今日の試験、うまくいきすぎ、ワロタ | ヨーロッパの片隅で

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昨日、書いたように今日、結構重要な試験があったのだが、うまく行き過ぎて、ワロタ。


昨日も書いたが、今日の試験は僕はパスするつもりでいた。


あるテーマについて、プレゼンをしてから、筆記試験があるという認識だった。


教授は事前に500問ぐらいの問題をくれた。


そこから、15問出るという。


しかし、その問題というのが、こちらの言語で書かれているので、グーグル翻訳で英語に翻訳したが、40%ぐらいは意味不明だった。


すごい量の問題だが、問題をする以前に問題の意味がわからない状態だった。


だから、今日の試験はスルーして、プレゼンだけ終えようと考えていた。


だから、ここ2,3日、その問題に取り組まず、プレゼン準備に集中した。


それが、みごと効を奏したのである。


実は筆記試験はなく、与えられたテーマについてプレゼンをして、その後、教授がそのテーマについて質問するという形式の試験だった。


それだけだった。


もし、その問題に力を入れていたら、プレゼンがおろそかになって合格できなかったかもしれない。


たぶん、事前に与えられた問題は学生に勉強させるための脅しだったのだ。


僕は、ここ2,3日、その試験勉強をせず、プレゼンのテーマに関してだけ集中して勉強していたので、見事合格したのである。


しかも、それだけではない。


プレゼンをする順番は僕が最後だったのだが、僕のプレゼンが終わって、さてどんな質問をされるのだろうか”と思っていると、


時間がないから”と言って、質問なしで合格した。


他の学生には皆、5問ぐらい結構難しい質問をしていたのにである。


しかも、一人の学生はその質問に答えられず、再試験になったのにである。僕は質問なしで合格。


僕が推測するに、その教授は僕の真面目さを評価してくれたのだと思う。


たぶん、この教授はドイツ系ですごく堅物だ。


それに時折、日本人研究者の名前を出して、賞賛していた。


と言っても、日本人びいきなのではなく、その教授が日本人に対して、真面目な国民だという認識をもっており、僕がそれにたがわず真面目だったということだと思う。


どこか真面目だったかというと、実習の時間、決められた時間実習しないといけないのだが、他の学生が水増しして、申告しているのに対し、僕はくそ真面目に申告していたから、実習が誰より長くかかってしまったのである。


そういうのを教授は見ていたのかもしれない。


その再試験になった学生は、よく嘘をつく学生で、実習時間も水増ししていたし、横で聞いていると、その教授にも平気でうそをついていた。


だから、落とされるべくして落とされたのだと思う。


こっちの口答試験はそれができるのである。教授の意志で合否がどうにでもなる。


僕もそれで、教授の意志で落とされたことがある。あれは痛いし、人間不信になる。


僕が教授の意志で落とされたケースは、教授が何かを勘違いして、僕が悪いやつだと思ったのだと思う。誰かの言葉を真に受けたか、何かを勘違いしたか、わからないけど、何か僕に対して認識間違いをしていたようだった。


しかし、こういう堅物の教授は、僕は好きだが、他の学生たちにはかなり評判が悪い。



でも、こういう先生が、たまにでも、いてくれるおかげで、正直者が救われる時があるのである。


でも、こういう合格の仕方をすると、僕に対して、他の学生が嫌な気分にならないか、心配してしまうのも日本人である。