればこのブログが役に立つかもしれません。

 

症状に悩んでいる方は、パソコンやスマホで情報を集めるのも相当大変なはずです。

そして、世の中にはたくさんの情報があふれかえっています。

自分の身体が一体どうなってしまったのか、どうすれば治るのか、誰に相談すればいいのか、情報を集めれば集めるほど分からなくなり、絶望しているかもしれませんね。。僕もそうでした。

 

諦めないで下さい。絶望しないで下さい。

生きたいと強く思って下さい。

 

諦めなければまた絶対に元の身体に戻れます!元気になれます!

 

回復した人が少なくともここに1人いることは紛れもない事実です笑い泣き

 

この症状に悩んでいる方のお役に立てるようなブログにしていきたいと思いますのでよろしくお願い致します(*‘∀‘)