最近おかしな日本語が多い。
ケイタイ電話のことを”ケイタイ”という。もう定着した感がある。
でも、ケイタイというのは、形容詞で、この主な機能は、電話である。
ケイタイ~というのは、いろいろある。携帯灰皿、携帯カップ、携帯おしり洗浄器(僕愛用)、携帯ティッシュ、携帯扇風機などなど。
でも、携帯電話が”ケイタイ”となってしまった。
まあ、これだけ普及したから、携帯物品の王者と言ってもいいだろう。
それから、”教習所”。これは、自動車学校の意味で使われるのだが、教習所というのは、自動車の運転を教えるだけじゃくなく、何かを教えるところという意味である。
でも、今では教習所といえば、自動車教習所を指す。
ゴルフ教習所、英語教習所、パソコン教習所。
なぜが、それらは、~学校、~教室などを使って、”教習所”という言葉は使わない。
だから、”教習所”が自動車運転教習所の意味で使われる。
あと、”キモイ”と若い人がよくいうが、”気持ち悪い”の略語である。
しかし、”気持ちいい”を略しても”キモイ”であり。
”キモい”を”気持ちいい”の略とするほうが自然であると思う。
わざわざ否定の意味を入れるのは、不自然だ。
気持ち悪いの略語なら、”きもわい”とかとしないといけない。
違和感がある。
それから、”営業”ってよくいうけど、
会社員で、”売り込みをする人”を営業職と言ったり、
芸人が地方でステージをするのを”営業"といったりする。
しかし、”営業”って仕事ということだから、レストランが営業中とか看板がある。
それを言うなら、なんだって、仕事は営業だ。
これもおかしな日本語だ。